じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

札幌ススキノ「士別成吉思汗」で北海道産サフォークのホゲットを頂く。

2024-11-10 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
よく通ってる「某」居酒屋もある、札幌ススキノの「モモヤビル」。

その居酒屋の上階というか、つまりはモモヤビルの最上階。

その居酒屋に通ってる方の中には、「モモヤビルの最上階」と聞いて感慨深くなる方もいらっしゃるかと。

そのフロアが最近…
ジンギスカン屋さんに。

席からは、こんなススキノの眺めを楽しめます。

そしてこのジンギスカン鍋。炭が入った七輪に載ってます。清く正しいジンギスカンです。

その店名の通り、北海道士別産の羊肉を提供。それもサフォーク。そして「ホゲット」。

まず、北海道産の羊肉自体、なかなかお目にかかれません。北海道でジンギスカンとして食べられているのは、実は多くは外国産の羊肉ですから。

そして"サフォーク"ともなれば、さらにレア度が上がります。東京の高級なイタリアンやフレンチで使われる様な、高級な食材。

その上、「ホゲット」。

「ラム」と「マトン」の中間が「ホゲット」。

人間に例えると…ラムが子供なら、マトンは大人。ホゲットは青春真っ盛りの高校生くらいでしょうか。

ラムとマトン、両方の良さを持つのが「ホゲット」なんて言われてるようで。

そんな希少な羊肉を…

さらに部位ごとに頼むことができる。

いわゆる「モモ肉」や「肩肉」、「バラ肉」と言う感じで、それぞれの食べ比べもできる。

しかも、まずは塩で食べてくださいとのことで、素直にその通り食べると…

確かに味わいが違う。

焼き方も、赤身の多い部位はミディアムくらいで軽く焼くと、身がふっくら柔らかで噛むと肉汁が溢れる。

脂の多いバラ肉は、しっかり香ばしく焼くと脂の旨さを味わえる。

タレもあるのですが、結局ほとんどは塩で頂きました。

しかも、肉は注文を受けてから目の前で手切りしてくれるので、本当に新鮮そのもの。

切る様子が客席からも見られるのですが、「ミートマイスター」という、言わばお肉のソムリエのような方が切ってくださる。

羊肉の美味しさを、余すことなく楽しめるお店ですね。

締めには…

マトンのカレーもあります。

カレーの方はマトン。これもこだわりでしょうか。香りの強いマトンだからこそ、カレーなのか。それにしたって下拵えとか大変な気が。マトンの旨みだけが際立つカレーでした。

ここまで徹底して肉質と味にこだわり、北海道産の羊肉を「ジンギスカン」として食べられるお店も少ないような。

それだけに、お値段的には多少の"気合い"が必要…かもしれませんが、ジンギスカンの最高峰とも言える味、しっかり体験できました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新札幌「焼肉一番」で味わい深き昭和な焼肉を。

2024-01-02 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
JR新札幌駅の改札を出て、そのまま真っ直ぐ進むと、正面にはいわゆる「飲み屋街」が。

そのお店の中の一つ、「焼肉一番」さんは、昭和な雰囲気漂う焼肉屋さん。


カウンターにはドンと、ガスのロースターが。

この時点で昭和世代は喜びます。最高。

もちろん、換気はしてますが、煙を真正面から浴びます。でも、こちらのお店で、服に匂いが付くのを気にしては野暮ってもんです。


早速焼き始めます。この、一人で焼肉と向き合う感じ。真剣勝負。背筋が伸びます。

カウンターの両隣のお客さんも、黙々と焼いて、飲んでます。

ちなみに、スタッフさんはご主人ただ一人。なのである程度、オーダーは先も見越して多めに頼む方が良いかも。



自分好みの焼き加減で存分に楽しめるのが、一人焼肉の醍醐味。

つい、食べ過ぎてしまいました。

会計時にご主人からは、「お一人でこれだけ召し上がる方は初めてです!」とのお言葉まで頂く始末(笑)。

焼肉と向き合い過ぎましたが、悔いはありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池田町「よねくら」を思い出す。

2020-02-23 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
と、言うか。

行ったのは晩秋の頃でして。思い出した様にアップするだけなんですが。



やはり、池田町と言えばワインにドリカムに「よねくら」のステーキ、と言うことで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽で海鮮…では無く、焼肉。「春香園」初体験。

