じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

物凄く久しぶりに予約無しで座れた新札幌「とり久」。

2024-04-11 | 居酒屋・和食
すっかり人気のお店になってしまいまして。

新札幌のガード下でお店を営んで、もう20周年だそうです。おめでとうございます。

そんな訳で「とり久」に行く時は、例え一人でも予約するようになってしばらく経ちます。

昔はまだ、一人ならふらりと行っても座れたんです。

開店したばかりの、まだお客さんが自分だけのカウンターで、静かに瓶ビールを飲みつつ、焼き鳥が焼き上がるのを待つ…呑兵衛にはこの上ない贅沢な時間を過ごせたものです。

今はもう、そんなこともなかなかできません。飛び込みはまず無理。

ただ。

ある日、新札幌で用事を済ませてたら、ふと財布にこのお店のドリンクサービス券があるのを思い出し。

昨年末、恒例の「年末一人忘年会」(笑)を「とり久」でしてたら、ご主人が20周年のお礼ですとくださったんですね。

見ると、有効期限が近い。

ダメ元で行ってみたら…

入れました。やってみるもんです。

そんな訳で、ホタテにマグロにヒラメのお刺身を早速堪能。

焼き鳥屋さんですが、刺身もいつも素晴らしい。

これを食べてたら、続々とお客さんが来るのですが、予約無しの方は次々と断られてまして。

つまり案の定、他の席は予約済み。最後のたまたま空いてた「ひと席」に座れたんですね。運が良かった。

山菜のメニューもお目見えしてました。
ウドとホタルイカの酢味噌。

なんか、多分毎年食べてる気がする。
 
これも春のメニュー。
サクラマスの唐揚げ。

しっとりした身がなんとも味わい深い。和風のタルタルソースがよく合う。

下には水菜が敷いてあるのですが…

普通のお店なら、唐揚げを安定させて盛り付けるために、ただ単に切った水菜を敷くだけですが、「とり久」はこの水菜にもポン酢で軽く味付けしてたりします。この辺りが流石のとり久クオリティ。


キャベツの浅漬け。

浅漬けにも、センスの良さと言うか、上品さを感じます。

これをつまみつつ、待っていたら…
炭火で焼かれた焼き鳥が。

ひな皮と鶏串。

パリッとしつつも、噛み締めると旨みが溢れる。丁寧な仕込みを感じます。相変わらず絶妙な焼き加減。

これも、春先に毎年食べてますね。
そら豆の炭火焼き。

サヤを開けると…
艶々。ホッコリした食感です。春の味ですね。ビールがこの上なく進みます。

ササミ焼きも。梅が載ってます。もちろん、焼き加減もバッチリ。表面は芳ばしく、中はしっとり。


これは、季節に関係なく毎回頼んでしまう…
黒豆チーズといぶりがっこ。

幾何学模様が美しい。

ご主人が一生懸命練り上げてる姿をたまに見かけますが、手間暇かけた味がします。

おでんもチーズを。
カマンベールチーズの天ぷらのおでん。

揚げ出し豆腐のような感じですが、噛むと中のチーズが蕩けます。

もしかしたら、カマンベールチーズの一番の食べ方かも。

締めは…
おでんの出汁で作ったという、卵とじうどん。

最高の締めくくりでした。

新札幌にお越しの際に、もし「とり久」に行くなら、しつこいですが(笑)予約必須ですよ。






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