じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

札幌「やきとり料理店marco(マルコ)」の密かな楽しみ。

2024-10-10 | 焼き鳥
入り口に可愛いソフトクリームの模型がありますが、焼き鳥屋さんです(笑)。



本当に久しぶりに訪れた「やきとり料理店marco」さん。札幌の大通公園を西側に進み、公園が途切れた少し先辺りのエリアにあります。

「ご無沙汰してすみません」などと言い訳しつつ、まずは赤星。グラスも可愛い。

二条市場の「のれん横丁」時代からの名物だった、鶏レバーのパテ。トーストされた熱々のパンと共に。旨みが蕩けます。

生ラム。これまた旨みが濃い。そして柔らか。実は後でもう一本、オーダーしました。

ブドウとモッツァレラのサラダ。意外な組み合わせですが、ブドウの甘さと風味が、ほのかな塩気を纏った野菜やモッツァレラとよく合います。

ここからは定番メニュー。


鶏精、皮、豚精はタレで。

個人的には定番メニューとなった、生ピーマンと豚味噌。鶏味噌と共に供される時も。生ピーマンの痛快な美味さを知ったのも、こちらのお店でした。

噴火湾産のホタテの串焼き。歯応えの良いホタテは、噛み締めると甘みすら感じます。

手羽先も食べやすく下処理されてます。

いつも、お料理のひとつひとつに丁寧さを感じます。


そして、もはやこれで締めずにはいられない…
ソフトクリーム。焼き鳥明けのソフトクリームほど、幸せなものはありません。

あまりに美味しそうに食べていたからか、奥で焼き鳥を焼いていたご主人から、複雑な顔で見つめられてしまいました(笑)。

もちろん焼き鳥も最高でしたよ、と、また言い訳じみた事を言ってしまうのでした。まぁ、確かにこちらのお店のソフトクリームが、密かな楽しみになってはいますが。

でも、想像してみてくださいよ。

素敵な焼き鳥をたらふく食べて、すぐさまソフトクリームですよ。

至福です。

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復活の札幌西14丁目「やきとり料理店marco」。

2024-03-16 | 焼き鳥
元々は、札幌大通のテレビ塔近くにあった焼き鳥のお店、「マルコ本店」。

遡れば、二条市場の「のれん横丁」にあった頃から通っていたお店なのですが、昨年、大通のお店が閉店となり、しばらく「焼き鳥難民」と化していた訳です。

お店のご主人(愛称「BOSS」)からは、移転の予定だと伺っていたのですが、なかなか移転先の情報が入らない(笑)。

ヤキモキしてたら、ある日、たまたま大通でスタッフさんと遭遇。

まもなく移転先でオープン予定との、待望のニュースを聞き、その日を待っていたら…

昨年秋ごろに、大通公園の西端からしばらく西に行った辺りの、西14丁目に「やきとり料理店marco」として、移転オープン。




小粋な外観に一瞬、怯みましたが(笑)、札幌のオシャレなものが集まる「円山」に近くなったら、やはりこうなる訳かと、妙に納得しつつ店内へ。






内装もやたらとオシャレで、また怯みました(笑)。

今回のお店も、ご主人自ら手がけた内装。「棟梁」と呼ばれてるくらいですから、何ともお見事。

移転後、しばらくはランチ営業のみでしたが、その後、夜営業も開始。そのタイミングで伺うと…

瓶ビールにお通し。お料理も更に洗練されてるのが、お通しからも馴染んでおりました。

豚串。

鶏精。

炭火で炙られた焼き鳥の味わいも、更に洗練。焼き加減は絶妙。

大きめで食べ応えがあって、丁寧な仕込みを串から感じるのは変わりません。

長年、信頼し続けているご主人の逸品。


このメニューが復活したのは嬉しかったですね。
鶏レバーのパテ。二条市場時代からの名物。前のお店では、一時期、メニューから消えて居ましたが、グランドメニューとして復活。

