じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の『聡咲』~2014・年の瀬~

2014-12-29 | 居酒屋・和食
札幌はいつもより雪が少ないまま、年の瀬を迎えております。

マスターは年末恒例の「聡咲ギフト」の発送などで、今年も寝不足のようです。

箱詰めはウォークインの冷凍庫の中で自ら行うとかで、風邪を引かないことを祈るばかり。
(^_^;)

以前、「これギフト用の牛肉なんだよね」と、イチボを味見させていただいたことがありまして。

まぁ、なんせとんでもない肉でしたよ(笑)。

今年も、全国でその厳選された味わいに唸る皆さんがいるかと思うと、まったく羨ましい限りです。

きっと、お客が喜ぶだけではマスターは満足しないんですね。

お客さんにアッと言わせたい。

喜ぶのはもちろん、さらに驚かせたい。箱の中から、あんな食材が続々出てきたら、そりゃ驚き、喜びますよ。

その点は、日々の聡咲のメニューも同様です。

まるで「マッサン」の鴨居社長みたいですな(笑)。

そんな、あの「酒場詩人」○○○さんからの取材の申し込みも断る孤高の店、札幌ススキノ「本気食聡咲」であります。

………断ったそうですよ(笑)。

酒場好きな方なら御存じの方も多いのでは。BSのあの番組の御大です。

突然マスターから「あ太郎さん、○○○さんて知ってる?」とメールが来まして。

要約すると、「今、日本で一番有名な呑兵衛ですよ」とお伝えしたんですが…

「あ、そーなの?断っちゃった(笑)。」と。
(^_^;)

さすがです。

さて。一枚目の写真。相変わらずの美しさ。毎回申し上げてますが、部屋に飾りたいくらいに芸術的なオムライスです。まだ召し上がったことのない方は、是非。

スパゲティボロネーズ。

トンカツとチーズを載せて軽く炙っていただけますか、とお願いしたらこの一皿が。さらにパスタはリングイネ。素敵。

カレーうどん。

これは初めて。カレーは何度となくいただいてきましたが。

たぶん、気紛れでメニューに(笑)。私も、これがある時に来られてラッキーだなと思いましたよ。

ロコモコ。

ハンバーグがメニューにある時は、これをお願いするのもおすすめ。ハンバーグの下には、アボカドと一緒にドレッシングで和えた野菜がたっぷり。

月見皿牛すき風。

見事な月が。そして白菜。これがポイントですね。甘辛いすき焼きの汁にシャキッとした白菜がよく合います。黄身の旨味も溶け込んだ残った汁は、そのままザッと白飯に…と、行きたかったんですが、ロコモコ食べた直後だったんで一気に飲み干しました。

十勝和牛肩ロース炙り焼。

そして畳み掛けるがごとく、再び牛を。…年末で疲れてたので(笑)、そんな時はやはりコレです。

ポテトサラダ生ハム巻き。

プチトマトやゴボウフライと共に、生ハムでクルリと巻いて口へ。チーズのコクが加わったような、濃い味付けのポテサラ。なにやら、隠し味のシーザーサラダドレッシングがこのコクを出すそうで。

クリームグラタンコロッケ。

これをケチャップで食べるのが聡咲流ですね。衣もサクサク。素晴らしい。

牛肉の洋風和え辛しマヨ。

酒肴として何にでも合います。野菜もたっぷりなのがありがたい。

ボローニャソーセージ串焼き。

最後は直球。外側のカリカリ加減が良いですね。ビールが進みます。



ちなみに、聡咲は今年の通常営業は今夜まで。

明日はギフトのお渡しのみ。

で、来年も元日から堂々営業(笑)。

三日まで開けて、四日と五日はお休みというスケジュールだそうです。正月の聡咲も…いつも通りの雰囲気で、それがまた良いんですよ(笑)。お時間あれば、ぜひ訪れてみてくださいね。



さて。

このブログの更新も、今年はこれが最後になると思います。

聡咲のブログからお越しいただいた方も、今年は多かったのではないかと。

本年もご愛顧に感謝。

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
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『オステリアヨシエ』

2014-12-26 | イタリアン・フレンチ
今年一年、頑張った自分に贈るご褒美は、久しぶりに訪れたイタリアン「オステリアヨシエ」さんのお料理。

以前は二条市場の「のれん横丁」にお店があり、当時も何度となく足を運んでいました。

時には、同じのれん横丁内にある「スターマン」や「マルコ」でかなり飲んだあとに、結構な酩酊具合のままお店を訪れ、ペペロンチーノだけをお願いしたりしていました。今、思えば大変失礼だったと反省しております。
(^_^;)

現在は南1条東3丁目にお店を構え、店内も広く、華やかさが増した素敵な雰囲気に。

のれん横丁の時の、手作り感溢れる雰囲気も大好きでしたが…今はとても酩酊してペペロンチーノだけを頼むなんてのはとても無理な感じですね。(笑)

