すっかり気付けば秋も終わってしまった感じの札幌。
ですが、例年なら今時期に食べていた「あの食材」や「あの食材」も、不漁続きで出会えないまま。自然が相手なら仕方ないです。
環境や気候の変化には抗えませんが、仕入れ最強のこちらのお店でもメニューに載らないとなると、何だか本当に諸々地球環境もヤバいなぁ…と心配になります。
とは言え。
そんな変化にも柔軟に対応しつつ、札幌ススキノ「本気食聡咲」には様々なメニューが載っております。
個人的に今年のラストアスパラは、豪華な牛肉巻き。ベビーコーンは"ヒゲ"が味わい深い。
お通しがこんな豪華版に。ツブとか椎茸の肉詰めとか色々。コレだけでずっと飲める。
なんて事ない蒲鉾が嬉しかったりします。
なんて事ない様に見えて、実はなんて事なくは無い素敵な蒲鉾なんですけどね。久しぶりに頂きました。
しばらく前に頂いたのですが…
しばらく前に頂いたのですが…
ベビーコーンと肉巻きアスパラ。
個人的に今年のラストアスパラは、豪華な牛肉巻き。ベビーコーンは"ヒゲ"が味わい深い。
個人的に革新的メニューだなと驚いた…
肉巻きエビフライ。
本当に海老を豚肉で巻いてます。これは食べ応えありました。
大人も子供も大喜び。そんな味。
あんかけ焼きそば。
例の「3,000円コース」の締めでしたが、なんせ具材が豪華。
一方、予約して伺った時は…
お通しがこんな豪華版に。ツブとか椎茸の肉詰めとか色々。コレだけでずっと飲める。
すき焼き。
ちょうど良い火の通り加減。茶碗でご飯も頂いて、最後にはプチすき焼き丼に。
チキンカツですね。洋食屋さんのあの感じです。
「どの感じだよ」と言われそうですが(笑)、トマトソースが添えられてたり、チーズが蕩けていたり。そんな感じです。
おつまみカレー。
カレーのルーだけでお酒を飲むのも良いものです。
実は、ススキノでは昔から、おつまみとしてカレーのルーだけがメニューに載ってるお店があったりします。それも「名物」とかになってたりして。でも、溶かしただけのカレールーに焼いていない食パンが付いてる様な、ザックリした感じのも多い(笑)。こちらのはいつも通り手間暇かかっております。
「タンポポオムライス」。
そう聞いて「タンポポが入ってるの?」と思う若い世代の方も多いかも。
これは、伊丹十三監督が食べ物をテーマに撮影した、1985年公開の映画「タンポポ」に登場するオムライスですね。
チキンライスの上に半熟のオムレツを載せて…
皿の上でオムレツに切れ目を入れてバッと開く、今で言うなら「映える」オムライス。
映画では、ホームレスの男性(元コック)がお腹を空かせた子供の為にレストランに忍び込み、見事な手際で作ってみせるのですが、それが本当に美味しそうで。物凄く食べたくなります。
で、この映画が発祥と言われてるので「タンポポオムライス」。
配信もされてる様なので、この映画を観てからマスターに作って貰えば、その味わいも倍増ではないかと。
この時は、洋食屋さんで出る感じのサラダも。
また「どの感じだよ」って言われそうですが(笑)、洋食屋さんのサラダには、色々手間暇かけたドレッシングがかかってたりするのです。玉ねぎ擦りおろしてたり、ホイッパーで丁寧にかき混ぜてたり。その感じです。
フライとか豚串とか載ってますが、さりげなく「らっきょうの豚巻き」も横に。
豚を噛んで、あの甘酸っぱいらっきょうが出てくると一瞬ビックリしますが、これが合う。
言われないで食べるとかなり驚く(笑)。そして目の前でマスターがほくそ笑んでる。
アワビなんて高級食材も、ここでは気軽に頼めるフレンドリーなお値段。
日本酒がすすむ渋い味わい。
コレです(笑)。
いやはや。オーダー通り。短い言葉で伝えても、その全てを感じ取って頂けるとは。ありがたい。
いや、もちろん、マスターの作る通常の手間暇かかりまくりのカレーも好きですし、何度も頂いてますが、たまに変化球も欲しいじゃないですか(笑)。
どんなカレーなのかは、お店のブログを読んでいただければ。しっかり「爪痕」、残りました(笑)。
串カツ。ビールのアテにはこの上なく。
これを齧りつつ、カウンター前のテレビを見つつ「いやぁ、ス◯ーマンのファンの皆さん、本当に凄いっすねー」とボヤきつつ、とあるアイドルが札幌にやってきたことを伝えるニュースを眺めながら、ビールを飲むと言う平和な週末。
春菊とキノコのサラダ。
生の春菊のサラダ。ベーコンと共にソテーしたキノコが載ってますが、つまりはコレがドレッシング。なので、ほんのり温かくも春菊の食感がパリッとしたサラダ。
春菊も下拵えをすれば、素敵なサラダに。
カニも入った卵うどん。
締めにしみじみ味わう、優しいうどん。
今日は確か、朝から「例の場所」に行っていたはずのマスター。
釣果はどうだったんでしょうね…