濃厚な旨みがたまりません。

手羽先も、食べやすいように下拵えされてます。ここまで食べやすい手羽先は他には無いのでは。

蓮根の挟み焼き。一品料理はどれもこれも、酒呑みのツボを突きます。

白カビのサラミ。
おつまみもオシャレにアップデート。

チーズつくねも抜群の食べ応え。

さらには、まさかのソフトクリームまで初登場。かなりクオリティの高いソフトクリームですが、このサイズ感が良いですね。ランチや飲んだ後の締めに欲しくなります。

後日、再訪。

創作串もあります。
鰻とキュウリを交互に刺して炙った、ウナキュー串。鰻の白焼の旨みと、火が通ったキュウリの歯応えが癖になります。

芋もちベーコンも、香ばしさがたまりません。

ササミの梅。これも昔からいつも頼んでました。

他にも色々いただきつつ…




締めにはコレを。
「鶏粥」のセット。これも新メニューで、ランチでも提供されてるのですが、濃厚な鶏の旨みが溢れるお粥でした。

焼き鳥や小鉢も付くので、これは昼呑みにもこの上ない。


さらに後日、と言うか最近も伺いまして。
彩り鮮やかな、金柑とルッコラとわさび菜のサラダ。塩とレモンの酸味だけで食べる、シンプルさが嬉しい。

鶏レバーのパテはブルスケッタで。何枚でも食べたくなります。

手羽先は更に食べやすくなってました。パリパリで肉汁が溢れます。

焼きニシンとウドの酢味噌。こう言う、酒呑みが泣いて喜ぶアテがメニューに並ぶのは、昔と変わりません。ありがたい。

ひな皮にはゴボウが一緒に刺されています。もちろん、パリパリ。

ゴボウとの食感の違いも楽しい。

カマンベールチーズ入りつくねのベーコン巻き。

噛むとチーズと肉汁が渾然一体となって溢れます。

今回の締めは親子丼。

鶏は炭火で芳ばしく炙られ、卵でとじて、さらに温玉も。素晴らしい。

ソフトクリームもアップデートされてました。
追加でリキュールやシロップを頼める様に。今回は抹茶のリキュールをオーダー。

至福。

ちょっと札幌中心部からは離れましたが、変わらぬおもてなしにホッとします。







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創成川の桜を愛でつつ「マルコ本店」へ。

2022-04-29 | 焼き鳥
札幌テレビ塔近くの創成川辺りに咲く桜は、結構終盤になってました。


そんな桜を愛でつつ、近くの「マルコ本店」へ。

今回は「梅キュー」から。

これさえあれば、酒呑みは安心します。

ササミの梅に、ひな皮の塩。

ぽんじり牛蒡と、鳥精を共に塩で。

豚精と、カシラはタレで。

いつも通り、ビッタビタに絶妙な焼き加減です。

イカ刺しも。山わさびがたっぷり。

締めにはつくねを塩で。

噛むと肉汁が溢れました。

今回も、お見事な品々でございました。


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お久しぶりの「マルコ本店」。

2022-04-17 | 焼き鳥
「アレ」もようやく、終わりましたので。

お久しぶりの「マルコ本店」で焼き鳥です。
前菜はささみの梅。

生のピーマンに、自家製鶏味噌とマヨネーズを載せて。

冷たくシャキッとしたピーマンは、歯応えも爽やか。

苦味よりも、むしろ甘味すら感じます。

おつまみには最高。

豚精肉ですとか…

パリパリ鶏皮をタレで。ぬれ煎餅の様な食感。

赤星とも合います。

カシラなんて、珍しい部位も。

砂肝に胸肉。胸肉はタレ派です。

揚げ納豆。油揚げに納豆を挟んで、香ばしく。


プチトマトは、炭火で炙られて甘さが増しています。
つくねは、あえて塩で。

名物の「つくめし」が暫くお休みとの事で、今は数種類の焼きおにぎりがあります。

塩辛バターが載った、背徳の味(笑)。

カウンターで焼きたての焼き鳥を頬張り、冷たいビールで流し込む。

格別。

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お久しぶりの「マルコ本店」のカウンターで、焼鳥に舌鼓を。

2021-10-14 | 焼き鳥
しばらく、テイクアウトも含め、閉店なさってたので、こちらのカウンターに座るのは久しぶりです。

まずは、冷奴でビールを。

札幌テレビ塔の麓辺り、大通公園からほんの少し南に位置する、焼き鳥の「マルコ本店」さん。

二条市場の「のれん横丁」にお店を構えてらっしゃった頃から、もう十数年、お世話になっております。

僕の知る限りですが、ここまで諸々の「対策」を徹底してるお店はありません。

そんな誠実さはもちろん、お料理にも現れます。


豚精と、いも餅ベーコン。

ささみの梅、砂肝、ぽんじり牛蒡に、鳥精。


生ラムとぎんなん。


手作りのがんものおでんと、名物「つくめし」の梅カツオ。

つくねにご飯を混ぜて焼き上げたのが「つくめし」。これは特に、他には無いメニューですね。

肉汁を感じる焼きおにぎり、という感じでしょうか。


普段は、つくめしで満足してしまうのですが、久しぶりだったせいか、勢いでお茶漬けまでお願いしてしまい。

いわゆる、出汁茶漬けですね。岩海苔がたっぷり。

焼き加減や、その塩加減など、丁寧かつ誠実な仕事を感じる品々です。

ご馳走さまでした。


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