じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

春の気配@ススキノ「AVANTI 1923」

2014-02-28 | バー
豪快です。

バーのカウンターの中に桜が。

ススキノの一角に春が来ました。

「今年は北から桜前線が下りていきますよ!」

と、語る店長さん。

相変わらず、素敵な男前っぷり(女性かつ美人)。

まもなく三周年。おめでとうございます。
m(__)m

小樽・バル「Collage」

2014-02-24 | バール(バル)
函館や釧路、稚内などもそうですが、港町は昔からあらゆる地域の人やモノが集まるからか、実に様々な料理の店があり、かつ、独自の食文化が根付いているように思えます。

その最たるは、小樽。

掘り下げれば底無しのように、実にバラエティに富んだ料理と店が揃っている印象があります。

中々足を運べないのですが、行きたい店は和洋中、イタリアンにフレンチに焼肉、蕎麦、さらにはピザやハンバーガーやカツ丼に至るまで、いくらでもあります。老舗も新しい店も、魅力たっぷり。

どうしても小樽と言うと寿司。

でも、僕は小樽で寿司を食べたことは実はありません。
(^_^;)

この奥深い食文化の小樽に、奥深いバルが。

中心部のアーケードからヒョイと横道に。

居酒屋などが並ぶ小路に、そのバルはあります。

木目を活かした店内と、優しいライト。温もり溢れる空間。

もう、十年以上はお世話になってるバーテンダーさんが、アメリカなどでも働いていらっしゃったと言うシェフとタッグを組み、最近開店した店です。

お料理も本格派にして、酒呑みのツボを突くものばかり。

おつまみを色々盛り合わせたもの。自家製ポークジャーキーにレバパテ、オリーブ、キノコのマリネにオススメのチーズなど。

この佇まいに、ニンマリしない酒呑みは居ないのではないかと。

レバパテがあまりに気に入ってしまったので…

単品でも注文。臭みはなく、旨味だけを凝縮したようなそのレバパテは、実に柔らかな味わい。まるで程よく空気を含んだ、ケーキのバタークリームのように仕上げられ、舌の上に載せればすぐにフワリと旨味がほどけるように溶けて、口の中にドドッと拡がります。

…すみません、レバパテにはうるさいんです。
(^_^;)

久しぶりにレバパテで至福の時間を過ごしましたよ。これは他のお料理も間違いない証し。

すっかり写真を撮り忘れてバクバク食べてしまったんですが(笑)、倶知安産のジャガイモで作ったジャーマンポテトが、もうベーコンもポテトもカリカリの、ベーコンの旨味も染みまくりだったので、もう一品ジャガイモで何かを、とお願いしたら…