とは言え、イタリアンのお店でも「オステリア」とは気楽に会話を楽しみながら、お料理と共にワインをいただく、いわば日本の居酒屋的なイメージのお店を指すのだとか。

だとすれば、こちらはまさしく「オステリア」。訪れた日も家族連れや職場の仲間で、ゆったり楽しんでいるお客さんばかりでしたね。

一枚目の写真は、昆布森産の牡蠣の一分スモーク。

続いて、ちぢみほうれん草のマリネ。


カレイと枝幸産ホタテのサラダ、雑穀米と山わさび添え。


黒毛和牛のタリアータ。


トリッパとゴボウの白ワイン煮には、ラルドが添えられていました。

ラルドは脂身だけのベーコンのような感じなんですが、これが実に味わい深いんですよね。

そして、オーダーせずにはいられない、ペペロンチーノ。

他のイタリアンでは「アルデンテ」と称して単純に生煮えのパスタを出されることが多々あるんですが、こちらのお店のパスタはまさにアルデンテ。客の前に出された瞬間に調理が終わるかのごとく。見事です。

カボチャのリゾットフォアグラ添え。

この素材の組み合わせが素敵。カボチャの甘さとフォアグラのコクがたまりません。

締めのデザートはラムレーズンのジェラートと熱々のアップルパイ。

「ヨシエ流」のティラミスが今回売り切れてたのが残念でしたが、こちらももちろん、うっとりする味わい。実に美味しかったですね。


いつも変わらぬ笑顔で迎えてくださるシェフのお料理は、まさに五臓六腑に染み渡ります。一口ごとに、その味わいに唸り、喜びに身悶えてました(笑)。

全て食べ終えたときには、幸せなため息をひとつ。

ごちそうさまでした。
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冬ですから。

2014-12-22 | 日記
冬になるとメニューに現れると言う、伝説の「銀星食堂」の豚汁定食。

確かに肉も野菜も大きめでたっぷり。野菜の甘味も汁にしっかり溶け込んでます。

体が本当に温まる、冷え込む日にはうってつけの昼飯。

その味わいは、自分には豚汁の理想型ですね。ゴロゴロ出てくる野菜も嬉しい。

そして何より、定食と言いながらも、出てくるのは豚汁に丼めしにキムチのみと言う潔さが渋くてかっこいい。

確かに、他には何も要らない。
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最近の『聡咲』~2014・師走~

2014-12-20 | 居酒屋・和食
「夢チカLIVE クリスマススペシャル」と言うライブイベントをご存じでしょうか。

地元のローカルテレビ局HTB(あの「水曜どうでしょう」のHTBですね)で放送されている、「夢チカ18」と言う深夜の音楽番組のライブなんですが、毎年冬に「Zepp Sapporo」で開催され、今回で十回目。毎回たくさんのお客さんが足を運びます。

つまり十年続いてる訳で、僕は第一回目から欠かさず行っています。

出演するのは、押尾コータローさん、フライドプライド、デパペペ、そして今回は残念ながら出演は無かったのですが、福原美穂さん。人気も実力も間違いない皆さんですから、たとえ名前は知らなくとも、曲をテレビやラジオなどで耳にしたことはあるのではないでしょうか。

そんなギターやボーカルの超絶技巧を持つ方々が勢揃いしているので、ソロはもちろんセッションでも毎回見事なステージが繰り広げられます。

十年続いているという事実も、この「夢チカライブ」の素晴らしさを示しているのではないでしょうか。

これだけ続くと、出演者も観客もお互いに信頼しきっているというか、とてもアットホームな雰囲気になります。

そんな雰囲気だからこそ、出演者も終始リラックス。セッションなどでも普段では観られないような、壮絶なテクニック連発の演奏を目の当たりにすることができるのも、そのせいではないかと。

今年も、とある土曜日に開催されたんですが…

その前日の夜、突然、聡咲のマスターからメールが。

「お店に来ませんか」と言うお誘い。

いわゆる「営業メール」的なものは出さないマスターですから、これは何かあるな、と。

たまたまススキノに居ましたんで(笑)、しばらくしたら伺いますとお返事を。その時、脳裏には何となく「ある予感」が。

その後、聡咲のカウンターで飲んでいたら、やがてその予感は的中。

入口から押尾コータローさん、フライドプライドのお二人、デパペペのお二人が続々と入ってきた訳でして…

ファンなら卒倒するような状況。嵐のファンの方が聡咲で飲んでたら、嵐のメンバー全員が入ってきたようなもんです(笑)。

でも、そこは聡咲の「暗黙の了解」に従い、慌てず騒がず。

奥から微かに漏れ聞こえる笑い声や、料理が運ばれる度に起こる歓声を耳にしながら、静かに飲んでおりました。

皆さん、聡咲には単独で何度かお越しなんですが、「夢チカ」の出演メンバーが勢揃いしたのは初めて。

実に楽しそうに飲んでらっしゃいました。

マスターも食べ物の好みを知ってますから、皆さんが喜びそうな料理を次々と繰り出してましたね。

ライブに行く前夜に、そのライブに出演する方々と会うどころか、同じ空間で飲むと言う贅沢。なかなか無いですよね。マスターのお気遣いに感謝。

翌日のライブは、もちろん最高だったんですが…

「今、目の前で演奏してる皆さんは、昨日の夜、マスターのカレー食べてたんだよなぁ…」

なんてことを、ついつい思い浮かべてしまいました(笑)。

そんな楽しみ方ができた客は、Zeppに居た沢山の観客の中でも、自分一人だったのではないかと。
(^_^;)

