
「ライラック通りのお店だったら、この暑さだと厨房のマスターはもちろん、客も暑さにヤラれてましたねー。」
「いや、でも最後の1ヶ月だけクーラー付いてたんだよ、前の店。」
「…え。全然覚えてないです。マジっすか。」
「それがさー…(以下割愛)」
そんな会話を、クーラーの利いた今のお店で呑気にしてしまうほど、今年の北海道は異常な暑さでした。
実際、前のお店ではとても過ごせなかったでしょうね。流石に。
とは言え。
九月も終わりが近づくと、ようやく秋らしい気温になりホッとしております。
そんな訳で、今では猛暑だろうとすっかり快適さが増した、札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。そのことに感謝しつつ、頂いたお料理の数々をご紹介。

牛肉のミラノ風カツレツ。
急に食べたくなりまして。あの「アスパラのビスマルク風」以来となる、リクエスト料理。
粉チーズが混ざったパン粉でカリッと揚げ焼き。そこへレモンをギュッと絞って。肉の旨みをコレでもかと感じます。

ポテサラ。
洋食屋さんで出てきそうな、かなりのポテンシャル。ゴロッとした具材をさっくりと混ぜてます。お酒のアテとして作られた、大人味。


時知らずのハラス。
ギリギリ食べられましたね。最近では海の様子も変わったらしく、いよいよ貴重品。


コロッケ。
もう、なんて事ないのがこの上ない。そう言うコロッケ。ちなみにこの日のお通し。


カツサンド。
久しぶりでした。相変わらずの食べ応え。未体験の方は是非ともオーダーしてみて頂きたい。

フランス料理で「クネル」ってあるじゃないですか。グラタンのような、はんぺんのような。恐らく、それ。
上品な味わいでしたよ。


カレーも久しぶり。キーマタイプのカレーですが、よーく見ると、聡咲マニアにはたまらない「スケキヨスタイル」。

冷やしトマトもひと手間、ふた手間。皮が剥かれているので、食感が違います。


皿で食べるすき焼き。
割下のいい香り。最後は卵ごとご飯にかけて頂きました。

夏野菜の煮浸し。
もしかすると…「夏野菜」と言うキーワードに、妙に反応するカテゴリーのお客さんが多かったんですかね、この頃。


鯖味噌。
コレまた久しぶり。聡咲のサバ味噌は、サラリとした味付けが特徴です。


北海シマエビ。
これもギリギリ食べられました。道東で獲れる、ご馳走。濃厚な味わいはビールにピッタリなんです。


生春巻き。
野菜もたっぷりなのがありがたい。昔から何故か、生春巻きがメニューにあるとお願いしてしまいます。
野菜もたっぷりなのがありがたい。昔から何故か、生春巻きがメニューにあるとお願いしてしまいます。

再び、ポテサラ。
サラダ菜が良いですよね。レタスではなく、あくまでサラダ菜ってのが、正統な洋食屋さんスタイル。
…の様な気がします。


豚の生姜焼き。
聡咲に通い始めた頃からマスターは、「生姜焼きの正解が分からない」とボヤいておりました。なので、お願いするたびに、スタイルも変わる。今回は厚切り肉で。
ちょいちょい、映っていた「フィギュア」。今もカウンターにありますが、これはとあるローカル局で水曜深夜に放送されている、とある番組の最新作とも縁深いそうで。
この再現度の高さに、僕も感服しまして。色合いとか、文字のフォントや配置、光の加減。半端ないです。
このミニ行燈の経緯など、詳しくはマスターまで。
でも。
マスターは昔から、「あの番組」自体にはあまり興味がありませんので、その辺りはお忘れなく(笑)。