2019-10-14 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
気になっては居たんです。

小樽って、焼肉屋さんも多いなと。

完全に持論ですが、港町は洋食屋さんが多い、と思ってたんです。

稚内、函館、釧路…どこも、美味しい洋食系のお店が多い。

でも、小樽の海の男達はストレートに肉を求めたんでしょうか。

何か、老舗感をビシビシ漂わせる焼肉屋さんも多い。

その中でも特に気になってたのがこちら。


この佇まいは力強いです。言い方を変えると入りづらいです(笑)。

それ故に、躊躇し続けてましたが…今回、意を決して暖簾を潜りました。

すると、もう、昭和初期で時間が止まったような居心地のよい空気感。

換気はほぼ自然に行われてる感じで、目線の高さの空間は既に煙で霞んでる。

カウンターに座ると炭火がドカッと置かれます。

まずはホルモンとサガリ、瓶ビール。野菜も一人前オーダー。

お母さん二人がザザッと、大胆にテキパキと準備して、ドンッと肉が目の前に。


良いですね。すごく良いです。たまらんです。焼肉はこうでなくては、と言うザックリ感。煙の匂いが体に染み付く事なんて気にしちゃ野暮ですね。

ガンガン焼いてガツガツ食べる。これが街の焼肉の作法だよ、と言わんばかりの迫力に恐縮しつつ、分厚いサガリを口に運ぶ。

なんせ、一見で恐る恐る入りながら、周りの常連さんらしき方々のオーダーの仕方などを横目で見つつ、手探り状態で座ってた訳ですが、暫くしたら多少は慣れました。

…ん?…隣のお客さんが「カルビ」って頼んだけどメニューには無いなぁ…

…ああ、壁のメニューに「バラ」って書いてるけど、アレがそうか…後で頼もう…

…あ、お母さん二人は手が回らないから、瓶ビールの追加は入り口近くの冷蔵庫から自分で取って、お母さんに自己申告するのね…とか勉強しつつ食べ進める。(一応、一見なので厚かましくならないように、瓶ビールは三本目から自分で取った)

でも、これはテンション上がる焼肉ですよ。写真では伝わりにくいかもしれませんが、このサガリはかなりの厚み。ホルモンも味わい深い。

で、かなりあっさりした味付け。クドさは無いです。そのせいか、翌日も胃もたれとかしませんでした。

そして、小樽ならではの焼肉文化がコレ。噂には聞いてましたけどね…


食べ終えたタレにスープを入れてもらって、それを締めに飲むんですね。

そのオーダーの過程も、隣のお客さんの様子を横目で見ながら勉強してたので(笑)、その通りに真似を。

熱々のスープが注がれて、それを蕎麦屋さんの蕎麦湯が如く啜る。

焼肉明けに熱いスープを飲むと、確かに脂が洗い流される様な感覚でさっぱりしますね。

お会計時にはお母さんから「いっぱい食べたし、飲んだねぇ」なんて言われたりして、妙に和む(笑)。懐かしい和み感。

これは再訪したいですね。ちゃんと煙を浴びても良い様な服を着て。

帰り際、小樽駅の売店でもう一つ小樽名物を。



小樽に祖父母が住んでいたときは、訪れる度に団子を買ってくれたんですよね。

「花園だんご」が有名ですが、こちらのメーカーも創業は大正。

小樽の歴史と文化は奥深いですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「結び亭」で再びの一人ジンギスカン。

2019-06-12 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
アーケードも無くなる、札幌狸小路8丁目から更に西。
 
渋い飲み屋さんも軒を連ねる、味わい深いエリア。
 
数年前、とある居酒屋のマスターに勧められたジンギスカン店がそこにありまして。
 
火は強火にはしない。
 
もやしを下に敷いて焼かない。
 
などの「アドバイス」は、個人的にも賛同するものばかり。
 
なので、一人でジンギスカンを食べたい時はここへ。
 
確かに、ラム肉の焼き過ぎは厳禁。
 
割とゆっくり火を入れて、レアに近いくらいで食べるのが好きなので、こちらのお店の火加減は自分にはベスト。
 
ビールを飲みつつ、愛でるように鍋の上で羊肉を焼く。黙々と。
 
自分好みに焼き上げたら、それをしっかり噛みしめる。
 
タレはもちろん、お店特製のハーブ塩で食べるのもたまらない。
 
そしてまた、冷たいビールを喉に流し込む。
 
この、誰にも邪魔されずにジンギスカンを食べつつ、ゆっくりと流れる時間。
 
ジンギスカンは、一人で食べるべきものだと思うのです。
 
前から申し上げてるとおり
 
決して、強がりでは無く(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする