じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

『千秋庵』のソフトクリーム。

2015-05-30 | カフェ・スイーツ
札幌の中心部、札幌駅前通りの狸小路とススキノの中間辺りにある、老舗のお菓子屋さん『千秋庵』。

そこで売っているソフトクリームは、時々、急に食べたくなります。

牛乳の濃い味わいはもちろんですが、昔ながらの懐かしい味がします。

何より、看板の焼き菓子「山親爺」が刺さってるのが渋いですね(笑)。

水出しコーヒーなどものむことができます。

ちなみに店内には、地下90メートルから湧いている地下水を自由に飲めるコーナーがありまして。

札幌は元々良い水に恵まれた土地なんですが、まさにこれは都会のオアシスと呼べるのではないかと。

あ。

「ノースマン」も買ってくればよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の『聡咲』~2015・初夏~

2015-05-29 | 居酒屋・和食
札幌を象徴する花、ライラックもその盛りを過ぎてきました。

北国の短い夏の始まりを告げる花ですが、桜同様、例年よりかなり早い開花でした。

今年は果たして、猛暑になるのか冷夏になるのか。いずれにしても、暑さに弱い北国育ちには試練の季節が始まります。

その暑さに打ち勝つべく、この店でスタミナをつけております。

お馴染み、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。

今回も、こちらで最近いただいたお料理をご紹介。

一枚目の写真はおまかせ定食。開店から時間限定で供されていたのですが、この時はトロや甘エビ、シャコなどの刺し盛、毛蟹、餃子、あら汁といった内容。これにドリンクが一杯ついて千円。

最近では数種類の晩酌セット的なものも登場。こうしたセットメニューが増えてきているんですが、ただ、どんなセットになるかは、相変わらずマスターのその日の気分次第です。
(^_^;)

ときこ。

時不知(ときしらず)の筋子。だから、ときこ。時不知は春先に獲れる若い鮭。だから筋子も小さいのですが、その分、味も濃厚。そして、当然希少価値の高い珍味。なかなかお目にかかれません。日本酒のアテにはこの上ない。

…それを、物凄く親しみやすいお値段で提供するマスター。たぶん、他の店ならとんでもない値段でしょうし、そもそもメニューに載りません。
(^_^;)

高いものを頼んで、食べて美味しかったけど本当に普通に高かった…ではなく、まずは北海道の良い食材をとにかく知ってほしいと言う、マスターの美学と言うか男気を感じますね。

アスパラを二皿。



パンチェッタと共に炒めていただいたものと、オーブン焼きにしていただいたもの。

ボイルや天ぷらも素敵ですが、個人的にこの食べ方がおすすめ。オーブン焼きは特に、味わいがギュッと濃縮されますよ。

鴨ロースト。

他の店のローストは変に水っぽかったりするんですが、こちらのはしっとり柔らかで、噛み締めるヨロコビに溢れる味わい。濃厚ながらも臭みはないと言う絶妙さは、どうやら焼き方に秘密があるようです。

更級蕎麦とカツ丼のセット。

蕎麦がメニューにあったので「蕎麦屋さんのランチっぽく」とお願いしたら、この上なくイメージ通りの蕎麦セットが。

しかも。

カツ丼は牛カツ&トロロ丼。マスターは常に、客の想像以上の着地点を目指します。
(^_^;)

「牛タンとトロロが合うなら、この組み合わせも合うはず」と言う発想だったそうですが、その計算は素晴らしく大正解でありました。ありがたや。

ソイ茶漬け。

鯛茶ならぬ、ソイ茶。熱い出汁をかけることで半生状態のソイの切り身は、プリプリ感が官能的。ネギや白ゴマなどの薬味が、さらにその食感を弾ませます。

余市沖ヒラメの梅ダレ薄造り。

この食材を、まるでサラダのように使う贅沢。カルパッチョより、やはり口に馴染みのある梅風味なのが嬉しい。あらゆるお酒に合いますね。

ここで念のため、別の記事でも載せましたが…

こういう、昭和世代にはたまらない肉もでます、と言うことで(笑)。



このお店に来た方の中には「他の人に教えたくない!!」と、思う方も多いようで、そのお気持ちは私もよ~く解ります(笑)。

そもそも、入り口からして入りづらいですし。
(^_^;)

