丸美珈琲店

大通沿いにある喫茶店。

ここのコーヒーが一番好きですね。

お店の居心地も良くて、文庫本を持ち込んで、何杯かコーヒーをおかわりしながら過ごすこともあります。

こちらのお店には、コーヒーのワールドカップ(？)で入賞された方がいるらしく。

その味は確かなわけです。

コーヒーはもちろんなんですが、この店、ケーキなども充実してます。

クッキーなんかもありますね。

いずれもコーヒーに合いそうなものばかり。

甘いものが食べたいときは、ここに来ると間違いはないです。

すごくゆったりした空気の中で味わう、コーヒーとケーキは格別。

本当に喫茶店らしい、優しい時間が流れる店。

こういう所、案外少ないですよね。

ＺＡＺＩ

札幌南二西五、狸小路から程近い所にある喫茶店。

まあ、喫茶店と言うか、洋食屋というか…

木造の床や、レトロな内装がとても落ち着きます。

鍋ごと出てくるシチューでも有名ですが…

僕はここのナポリタンが大好きなのです。

ちょっと酸味の効いた、甘めの味付け。

中には卵も入っていて、野菜と、揚げたフランクフルトが添えられます。なかなかのボリュームです。

粉チーズとタバスコをたっぷりかけて、熱々を頬張る。

何だか懐かしい味。

洗練されたイタリアンのパスタにはない、普段着の味。

定期的に食べたくなる味ですね。

ちなみに、ここのミートソースも好きです。

ちょっと他の店にはない感じの工夫があって、「ザジミート」とメニューにあるので、パスタはむしろこちらが看板なのかもしれません。

何はともあれ。

ナポリタンや、ミートソースは喫茶店のご馳走です。

それを、個性的な味に仕上げて出してくるのは素晴らしい。

特に冬はシチューもいいですよ。

ホワイトソースとブラウンソースがあって、小さめの年季の入った鍋ごと出てくる。

この店のメニューには、何かこう、丁寧な手作り感がしますね。

料理上手な母親が、一生懸命作ってくれた料理のような安心感、とでも言いますか。

それでいて、オシャレな雰囲気もある。

女性客が多いのはそのせいでしょうか。

土曜のお昼時なんて、女性で一杯で入れません。

だから僕は、仕事帰りに近くの焼き鳥屋で飲んだ後に、締めのナポリタンをここでビールを飲みながら食べる、なんて使い方をしてますね。
(^_^;)

一粒庵

札幌駅から程近いビルの地下にあるラーメン屋さん。

とあるツイッターのフォロワーさんもお気に入りの店で、前から気になってました。

恐らく、今、札幌で確実な人気のあるラーメン屋の一つではないかと。

実際、お昼に行ったら行列が出来ていて30分待ちでした。

観光客らしき方が多かったですね。

入り口には緑色の提灯が。これは道産品を積極的に使っている証です。

お店の中はカウンター五席に四人がけのテーブル席が一つ。実際はもう少し入れそうですね。

BGMはビートルズ。そのミスマッチな雰囲気が良い。

カウンターには、割り箸と、繰り返し使える塗り箸がありました。マイ箸持参なら味卵サービス、なんて貼り紙も。僕は塗り箸を使いましたよ。

お店の方の話では観光客には味噌を、地元客には醤油を勧める、とのことでしたが、あえて味噌を注文。
(^_^;)

写真は看板メニューの「元気の出るみそラーメン」。

上に載ってるのは、行者ニンニクとチャーシューの角切りが入った炒り卵的なもの。

行者ニンニクの香りは控えめです。何か特別な作り方をしているようです。

でも、食べると体が熱くなってきて、普通のラーメンを食べてる時とは違う感じで汗がドッと出てきました。

行者ニンニクが体に効いて、代謝があがってるな～って感じでした。

確かに元気が出ましたね。

卵が既に入ってるのに、味卵をトッピングしてるのはご愛敬。

スープは、比較的あっさりで優しい味わい。

味噌もいい味噌を使ってるのでは。

そして、たぶん、無化調ではないかと。

さすがにこれはお店の方に確認しづらいので(笑)、あくまで僕の印象ですが。

このスープの柔らかな味わいは、化学調味料には頼ってないからこそではないかと思います。

さて、写真の奥にある小さいお椀は、サイドで頼んだ「納豆ごはん」。

ご飯に納豆とネギが載っているわけですが、そのまま食べるわけではありません。

ラーメンの残ったスープを、これにたっぷりかけて食べるわけです。

こんな感じ。


隣にいた観光客らしき人は、僕が納豆ご飯にレンゲでわっせわっせとスープをかけてる姿を見て驚いてましたね(笑)。

でも、これは良い。

納豆のねばりもあって、即席の納豆おじやみたいな感じです。

で、スープの味噌も納豆も同じ原料ですから合わないわけはない。

技ありの一品。むしろ、これだけでも食べたい。

結局、スープは飲み干してしまいましたね。一生懸命作ってくれたのが伝わってくるラーメンは、つい、スープも飲み干してしまいます。

醤油ラーメンにもかなりこだわってる感じですね。特別な醤油を使い、海産物を色々使ってスープを取ってるようです。

厚切りのチャーシューなんてのも単品で頼めるようなので、それでビールをやりながら最後にラーメンを食べる、なんてのもいいですね。

また行くとは思うんですが…

しばらく行列が止むことは無いでしょうね。
(^_^;)

