じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「hilninel」

2013-06-30 | カフェ・スイーツ
札幌の南3条西7、狸小路七丁目に「たぬきスクエア」と言う、小さめの飲食店が集まった施設がありまして。

そこにあるカフェ。店名は「ヒルニネル」と読みます。

その名の通り、昼寝したくなるような店でして。

ベンチシートにはクッションが沢山置いてあって、いつでも寝られそう。まあ、そんなお行儀の悪いことはしませんが(笑)、のんびりできるカフェです。

時間帯によっては二階席も解放するらしく、これまた中庭の見える居心地のよい空間のようですね。

ここは、とあるラジオで紹介されていて、一度行ってみたいと思っていたのです。

いただいたのは、カラメルシナモントースト。

カリカリに焼いたシナモントーストに、バニラアイスを載せてカラメルソースをかけたもの。

いわゆる「ひやあつ」系。トーストに溶けたアイスが染み込んで、口にすればシナモンの風味がふわり。

アイスとトーストの食感の違いも楽しい。

一緒にカプチーノをいただいたので、軽いシナモン祭状態(笑)。

カレーやお酒もあるので、夜に来るのも良さそうです。

次は二階席で、お酒を飲みつつボーッとしたいですね。
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「とり久」

2013-06-29 | 居酒屋・和食
新札幌のガード下にある、焼き鳥メインの居酒屋。

久しぶりに来ました。半年ぶりくらいでしょうか。

とあるススキノの居酒屋に通いすぎてた感はありますが(笑)、実際、このお店にふらりと立ち寄ろうとしても満席で入れないことがほとんど。

今回も開店と同時に入りましたが、予約以外の席はあっという間に埋まりました。さすがの人気。

一枚目の写真はお通し。とうもろこしの冷たい茶碗蒸しです。濃厚な甘さと風味。何とも涼しげで、こんな手の込んだお通しが出るとそれだけで嬉しいですね。

このお店には通常の焼き鳥などのメニューの他に、日替わりのメニューがあって、まずはそこから選びました。

本マグロの刺身。

たまらず日本酒を注文してしまいました。焼き鳥メインながら、旬の刺身も素敵なお店なのです。

枝豆も枝つきで出てきます。

絶妙な茹で加減で、シャキッとした歯応え。

紫アスパラの炭焼き。

焼く前は見事な紫色だったんですが、焼き上がると濃い緑色に。丸ごと炭火焼きにするから、美味しさが凝縮されてる感じです。

蟹とレタスのサラダ。

たっぷりの蟹の身は、盛り付ける直前に丁寧に殻から外されたもの。ジュワッと蟹の旨味が溢れます。

黒豆チーズ。

ご主人手作りの逸品。溶かしたチーズに、炊いた黒豆を混ぜて冷やし固めたものです。

ちなみにおせちの黒豆とは違って、甘く炊いたものではありません。黒豆の素朴な味わいがチーズに合います。お酒のすすむ、嬉しい一皿。

そして看板メニュー。

若鶏の半身の炭火焼き。

パリッとした皮に、噛み締めると肉汁がこれでもかと溢れてきます。そこへ冷たいビールを流し込む快感。たまらない瞬間です。

締めは…

冷たいすだち蕎麦。すだちの酸味と爽やかな風味。出汁のきいた蕎麦つゆは、絶妙な塩梅。冷たい蕎麦の喉越し。最後にさっぱりとさせてくれます。締めには最高です。

どのお料理も、旬の食材を活かしつつ丁寧に作られたものばかり。ご主人の誠実さが皿から滲み出ています。

そして奥様のテキパキした明るい接客。

このお店が連日込み合うのは料理の味はもちろんですが、お店の皆さんのお人柄にも引き寄せられてしまうんでしょうね。
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最近の「聡咲」~2013・初夏~

2013-06-23 | 居酒屋・和食
お店に来た顔馴染みの常連さんが、カウンターに居る僕の姿を見て一言。

「今夜はカツカレー頼んでますよね!?」

………常連のお客様にも、すっかりオーダーの流れを読まれるようになってしまいました(笑)。

何ともお恥ずかしい。
(^_^;)

そんな訳で、ススキノの居酒屋「聡咲」であります。

実際、頼んでましたけどね(笑)。

一枚目の写真は旬の味、ウニ。余市産塩水ウニの初物なんですが、この盛りの良さで900円。粒がしっかりしつつも、口の中でホロリと溶けて、甘さと香りが拡がります。積丹近辺のウニは相変わらず素敵です。

続いてアスパラの豚バラ巻き。

ビジュアルは小粋なお惣菜。豚バラのカリッとした食感の後に、シャキッとしたアスパラの歯応え。そして水気が弾けます。


納豆揚げ。

ついついお願いしてしまう裏メニュー。トロロと納豆を混ぜあわせて揚げたもの。サクサクだけど中はしっとりで納豆の旨味がグッときます。材料があれば作ってくれますので、納豆好きの方は是非。

