以前から、伺ってみたいと思ってたんです。
長沼町の小高い丘に立つ「インカルシ」。
佇まい自体が美しい。
暖炉の炎。
ゆっくりと時を刻む振り子時計の鐘の音。
そんな落ち着いた空間で供される、丁寧に淹れられた一杯のコーヒー。
そして、手作りのパン。
見た目よりずっしりくる豆パンは、むしろ甘さを控えたスイーツのよう。
目の前には、程よい絶景。
この程よさが良いんです。
これ見よがしな絶景ではないんです。
寄り添ってくれる感じ。
これは、こちらのお店の全てに共通してるような。
それは、お店のドアを開けて上品なマダムが迎えてくださる瞬間から、既に始まってました。
時がゆったりと流れる心地よさ。
そんなひとときを味わえました。
ピザやケーキもありますが、ここはまずはパンですね。
そのパンとコーヒー目当てで、また行きたくなる。
今までにない、再訪の動機です。