勇気を振り絞ってたどり着いた隠れ家を、易々と他人に教えたくないのは人情。

でも、少なくともどうか本当に大切な人には是非教えていただきたい。

僕も、とある方が「あ太郎さんには、絶対にここの料理を食べて欲しい!!」と、熱い情熱と共に紹介してくださったのがきっかけで、この聡咲を知ったんですよね。

そのお陰で今回の「ときこ」のように、他のお店では体験できないような食材や、食べて幸せになれる料理との出会いを沢山果たしているわけで、その紹介してくださった方にはもちろん今も感謝しています。

むやみやたらと不用意に、他人に紹介するのは無論、別として…

何より、マスターの作るお料理を独り占めするのはもったいなさ過ぎる。

…と、僕は思うのですが…

どうでしょう?
(^_^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もワインガーデンの季節。

2015-05-24 | 美味しいイベント
札幌の初夏を彩るライラック。

そのライラックが咲き誇る大通公園の七丁目では、今年も「ワインガーデン」が開催されています。

「ライラックまつり」のイベントの一つですが、すっかり初夏の名物イベントに。

北海道各地のワイナリーから、自慢のワインが大通公園に集結。

道産ワインを存分に楽しめます。

ワインに合う道産チーズや、様々なおつまみの屋台も充実。

土曜だったせいか、激しく混みあっていたので、食べ物は今回は諦めました。
(^_^;)

でも、青空の下で傾けるワインは格別です。

テーブルやカウンターはもちろんあるのですが、芝生の上でシートを広げて、ピクニックのようにリラックスしながらワインを楽しむ人も。

ほろ酔いになったら、そのまま昼寝してる人も居ました(笑)。

今、北海道は一年で一番爽やかな季節。カラリとした風に吹かれながら飲むワインは、本当に爽快な気持ちにさせてくれます。北海道以外の方々にも楽しんでいただきたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「タンドリーレストラン アサ」

2015-05-17 | カレー
先日、とある番組で紹介されてまして。

最近「ナン」を食べてないなぁ、と思っていたのもあり、しかもお店は長沼町にある。

長沼町は年に何度もドライブで訪れる、勝手知ったる町…のつもりでした。知らなかったのは痛恨。もっと早く知るべきでした。

お店にはネパールの国旗が。そしてネパール出身と思われるスタッフさん達。

店内には、(行ったことは無いですが)ネパール感を感じる装飾が施されており、異国の雰囲気を醸し出しつつも、小上がりの席もあったりして妙に落ち着きます。

一枚目の写真がまず最初に戴いた、ラムカレーにナンとタンドリーチキンなどがついたセット。

インドやネパールのカレーは、やはりラムカレーに尽きます。

辛さは中辛にしましたが、食べてるうちに舌が麻痺して味が解らなくなるような辛さではなく、体がシャキッと活性化するような優しくも刺激的な、ちょうど良い辛さ。その奥には甘さも感じます。

ラムの柔らかさも嬉しい。素材とスパイスを丁寧に活かした感じが素敵。他のお店ではたまに乱暴なカレーというか、あらゆる味が喧嘩してひたすら辛いだけのカレーを出されることがあるんですが(笑)、こちらはそんなことはありません。バランスが良いんですね。

ナンは追加料金で注文できる、チーズナンにしていただきました。

ナンでチーズを挟み込んだものなんですが、これだけで一品料理として十分成立します。高温で一気に焼き上げるから、ナンとチーズの一体感が半端なく、とろけるチーズはナンに包まれて蒸し焼き状態なので、旨味も水気も封じ込まれていて、何だか瑞々しさすら感じます。

さらに、嬉しいことに普通のナンはおかわりができます。普通…というか変わり種のナンもおかわりができると言うのでお願いしたのが…

黒いナン。

ビジュアルがなかなかですが(笑)、食用の竹炭を練り込んであるそうです。心なしか、普通のナンと比べて香ばしさがアップしている…ような気が。

カリッとしつつもモチモチとしてる、あの素敵な食感です。

カレーも単品でもうひとつお願いしました。

ほうれん草とチキンのカレー。

これもとても円やかでした。野菜の甘味が腰を据えてます。この甘さがチキンの旨味を引き立ててます。素材の組み合わせの勝利。

食後にはチャイを。スパイスの利いたミルクティーですが、これがまた優しい味わい。体に取り込んだ辛さを鎮めてくれます。しかも甘くないのが嬉しい。一応、砂糖はつけてくれますが、これは砂糖無しで飲むのが正解。ミルクの柔らかな甘味だけで十分。

温泉に行った直後だったので、最終的に汗がドカドカ出ました(笑)。代謝が上がる感覚が気持ち良い。スパイスの効果もあってか、体も心もスッキリしました。

出された品々は、札幌でも人気になるようなものばかり。

何故、長沼にここまで本格的なネパールのカレーのお店があるのかと、最初は不思議だったんですが、案外、温泉がすぐ傍にあるからなのかも。

もちろん、長沼は農業や酪農が盛んな地域にあるので、優れた食材を手に入れやすいということもあるとは思いますが。

お店の場所は長沼の温泉からは車で五分ほど。湯上がりで、すぐにカレーが食べられる距離。温泉で体を活性化して、すぐに今度は内側から活性化。

豊平峡にもカレーで有名な温泉がありますが、この組み合わせも体に良いことづくめなのは間違いないですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『牛小屋のアイス』

2015-05-10 | カフェ・スイーツ
由仁町にある、アイスクリームのお店。

何度となく通っております。

牧場にあるので、自然豊かでのどかな風景の中、アイスをのんびり味わえます。

毎朝、新鮮な牛乳から作られるアイスは、甘さもさっぱりしています。これに様々なトッピングを冷たい板の上でまぜこむ「まぜまぜアイス」が特に人気。

休日などは、行列で二時間待ちなんてのもよくあります。

この「まぜまぜアイス」を作ってくれるのが「やっちゃん」。

かなりなインパクトと元気の良さですが、やっちゃんに会いたいがために通ってる方も多いかと。僕もそうですが。

一枚目の写真はそのまぜまぜアイスの一つ。

「魔女アイス」なんてやっちゃんは仰ってましたが、カシスのアイスをベースに、チョコやベリー系、ナッツを混ぜたもの。甘酸っぱい中にチョコの苦味が利いてきて、何とも素敵。大人の味でした。

まぜまぜアイスはオススメのレシピも用意されてますが、僕はもっぱら、ベースのアイスとだいだいの味の感じのリクエストを言って、あとはやっちゃんにお任せでお願いすることが最近は多いです。

この魔女アイスとは対局の味を、と続けてお願いしたのが…

イチゴとカスタードを活かしたアイス。基本、イチゴを入れていただくことが多くて、その度に「体型に似合わない」とやっちゃんから冗談で言われてしまうのですが(笑)、甘さと酸味のバランスも絶妙な逸品でした。

さらに、今年の新作のひとつ。

「アイスのブーケ」もいただきました。

こちらは、これまたいつも元気なスタッフさん達が作ってくださるのですが、最初から様々なトッピングを混ぜてあるアイスも幾つかありまして、それを二種類にソフトクリームを合わせ、フルーツのソースをかけたもの。

まさに「ブーケ」。美しいです。

年々人気が高まって、行けば沢山のお客さんがいる事が多く、やっちゃんやスタッフの皆さんとゆっくりお話することも最近はままならなかったんですが、この日はゴールデン・ウィーク前の平日で、ゆっくりすることができました。

やっちゃんやスタッフさんの笑顔と、素敵なアイス。そして優しい自然。

毎回、毎回、このお店では沢山の元気をいただいてますね。ありがたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする