じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

由仁町「牛小屋のアイス」は秋風と共に去りぬ。

2019-11-11 | カフェ・スイーツ


11月の晴れた日曜。


寒空ながらも由仁町の「牛小屋のアイス」は混み合っておりました。


11月4日で今シーズンの営業が終わる、というアナウンスがあり、しばらくして、もう一つのお知らせが。

今年はやっちゃんの「お一人様まぜまぜアイス」は休止となっていたんですが、ラスト1週間だけ復活すると言う、ファンとしてはかなりビッグなニュースも飛び込んできた訳です。


もちろんこの一年、やっちゃんは「お一人様」以外の接客を、他のスタッフさん同様にされてまして。お店に行けば、やっちゃんとお会いできない事なんて無かったんです。


でも、一人一人のお客さんに、完全にたった一つのカスタマイズアイスを出す「お一人様」復活を望む声は強かったのでしょう。

そして、その吉報に気合が入ったお客さんも多かったらしく、「お一人様」目当てにかなりの早朝(深夜?)から並んでた方も相当いらっしゃった模様。




僕がお店に着いたのは午前中だったんですが、とっくの昔に「お一人様」の受付は定員に達してました。

予想はしてましたけど。
σ(^_^;)

なので、いつものイチゴのアイス二つにピスタチオのアイスと…


太陽ボウルを。キャラメルポップコーンとナッツが、甘さも爽やかなソフトクリームにドカッとかかってます。


これでまた、春先まではしばしの別れとなりました。名残惜しいですが。


「お一人様まぜまぜアイス」はその美味しさはもちろんですが、アイスを混ぜてゆく工程の最中、やっちゃんとゆっくり話すのが楽しいので、むしろそれが一番の目的になっていたお客さんもかなり多かったはず。そりゃ皆さん、気合いを入れて並びますよね。


スタッフさんの中には、ご家庭の事情で今年で引退なさる方も。お疲れ様でした。

そして、やっちゃんを始めとする「牛小屋のアイス」の皆さま、今年も美味しいアイスと楽しい時間をありがとうございました。

また来年、お会いできるのを楽しみにしてます。



旭川「自由軒」にて自由に食す。

2019-11-04 | 洋食
旭川駅から伸びる買物公園の奥。

更にそこから伸びる路地の奥。

ポッカリと浮かぶ、赤い看板。

洋食の「自由軒」がそこに佇んでおります。

何とも味わい深い、その門構え。お店の佇まいで美味しいモノの存在を嗅ぎ分ける、かの「孤独のグルメ」の井之頭五郎さんも訪れたくらいですから。納得です。

前回はその五郎さん縁の「五郎セット」を頂いたのですが、今回は「自由軒」名物のひとつを。

「肉ライス」…の、おかずのみ。

ザクッとした豚肉と、シャキシャキの玉ねぎ。

いわゆるポークチャップですね。比較的サラサラしたソースで、甘さを控えた味付けはお酒のアテにもぴったり。もちろん、ご飯にもぴったり。

さらに。

カツカレー。豚に豚。洋食と言うと豚肉料理ですよ、やはり。

実はとんかつも看板メニュー。実際、看板にも書いてますし。

サクサクの衣に絡む、苦味の利いた、洋食屋さんらしい味わいのカレールー。

スパイスの香りも、インドのカレーとは違っていて、インドからイギリスを経由して横浜辺りに上陸したような…つまりは、日本風のカレーらしさを感じる香り。

ゴロゴロと具材が入ってるのも素敵。

幾つかの洋食屋さんで出会った、「洋食の」カレーに共通する要素が満載の味わいでした。

その日も気付けば、満席状態。

ここでお見かけする地元のお客さんからは、「よぉし、今日は自由軒でたらふく食べるぞぉっ」と言う意気込みを特に感じます。

実際、今回自分もオーダーした「肉ライスのおかずのみ」と言う頼み方は、前回、常連らしきお客さんがやっていた訳でして。

少しでも色んなメニューを食べたいから、ご飯抜きで頼むんですよね。

物凄く分かる(笑)。

食欲を自由に解き放つから「自由軒」なのかな、とか勝手に想像しつつ、カツカレーを噛み締めておりました。