そんな貴重な体験をさせてくださったマスターへのせめてものお礼に、会場では聡咲のオリジナルTシャツを着用していたんですね。

周りのお客さんは、アーティストのグッズでも無ければ、ライブのスタッフTシャツでもない、食材の入った手提げ袋を持った、目の細いスキンヘッドのキャラクター(作成時、マスターはスキンヘッドでした)が描かれ、「聡咲」と書いてるシャツを何故着てるのか不思議そうでしたね(笑)。

でも、このシャツについてはさらにエピソードが。それは後程。

前振りが長くなりました。
m( _ _ )m

通いつめると客にもミラクルが起きる(笑)、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。

今回もこちらで最近いただいた、数々のアーティストも魅了するお料理をご紹介。

一枚目の写真はオムカレー。メニューにオムライスとカレーがあったので、合体を。これが出された瞬間、周りにいらっしゃったお客さんからも歓声が(笑)。

味付けは軽めのチキンライスに、旨味たっぷりのカレーが絡むその味わいは、食欲を無限に沸き上がらせます。

朝イカ納豆。

こういう酒肴の渋さも相変わらず。歯応えと甘味際立つ新鮮なイカに、納豆を合わせたシンプルさが素敵。

煮込みハンバーグ。

「寄生獣」をイメージしたとマスターが。最近公開された映画の「寄生獣」ですね。えーと。イメージはともかく(笑)。ジャガイモ、なす、玉ねぎにピーマンと、野菜もたっぷり添えられた、ボリュームも抜群なハンバーグでした。


ホッキバター。

椎茸と合わせたのが絶妙。シャキッとしたホッキの歯応えに、椎茸の柔らかな食感と風味がよく合います。

牡蠣グラタン。

厚岸産の大きな牡蠣を、マスター手作りのベシャメルソースが優しく包み込みます。焼き上げることで、牡蠣の旨味がソースにも移り込み、牡蠣もふんわりと柔らかく仕上がります。

「ベシャメルソースは本当に手間がかかるんだよね」と、マスターがボヤいてましたから…再びメニューに載ることはしばらく無いかと(笑)。

カツとじ。

味付けは実にあっさり。でも、しっかり出汁が利いています。上品なおでんの出汁で炊き上げたような感じ。

蕎麦屋さんのつまみで出るような、濃い味付けのカツとじも良いですが、この軽やかな味付けが聡咲流。

さらに再び煮込みハンバーグ。

今度は寄生獣ではなく(笑)、チーズがたっぷり。このままご飯に載せて丼にしていただいても素敵でしたね。

豚のスペアリブ。

実は隣のお客様のオーダーしたものだったんですが、このブログをご存知で、「写真撮ってください!」とのお言葉に甘えさせていただきました(笑)。

肉を求める気持ちを正面からガッチリ受け止める、堂々たる迫力。カリッと焼き上がった脂身の甘味がたまらない…のは相変わらずだったのではないかと。

知床鶏クリームシチュー。

先ほど、牡蠣グラタンで使っていたベシャメルソースで丁寧に仕上げた、温もり溢れるシチュー。

鶏と野菜の旨味を含んだまろやかなベシャメル。口にすれば豊かな滋養が体に染み込みます。これにはご飯もよく合いますね。



さて「夢チカライブ」終了後。

会場でCDを買うと、フライドプライドのお二人が終演後にサインをしてくださるとのことだったのですが、既にほとんど持ってるわけで(笑)どうしたものかと眺めていたら、まだ手元に無かったかなりレアなアルバムがあったので、これは幸いと購入。

サインの列に聡咲のオリジナルTシャツを着たまま並んだところ、サインをいただく際にギターの横田さんが「(書かれてるローマ字を見ながら)それは"マジショク"って書いてるの?」と。

すかさず「はい、聡咲です!」と告げると、ボーカルのシホさんが「あ…。」と反応(笑)。

「昨夜のお店です。私もカウンターに居ました。」と言うと、お二人ともニッコリ。さすがに「カレー美味しかったですよね?」とは聞きませんでしたが(笑)、再び、他のファンの方とはひと味違う交流ができたのでした。

いやはや。

マスター、恐るべし。
(^_^;)
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『ミュンヘンクリスマス市』のローストアーモンド。

2014-12-17 | 日記
食べだすと止まらないんですよ…

特に赤いチェリー味。
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