じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

旭川「自由軒」で五郎さんの足跡を辿る。

2019-03-21 | 洋食

五郎さん。

 

黒板さんの方ではなく。

 

「るーるーるー」とか、「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」とか言わない方です。

 

井之頭さんの方ですね。

 

「孤独のグルメ」の井之頭五郎さん。 

 

その五郎さんも訪れたと言うお店が旭川に。

 

旭川駅から買物公園をしばらくというか、かなり奥まで歩くと、夕闇の中に浮かび上がる行灯が一つ。

その行灯の横の路地に入り込むと

 

赤い看板が目の前に。

 

この壁のメニュー。確かに五郎さんが好みそうな佇まいです。

さらにテーブルのメニューを見ると

燦然と輝く「五郎セット」の文字。外国語でも書いてあるのは、とある国でもドラマが放送されてて、そちらでも人気を博してるからでしょうか。遥々、この味を求めて旭川まで足を運んでるんでしょうね。

 

実際にドラマの中で五郎さんが食べたと言う、その「五郎セット」がこちら。

ホッケフライにカニクリームコロッケと、大きな丼に盛られた味噌汁とご飯。
タルタルソースもたっぷりな、洋食屋さんのフライそのもの。サクサクで身はふんわりなホッケフライと、清く正しいカニクリームコロッケ。
五郎さんはこれをご飯と共に、ガツガツ豪快に召し上がったのですね。そう思うと、味わいも格別。

 

で、「味噌汁」。

 

こちらのお店の名物らしく。

ラーメン丼ぐらいの大きさ。これまた豪快です。

 

具は豚肉にちくわの輪切りと、ネギにポーチドエッグ状態の卵。個性的です。これはこれ単品でおかずとして成立しますね。そしてボリュームもかなりなものです。

 

なので、この味噌汁とご飯のセットもあったりします。

 

洋食屋さんですからオムライスやカレーもあり、看板メニューとしては、それこそ看板に書いてたトンカツや肉ライス(焼肉、ともメニューにありましたが、いわゆるポークチャップらしいです)が有名とのこと。

 

でも、そこでこのチョイスをするのが井之頭五郎。渋いです。

 

基本、各メニューは定食として提供されてますが、おかず単品だったり、コロッケは一個からオーダーできたりするようです。

 

次はその「肉ライス」のおかずのみにカツカレー、なんて感じでオーダーしたいですね。

 

それにしても。

 

結構、お腹いっぱいになりました。

 

流石は、井之頭五郎。

 

その足跡を辿れたのは、いい経験となりました。

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札幌駅の駅弁でも一番の食べ応えであろう「知床とりめし」。

2019-03-18 | 旅行・駅弁
で、帯広へ向かう道中、列車の中で食べてたのが
これ。「知床とりめし」。
鶏肉が大きくて、思いの外、食べ応えが。

 

駅弁と言うと、大抵一個では物足りない(個人の感想です。)のですが、これはそんな事もなく。

 

これでビールが飲めたら最高なのですが、朝の特急の中で朝食として食べるのが殆どで、さすがに飲めない。

 

それだけが口惜しい。

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そうは言いつつも、帯広では「インデアン」のカレーを食べずにはいられない。

2019-03-18 | カレー

そうは言いつつも。

 

しっかり食べてきましたよ。

 

「インデアン」のカツ。

 

「まちなか店」では、遅い時間だとトッピングが売り切れてたりする事も多いのですが、今回はありつけました。

 

何かこう、まるで背脂のたっぷりな豚骨スープで作ったかのような濃厚さ。

 

そしてコレに

薬味をドカッと入れるのが作法だと、帯広方面に住んでた知り合いから言われたので、三種とも全部載せる。

 

やはりこの濃さ故か、特にガリが合うんですね。

 

このカレールーの濃さは好みも分かれるようですが、やっぱりこの唯一無二の濃さこそが、帯広いや十勝の揺るぎないソウルフードたる所以なんですよ。きっと。

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帯広「丸福」で百年の歴史を感じつつ啜る蕎麦。

2019-03-17 | ラーメン・蕎麦・うどん
門構えにも確かに歴史を感じるような。

 

行灯なんて時代劇に出てきそうな佇まい。

 

帯広と言えば「豚丼」、「六花亭」、「中華ちらし」、「インデアン」、「クランベリー」、「屋台村」、「ますや」

 

帯広ならではの「名物」を挙げれば枚挙に暇が無いですが、蕎麦屋さんも素敵なお店がいくつかあるんですね。知りませんでした。

 

こちらのお店は創業大正9年。100年近い歴史がある訳で。確かに店内には、老舗ならではの落ち着きが。

 

そして、名物メニューがこちらだと。

冷やしかしわ。

キリッと冷たい蕎麦に鶏肉が載り、冷たいお出汁が。

 

シンプルですが、これは僕も好きなタイプの蕎麦ですね。

 

なんか、飲んだ後とかに出されたらニヤけてしまいます。

 

そしてもう一つの名物だと聞き、オーダーしたのがこちら。

揚げ玉ごはん。

 

もう、その名の通り。

 

ごはんに揚げ玉、そこへ天丼用と思しきタレをざっとかけてる。

 

揚げ玉には、ほんのりと海老などの風味があるような。

 

つまりは、天ぷらを揚げる際にできた揚げ玉をそのまま使用してるのでしょうか。

 

このザックリ感。お蕎麦のお供にはちょうど良い。

 

お酒のアテのメニューは少な目ですが、理想的なお蕎麦屋さんの佇まい。居心地が良いですね。

 

帯広へ行った時にはまた訪れたいというお店が増えました。

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「AVANTI 1923」でリアル「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」

2019-03-04 | バー

「東京一の日常会話」

「仙台坂」

「教授」

「聞き耳」

「取手豪州」

「南さん」

「ジェイク」

「スタン」

1992年から2013年まで、土曜日の夕方5時に流れていたFMの番組、「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」を語ろうとすると、実に沢山のキーワードが溢れて来ます。

舞台は、東京元麻布にあるイタリアンレストランのウェイティングバー。

仙台坂を歩く靴音と共に始まり、扉を開けると聞こえる賑やかな人々の会話、ジャズのナンバー、シェイカーを振る音やグラスの氷の音そして徐ろに常連客「教授」が「いつもの」お酒をオーダーし、そっとお店のお客の会話に聞き耳を立てる。

番組はこうして始まり、様々なテーマに沿って様々なゲストがお酒を傾けつつ会話を楽しみ、リスナーは教授と共にその会話に聞き耳を立てる、と言う番組でした。

実に多くのファンに愛された番組で、僕も毎週、楽しみにしていました。

そんなラジオのファンがふと、札幌ススキノを訪れて、こちらのお店を偶然見かけて愕然とする、と言う事が結構あるようでして。

何故なら、ラジオと同じ名前のバーが平然と有るわけですから。

AVANTI 1923」は、札幌ススキノでも特に人通りの多い駅前通りに面したバー。

どうしてラジオと同じ店名になり

何故、お店のコースターにはラジオと同じマークが刻まれてるのかは割愛するとして、今も実際、ラジオのファンが訪れているようです。

そしてこの度、おめでたい事に開店から8周年を迎えられたそうでして。

その8周年記念として、懐かしくも嬉しい企画を実現してくださいました。

看板にはラジオが描かれてますね。

そう。ラジオの「AVANTI」を再現。

ファンには感涙モノのイベントです。

メニューには教授の「いつもの」(ジン・アンド・イット)や、ラジオのキャラクター「取手豪州」が毎回頼む「モスコミュールてんこ盛り」など、ラジオにちなんだお酒が並びます。

フードには

ラジオの「AVANTI」が、麻布十番祭りで屋台を出店した際に必ず提供していた、「ペンネアラビアータ」まで有ります。

さらには、店内では昔の放送をBGMとして流してるんですね。

完璧です。

僕も早速、行ってきました。実際にラジオが放送されていた土曜の夕方5時に。

そして「いつもの」をオーダー。

メニュー自体が「いつもの」ですから、恥ずかしがる事なく堂々とオーダーできます。素晴らしい(笑)。

これを傾けつつ、耳には懐かしい教授達の声。

完全にリアル「AVANTI」。ラジオをご存じない方には、中々伝わりにくいのですが、感動に震えておりました。

これは「モスコミュールてんこ盛り」

なるほど、納得。確かにあの取手さんがオーダーしてそうです。ちなみに、大きなモヒート用のグラスを使ってるそうです。

メニューをよく見ると

「本家」のロゴが。徹底しています。

元々、サントリー系のお酒を取り揃えていたバーと言う事もあり、まさにAVANTIの再現と言えようかと。お見事。

ペンネアラビアータも雰囲気出てます。

このイベント、3月10日までやってるそうです。

僕は恐らく、あと数回は行く事になるでしょう。

実は、こちらのお店では、まだラジオのAVANTIがレギュラー放送されていた頃、土曜の五時に流れているラジオをリアルタイムで店内のBGMにしていたんですね。

当時の店長さんの粋な計らいでした。

ラジオの放送が最終回を迎えてから数年。

夢中になったあの「AVANTI」の世界を、数年ぶりに再び擬似体験出来るとは。

実現してくださったお店のスタッフの皆様には、感謝しかありませんね。

コメント (2)
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