じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

【追加写真あります】「マニータイ」と「Cao☆マンガイ」でタイ料理祭。

2020-11-15 | 各国料理
北海道のFM「ノースウェーブ」で長年続く、「Sabaai Sabbai! Thailand」と言う番組がありまして。

タイのあらゆる魅力を伝えると言う番組なのですが、毎回、現地での濃密な取材を交えた内容で、聴くだけでタイ旅行をしてる気分になるんですね。

日曜の朝という放送時間もあって、毎週、半分寝ぼけつつまったり聴いては、タイへのバーチャルトリップを味わってる訳です。

その番組では、よく札幌市内のタイ料理店の情報も伝えてるのですが、今回、ノースウェーブの企画で「応援割」と言うものが行われていて、要はその企画に参加してるお店に行って「ノースウェーブ聴いた!」と言うと、料金が割引されるんですね。(対象となるお店は、タイ料理店以外も多数有り)

それが最大、4,000円分までの飲食代に対して1,200円引き。

…結構デカイ。

ならばと、早速行ってまいりした。

まずは、札幌を代表するタイ料理店のひとつと言えるであろう「マニータイ」さん。

以前も行ったことはあるのですが、かなり久々の訪問。

入るとカウンターには、前は無かった仕切りもしっかりありました。

こちらへ来たなら、まずはやはりコレ。


トムヤムクン。

「タイ料理」と言うものが有ると知った時、最初に耳にしたのはこのトムヤムクンでしたね。

実際に食べたのは、その数年後。

酸っぱくて辛いと言う、その未知の味わいに最初はびっくりしたものです。

今では、普通に染み染みと美味しく感じる。大人になったもんです。


続いてカイチャオムーサップ。

コレはラジオで紹介されていたお料理の一つ。

豚の挽肉が入った、タイ風のオムレツ。ピリ辛のソースをつけて食べるのですが、ビールにこの上ないおつまみ。

コレもラジオで紹介されてたんですが…


牛肉の炙りグリーンカレーソース。

実は裏メニューだったらしく。

でも、ラジオの件を伝えたら快く作ってくださいました。

爽やかな辛さのビーフステーキ。これはなかなか他では食べられない味わい。

ラジオの話をしたからか、シェフの方がカウンターに出てきてくださいまして。恐らく、タイの方。

「これは素晴らしいお料理です!」と伝えたら、嬉しそうにされておりました。

そしてタイ料理のシメと言えば、の…

カオマンガイ。

鶏肉を茹でて、そのスープで炊いたお米にその鶏肉を載せて、甘辛いタレをかけて混ぜ込んで食べる。

これは一気に掻っ込んでしまうヤツですね。

そんなん、止まりませんよ。

飲んだ後でも、いくらでも入りかねない。

そんな魔性の味、「カオマンガイ」に特化したタイ料理店もススキノにはありまして。

その名も「Cao☆マンガイ」。

タイ好きのご夫婦が、何度もタイを訪れているうちに「カオマンガイ」に惚れこんで、しまいにはお店を開いてしまったそうで。

なので、出てくるお料理には何か気迫すら滲んでます。でも、どこか日本人の舌に馴染む工夫も感じる味わい。

まずはタイのビールを飲みつつ…


温やっこ。

温かな豆腐に、甘辛なソースが。

あっさりさっばり。

これまたビールがすすむ。

そして…塩辛。塩辛さのみならず、タイ料理ならではの唐辛子系の辛さも感じます。


左側のは、特にレモングラスの風味が爽やかで、これまた初めての味。何か、いくらでも食べられそう。

フィッシュボールも。

すり身団子ですが、タピオカの粉も入ってるとかでかなりモチモチの新食感。

そしてお待ちかねのカオマンガイ。


つい「ダブル」にしてしまいました。

まぁ、これも一気に食べちゃいましたけどね。

鶏肉をほぐして、お米にソースと共に混ぜ込んでかっ喰らう。至福。

こちらでは、味わい深い鶏スープ付きなのもありがたい。

ナンプラーも卓上にはあって、これもかけると素敵な味変になると聞き、実践すると本当にその通り。

件のノースウェーブの番組中、そのディレクターさんが、タイで食べたカオマンガイも含めて、トップ3に入る味だと。

納得。

実は「タイスキ風のおでん」もメニューにはあって、これも番組でおすすめされてたのですが、当日は残念ながら品切れ。

また伺う理由ができたので、近々、再訪しそうな予感しかしません。

【11/15追加】

本当に再訪しました。

割と早く。

流行り病が急に拡がる前に。

食べたかった「タイスキ風のおでん」

はい、コレ。



思った以上におでん。

出汁はひたすらあっさり。

そして旨味の奥にはコブミカンの爽やかな香りが。

これにタイのビールがよく合う。

タイ料理と日本料理の融合具合が、無理なく寄り添ってる感じで良いです。

食べる時は、スイートでチリな、これぞタイ料理と言う味わいのタレに付けるんですが、その辛さと甘さと日本料理の王道の味が波状攻撃を仕掛けてきます。

屋台でおでん食べてたら、時々ムエタイのキック喰らう感じです。

例えがよく分からないかも知れませんが、唯一無二の味を初体験できました。

締めで麺を入れても良いですね。

もちろん、最後にはカオマンガイも戴きました。この時はシングルでしたが。





コメント
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