遥か彼方に駒ヶ岳。
一年ぶりの長万部の海は、変わらず突き抜けるような青空でした。
またもや『一日散歩切符』を使っての、ローカル線日帰りの旅です。
始発に乗り込み、まずは小樽に。
朝食は小樽の駅弁「海の輝き」をホームで。

ちなみに、行った日はお盆前の平日。通勤通学の皆さんの行き交う横で、ビールで流し込んでおりました。視線が痛い(笑)
列車は山の中を突き進み…
仁木あたりでは、沿線の果樹園の樹々に果物が実っていました。車窓はのどかな田園風景と、山間の風景が順番に入れ替わります。
ニセコアンヌプリもくっきり。
途中の駅には「歓迎ヌプリ号」なんて看板が。
今は、期間限定で「ヌプリ号」と言う特急も走ってるんですね。札幌から小樽経由で、いわゆる山回りで函館まで向かう特急も久しぶり。
車窓を眺めているうちに、程無くして長万部到着。

相変わらず、まんべくんが出迎えてくれました。

長万部駅内に新しく観光案内所が。以前は別棟に案内所があったんですが、「インフォまんべ」にパワーアップしてました(笑)
まず、駅から歩いてすぐの温泉街へ。
源泉かけ流しのお湯が、体に染み入ります。
修学旅行の学生が居て、珍しく賑やかでした。
昼食は前から食べたかった、とある店のカツカレー。これは追々、別の記事で。
昼食後は…

海を眺めながら一杯。波の音を聴きながら飲むビールは最高です。
波打ち際をのんびりと散歩…
この一面に拡がる鮮やかな蒼い眺めは、噴火湾に位置する長万部ならではかもしれません。海に抱かれる感覚。

左右に拡がる両手一杯の海。
ふと見ると、離れた場所に小さい男の子が数人。お母さん達の見守るなか、服が濡れるのもお構い無しに波と戯れていました。
何だか楽しそうだったので、自分も裸足になってしまいました。
一応、数年ぶりの海水浴(笑)
海水や砂浜の感触が気持ち良かったです。
二時間ほど、海を堪能。
やはり、人生には波の音を聴く時間が必要ですね。
今回は小樽に引き返すルート。
小樽行きの一両編成の列車に再び乗り込みます。
車窓からは相変わらず青空。ディーゼル列車の細かな振動が心地よい。
レールの音も、電車とは違って重みがあります。
ウイスキーの小瓶を傾けながら、時々微睡みながら、幸せな時間が過ぎていきました。
小樽に着いた頃はすっかり夕方。
今回は、老舗の蕎麦屋さんにお邪魔しました。こちらも改めて記事に。
思えば、夜の小樽運河には行ったことがなかったので…
夜景より、人力車のお兄さん達の、元気のよいセールストークの印象が強かったです。
(^_^;)
運河沿いのホテルの最上階にバーがあったので、そこで一杯飲みながら上からの夜景も楽しみました。運河が丸見えでした。
近くの屋台村にバルがあったので寄ってみたのですが…定休日(笑)
有りがちな展開で締め括り。帰路につきました。
今年はもう一回はローカル線の旅をやりないなぁ、と思ってるんですが、次は日高ルートか学園都市線辺りでやってみようかなと。
でも、秋のニセコも捨てがたい…
悩んでるうちに、あっという間に秋になるんでしょうけどね。
(^_^;)