ビネガーを利かせたトマトソースで仕上げたものが。

次々と、ツボを突いてきます。お酒を呑む、その中盤で正しく欲しくなる味。その酸味で口の中をさっぱりさせつつ、酒を加速させるジャガイモの旨味と甘味。

これでずっと呑んでましたよ、実際。

そして、これまた酒呑みの癒しのような逸品。

アメリカ仕込みなんでしょうか。このホットドッグ。甘めのソースがまず素敵。香りも食感も素敵なパン。そして、噛むと肉汁がプチンと弾ける素敵なソーセージ。

…素敵だらけのホットドッグ。

しみじみ噛み締めました。

そして。

もちろん、お酒も。

一枚目の写真は、ジャックローズというカクテルをロックスタイルにしていただいたもの。

普通のバーテンダーさんであれば、ウイスキーで使うグラスに普通の丸氷をいれるか、シェーカーの氷を入れて注ぐと思うんです。

でも、このジャックローズ、小さめで若干の丈のあるグラスに、小さめの丸氷を入れて注いでます。

すると、最初は沈んでいる丸氷がしばらくすると徐にプカリと可愛く浮かぶわけです。

それはまるで地球のよう。氷の周りのグラデーションも美しい。

実は、ススキノのバーのバーテンダーさんにもこの写真を見ていただいたのですが、一様に驚いてました。

この「演出」、実際に飲んだ自分もすっかり魅了されました。それは客を思うお気持ちの現れ。ありがたい。

こちらでカクテルを頼むお客さんは少ないようなんですが、バーに通いつめた方には、カウンターの上の道具やバックバーで解るはずです。

ぜひ、カクテルも味わっていただきたい。

開店から数ヵ月なのですが、「ただいま~」なんて言いつつ入ってくる常連さんも既に。

自分は客の一人に過ぎません。

でも、このブログのブックマークにもあるとおり、自分が全幅の信頼を置くバーテンダーさんが、このシェフをパートナーに小樽で闘っている。

それだけで嬉しくなってしまった夜でした。

最近の『聡咲』~2014・立春~

2014-02-15 | 居酒屋・和食
札幌は雪まつりも終わり、いつもの週末に。

大通公園には、雪像を取り壊した後の雪が積み上がっています。これが溶ける頃にようやく春がやってきます。

今は、植物達も春の芽吹きの時期に向けて力を蓄えているところ。それは人間も同じ。

力を蓄えるには食べなくては。

そんな訳で、またススキノの「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」に足が向くわけで。

一枚目の写真は、メニューに十勝牛のハンバーグとカレーがあったので合体していただきました。

毎度ながら、エース級のメニューの共演。ハンバーグを割ると肉汁がカレーに広がり、味わいがさらに深く。

ニシンの刺身。

輝く身は、その歯応えが違います。噛んだ瞬間に抵抗を感じ、後は滑らかに旨味がほどけていきます。

何故か、ホタテと金目鯛の刺身が横に(笑)。こちらも新鮮にして絶品。

道産コーンの入ったウインナー。

噛むとプチンとウインナーが弾け、さらに噛み締めるとコーンがプチプチ。ビールの親友。

焼き鯖手鞠寿司。

突然、こんな寿司も出てきます。焼き鯖にはタレも塗られていて、手間のかけようは寿司屋さんと変わりません。

イカ下足唐揚げ。

立ち姿もスッとしていて素敵。それは、カラッと揚げられた歯応えの良さの証し。サクサク、カリカリ、そしてジュワッとイカの旨味が。ビールの心の友。

インスタントラーメン。

手間をかけた作り方は変わらず、ちゃんとひいた出汁でスープの素を溶かし、麺の茹で加減もシコシコ。

そして具には…タラバ蟹、ホタテ、ホッキ貝がどっかり。これで530円。相変わらずのハイパーインスタントラーメンでした。

ボタン海老。

何か、海老とは思えない逞しさ。でも、トロリと海老独特の甘さが。

ロールキャベツ。

野菜の甘味と、肉の旨味が優しく寄り添うスープ。ロールキャベツを割れば、そのスープが染み込んでいきます。そこを口に運べば、体中に滋味が拡がっていきます。

サーロインステーキ。

デカ過ぎて、写真を撮るのに苦労しました(笑)。塩コショーでカリッと焼き上げ、中はミディアム。ピリッとした薬味を付ければ爽やかな後口。

麻婆豆腐丼。

麻婆豆腐がメニューにあったので、いずれにせよ白飯を頼まないことはあり得ないので(笑)丼に。

後からじわじわくる辛さ。その旨味の全てが染み込んだ白飯。



…最近の記事では、肉ばかりでしたが、今回は多少良いバランスかと。
(^_^;)

これから春に近づけば、また一年ぶりに出会う春の食材がメニューを賑わせることでしょう。

楽しみです。

明日から雪まつり。

2014-02-04 | 日記
明日より、札幌では雪まつりが開催されます。

今年も沢山の雪像が大通公園に。

前夜ではありますが、既にライトアップされていました。

特に人気になりそうなプロジェクションマッピング。








雪像に大迫力の映像が投影されていました。

メイン雪像。

アスリートがテーマらしく。

もう一つのメイン雪像とも言える…

初音ミクの雪像、通称「雪ミク」さんは最終調整中でした。

ガチャピンや…


氷像も多数。




既に、日本各地はもちろん、世界各国から見物客の皆さんが。

…雪で滑るので、足元だけはお気をつけくださいね。
(^_^;)