牛亭

札幌南3条西3丁目、中山ミシンの上にあるステーキハウス。

言わずと知れた、牛亭です。全国的にも隠れたファンがいますよね。

ステーキハウスなんですが、やはりハンバーグが人気。

生でも食べられる、牛肉100%のハンバーグです。

なので、レアやミディアムと言った焼き方もお願いできます。

初めてここで、ミディアムのハンバーグを食べたときは衝撃でしたね～。

半生(実際には火は通ってるわけですが)のハンバーグの旨さを思い知りました。

カウンターに座り、セットのスープやサラダを口にしながら、ビールを飲みつつ待っていると…

程なくして、ジュウジュウと派手な音と、猛烈な湯気を立てながら、熱々の鉄板に載ったハンバーグが運ばれてきました。

何とも美味しそうな香ばしさ。

五感に訴えかけてくるハンバーグです。

ちょっとスパイシーなソースがかかっています。

早速口にすると…

ふわふわのトロトロ。舌全体が肉の旨味に包まれます。

そしてソースの風味と相まって…

たまらない。

ご飯とも良く合う味ですね。

抵抗がある方もいるかもしれませんが、この店のハンバーグは是非ミディアムかレアで味わっていただきたい。

もちろん、ウェルダンでも美味しいですが、一度は体験してほしいですね。あの食感と旨味は別次元の味です。

ステーキハウスなので、当然ながらステーキもあるんですが、ハンバーグを頼む人が圧倒的なんじゃないでしょうか。

ランチもディナーもやってますが、やはりランチの方が比較的リーズナブル。

ただし、土曜のランチはかなり混みあいます。

夜はワインを飲みながら、ゆったりステーキを楽しむ、って雰囲気ですね。


ちなみにこの店には、札幌にコンサートで来たアーティストもよく足を運ぶようで、ここでハンバーグを食べるのを楽しみにしている方も多いようです。

僕がライブに行くと、MCでこの店の名前が出ることもしばしば。

札幌で海産物やラーメン、スープカレー以外で全国的に有名な店があるって、何だか嬉しいですね。


（追記：残念ながらこちらのお店は閉店してしまいましたが、「サッポロファクトリー」の支店は営業しています）

ＧＡＲＡＫＵ

札幌南三西二にある、スープカレーの店。

焼き鳥屋の二階にあります。

「スープカレー＆バー」とうたってるだけあって、店内は落ち着いた雰囲気。割りと広いですね。

禁煙席と喫煙席があります。

お酒もスープカレー屋としては比較的種類があり、カクテルや焼酎なんかも揃ってます。

写真は、豚しゃぶとキノコのスープカレー。

辛さとご飯の量が選べます。もちろん、各種のトッピングもあります。今回は「炙りチーズ」をトッピング。

何故かこの店、キノコ推し。メニューにも、キノコの素晴らしさが書かれています。

なので、恐らくはこれが看板メニューなんだろうな、と思い、注文しました。

実際、数種類のキノコが満載。

スープもスッキリ、サッパリしていますので、キノコに合いますね。

スープの旨味もしっかりしていて、辛さも中辛にしたんですが、まさに程よく心地好い辛さです。

メインの具も豚しゃぶなので、あっさりとしていて食べやすい。

他の具も、野菜がいくつか入ってますが割りと小さめに切ってあります。

スープカレーと言えば、ゴロッとした大きめの野菜、ってイメージですが、正直あれは食べづらい。これぐらいの大きさだと、食べるのに苦労はしない。

ご飯にも、雑穀が混ざってました。健康志向。

そう言ったことからも、女性に喜ばれそうな感じですね。実際、客も僕が行ったときは九割が女性でした。

メニューには、素材へのこだわりなんかも書いてありました。体に良くて、安心して食べられるスープカレーを目指してるようですね。

元々、評判は聞いてきたのですが、その通り。

誰にでも食べやすいスープカレーではないでしょうか。道外の、スープカレー初体験の人を案内したりするには最適かも。

逆に、コテコテのクセのあるスープカレーが好きな方には物足りないかもしれません。

お酒も色々あり、ザンギや最低限のつまみもあるので、女性同士で一次会をやったり、飲んだ後で二次会代わりにスープカレーをつつきながら軽く飲む、なんて使い方もできそうです。