麻婆豆腐丼。

思わず一気に食べてしまって、隣のお客さんから飲み物じゃないと言われてしまいました(笑)。作ってるときに漂ってくる香りがすごく良くて、その瞬間は老舗の中華料理屋さんにいるような気分に。


ロコモコ。

タルタルソースに刻んだトマト、レタスでサッパリいただけました。ハンバーグ自体の味わいは、もはや言わずもがなです。

ロールキャベツのオーブン焼き。

デミグラスソースをかけて、チーズで焼き上げた洋食屋さんの味。中身は牛肉で作るところが聡咲流。

とある日、常連の素敵な女性が珍しい青いパンを持参されまして。

マスターはそれでサッとサンドイッチを作ってくださいました。バターの風味が利いた、ホテルで食べるような味わい。サンドイッチもやはり、出来立ての旨さは格別だなと実感しました。

ブルーハワイというリキュールで青くした食パンなのですが、パン自体も甘味があって美味しかったですね。ちゃんと四切れあったんですが、つい写真を撮る前に食べてしまいまして(笑)。

ホワイトアスパラの天ぷら。

これも初夏の味。天ぷらにすることで旨味を封じ込められたアスパラは、噛むと香りとほろ苦さ、瑞々しさが一気に弾けます。

ホタテのバター醤油焼き。

ふと見ると、ズワイガニとホワイトアスパラ入り(笑)。これをバター醤油で香ばしく焼き上げた訳で、素晴らしい組み合わせです。ホタテも中は半生状態。色々ひっくるめて、素材の良さを引き上げまくり。

冷やし坦々素麺。

豊かなゴマの風味に、爽やかな酸味と辛さ。挽き肉の旨味の溶け混んだスープが、素麺にしっかり絡み付きます。

中華麺ではなく、素麺なのが良いですね。スープごと啜り込む感じ。でも、塩気は必要最小限で出汁が効いてるので、結局スープは飲み干してしまいました。飲んだ後の締めには最高ですね。

聡咲の冷たい麺もレアメニューなので、見かけた際は是非。



先日も、とあるバーで隣り合わせた本州からのお客さんが「ウニ丼が食べたい」と話していて、バーテンダーさんが「それなら聡咲ですね」と。流れで僕が道を教えたのですが、味も値段も大満足いただけたようでした。

でもやはり「とても入り口の雰囲気は入りづらい」と(笑)。

とは言え、いざ入ってみたらお店の雰囲気も気に入られたようで、やはり「これは同僚とかには教えたくない」と、これまた定番のリアクション。
(^_^;)

居心地の良い場所を見つけたらなるべく独り占めしたいと言うのは、人情として仕方ないですね。不用意には教えたくない。

でもマスターは「そんなこと言わないで、頼むから宣伝してくれ」と、おっしゃいますが(笑)。
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北大祭~二講目~

2013-06-20 | 美味しいイベント
相変わらずの晴天が広がっていた北大祭。

前半戦で堪能した留学生の模擬店エリアを抜けて、今度は北側にあるサークル等の模擬店ゾーンへ。一人フードファイトも後半戦です。

まずはジャークチキン。

ジャマイカ風のチキン。一昨年は留学生エリアにジャマイカのお店があって、そこで初めて食べた味に感嘆したのですが、こちらも中々の味。

そしてスイーツもあります。

シロノワール。名古屋名物(?)のスイーツ。熱くしたデニッシュパンにハチミツなどをかけて、上にアイスクリームを載せたもの。この「ひやあつ」な感じが素敵。まさか、これが食べられるとは思いませんでした。

そして北大祭名物も。

揚げアイス。伝統の味だと姪にも教えられたんですが、これがまた絶妙な味わい。シューアイスに衣を付けて揚げたもので、外はカリカリの熱々。中はアイスがトロリ。これを食べると、北大祭に来たなと実感します。

ふと見ると…

ミスコンが開催されるとかで、ピンクの衣装を着た娘がその呼び込みをしていたんですが…女装した男子でしたf(^^;

足が確実に体育会系です(笑)。何やら「男女混合ミスコン」と言う企画で、それで彼も女装してたわけです。失礼して後ろ姿だけ撮らせていただいたんですが、きゃりーぱみゅぱみゅ的な仕上がりで中々の完成度でした(笑)

ミスコン自体は結局(当然?)参加者は男だけで、ステージ上は怪しさ抜群。意外に美女も居ましたが(笑)。

北大祭はある意味、女装祭のようなもので(笑)、今回も歩いていて「あぁ、メイドさんのコスプレだなぁ…」と思ったら、ほとんど男でしたね。
(^_^;)

次は教養棟の展示へ。音楽系サークルの演奏会等も開かれています。ゲーム大会やロボットの展示もあり、子供に大人気。

僕は今回も鉄道研究会の展示で和み…

北大ギターアンサンブルの演奏に聞き惚れたところで、再び小腹も空いてきました。

と、言うわけで郷土料理を。

東北のB級グルメ、せんべい汁です。ひたすら食べ続けたタイミングで、このあっさりした汁物はありがたい。しかも150円(笑)。

香川県人会プロデュースのうどん。

これがまた歯応えが本格派。さすが地元の味をしる方が作っただけはありました。普通にお店で食べるうどんと変わりありませんでしたね。


楽しみにしていた寮生の豚丼は、残念ながら売り切れ。そこで…

焼き肉同好会の牛ステーキ丼を。さすがの研究成果と言うか、とても柔らかで旨い。

ラストは再び留学生エリアに戻り…

インドのチキンカレー。いつもながら、模擬店と言うよりインド料理専門店の味でした。

近くのアフリカ料理の模擬店前では打楽器の演奏が続いていて、しばらく聞いていたら坂本九の「上を向いて歩こう」を歌ってくれました。日本語で、感情豊かに。

アフリカの方にも知れ渡ってるなんて、何だか嬉しかったですね。それは幸せで平和な情景で、聴いていた他のお客さんもゆったりとした表情でした。

青空に響き渡る素敵な歌声と、心地よく突き抜ける乾いたリズム。

それを聞き終えてから、今年の北大祭を後にしました。

北大の学生の皆さん、今回もすっかり楽しませていただきました。ありがとうございました。来年も是非、訪れたいと思います。
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北大祭

2013-06-17 | 美味しいイベント
六月の札幌と言えば、よさこいソーランに北海道神宮祭等のお祭りがありますが…

僕は、この北大祭が一番楽しみだったりします。

数年前に、当時北大生だった姪に案内されて行ったのが最初で、それ以来すっかりハマってしまいました。

今年は天候にも恵まれました。まるで公園のように広く、緑の多い北海道大学のキャンパス。そこには爽やかな風が吹き抜けていて、何とも気持ち良い。


で、ふと見ると、北大祭公式キャラの「ふっとう君」のオブジェがお出迎え。

えーと。

デザインや名前の由来はよく解りません(笑)。

でも、模擬店の並ぶエリアに近づくと、だんだんと学生さんのパワーを感じてきて、その熱さは沸騰するかのようです。

あ、「ふっとう君」はそう言う意味か(笑)。

メインストリートとも呼べる直線道路には、模擬店がズラリ。

この模擬店の食べ物が相変わらずのハイスペック。

農学部や水産学部の学生さんの店は素材にもこだわりを感じますし、寮やアルバイトで普段料理をしてる学生さんも多いようで、作るのも手慣れたもんです。

北海道外の都府県出身の学生さんも、「県人会」の名のもとに各地の自慢料理を出していて、広島のお好み焼きなどは毎年大行列。

でも、一番人気は留学生の皆さんのお店が並ぶエリア。

ここまでバラエティに富んだ各国料理が並ぶなんて、なかなかお目にかかれる光景ではありません。札幌に居ながらも、胃袋だけは世界一周状態。

まずは、タイ料理。

パッタイと言うタイ風焼きそばです。甘めの味付けに海老などの具材がたっぷり。いきなり旨い(笑)。

続いてバングラデシュの…

チキンカレー。これまた旨い。ご飯が餅米のようで、おこわにカレーをかけたような面白い感覚。本格派のカレーが400円台で食べられるなんて素敵です。

こんな本気の機械で焼いていたのが…


トルコのケバブです。

まあとにかく、これにビールがあれば最高なんですが、北大祭はアルコールNGなのが残念無念。

続きましてはエジプト。

ファラフェルサンドです。ひよこ豆のコロッケをピタパンに挟んだもの。これがサクサクで、口の中でホロリと崩れる初めての食感。ゴマの風味もよく、おやつにぴったりかも。

今までに当然食べたことはなく、これはもう、まさに北大祭ならではの体験かと。
(^_^;)


インドネシアのサテアヤム。

甘辛い感じのタレが嬉しい串焼き。ナシゴレンも美味しそうでした。

串焼きは続き…

今度はアフリカ料理の牛の串焼き。スパイシーなんですが、インドや韓国の料理とはひと味違う、爽やかな辛さが旨い。

もう、この串焼き連チャンの辺りではビールが欲しくてたまりませんでした(笑)。

アフリカの店の前では、お店の皆さんが現地の打楽器を打ち鳴らしていて、軽い路上ライブ状態に。激しいリズムにすぐ人だかりができて、とても盛り上がっていました。ひとしきり熱狂した後で、すかさず「串焼きどうですか?」と店員さんのセールスが(笑)。

でも、アフリカの大地に立っているかのような熱いリズム。素敵なひとときでした。

で、その横には…

モンゴルの遊牧民の家「ゲル」があったりして、さらにその横では韓国料理があり、パエリアがあり、北京ダックがあったりするわけです。総勢二十か国近い料理があったのでは。さすがに食べきれませんね。
f(^^;

それにしても、毎年ながらこの留学生さんのエリアは最高に楽しい。

一度に色々な国の文化に触れられるなんて、最高の贅沢です。

そんな熱狂のエリアを抜けると、こちらも負けてない、各サークル等の模擬店や展示のエリアに。

と言うわけで。

二講目に続きます。(笑)

北大祭ならではの「あの」スイーツも登場しますよ。
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