じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

夜の部は別の顔(?)札幌創成川イースト「天坊」。

2023-05-22 | 中華
某サイトでは「◯名店」にも選ばれた、札幌創成川イーストエリアの町中華「天坊」さん。

その選出については、もう、全くもって異論はありません。

ただ…知り合いの方から耳にする昼のご主人と、自分がいつも目の当たりにしてる夜のご主人では(以下自主規制)

自分は夜の部しか伺ったことは無いのですが、夜も「名店」なのは間違い無いです。

ここ最近も、色々と頂いておりました。

試作…と言うか、その場で思いついた感じのラーメンを突然出して下さいました。

「サンマーメン」ってあるじゃ無いですか。神奈川辺りのご当地ラーメンで。

アレに近い感じ。でも、全体的にトロミが付いてて、そのトロミもスープと餡掛けとの中間くらい。

だからスルスルと入ってくるし、その旨みを纏った麺が素敵。不思議な食感でした。具材として野菜と豚肉もたっぷり。いつしか、新メニューとして登場してくれるのを期待してます。

味噌焼き肉。定食メニューのおかずのみをお願いしました。味噌ラーメンのタレで焼き上げているとの事。

お酒のアテにはもちろん良いのですが、やはりご飯が欲しくなります。そう言う作り方をなさってるから、当然ですが。
(^◇^;)


天津丼のアタマ。これも、天津丼のご飯の上だけをお願いしたら、快く出してくださいました。

つまりはカニ玉的な感じですね。「天坊」の甘酢餡は、ことさらにいい塩梅。

味噌ラーメン。最近は、気づくと他のお料理を頼み過ぎてお腹いっぱいで、ここまで辿り着けないんです(笑)。この日は久しぶりに、締めとして頂くことが出来ました。

生姜好きな自分のために、多めに入れてくださいました。昔ながらの味噌ラーメンです。

エビチリ。確か給料日に頼んだ記憶が(笑)。メニューの中でも、価格がトップランカーですが、それにも納得。

エビ玉。カニ玉を海老で作るとこうなります。これも給料日メニューですね(笑)。他には無い味わいです。


チャーシュー。軽く中華鍋で炒めてから出されます。なので、脂身のとろけ具合も素敵。

広東麺。これにライスを付けるのが、理想の締めですね。

レバニラ。お裾分け的に小皿で出して下さいました。そのレバーの食感は絶妙。ステーキで言うならミディアム。火の通し具合の違いでしょうか。臭みも無い。

実は自分はレバニラ自体、全く苦手では無いですがオーダーする事は少ないんですね。肉を食べるなら…と、ついつい、酢豚や青椒肉絲とかに行ってしまう(笑)。

他のお店のレバニラでは、食感とか風味がイマイチだなと感じる事が多いのですが…

それとは全くもって一線を画すレバニラです。下拵えの丁寧さなどは、やはり味に出ます。

唐揚げ。
いつも頼むもんですから、もう一枚、別の日の唐揚げを(笑)。

半分は甘酢餡をかけて。最初にオーダーするのは、コレか先程のチャーシューのどちらかが多いです。

衣のサクサクさと、肉汁が本当に溢れる身の味わい。中華鍋で揚げるからこの仕上がり、って事もあるのかも。

醤油ラーメン。東京の「中華そば」の様なあっさりしたスープではなく、こってりした味わいです。そして、これも昔どこかで食べた様な懐かしさが。

餃子の鉄板で焼いたホッケ。

急に「ホッケ、焼きますか?」とご主人に聞かれ(笑)、思わず「はい!」と答えたら、ホッケを普段焼き餃子を焼く、あの長方形型の焼き台へ。

確かに、蒸し焼きにしつつも皮目はしっかり焼き上げる事ができる。ホッケを焼くには実はこの上ないのかも。

出していただいたホッケは、期待通りしっとりした身。口にするとホロホロに。

ちなみに、ホッケを焼いた後はしっかり鉄板を洗うので、餃子がホッケ風味になる事は無いそうですので(笑)ご安心を。

回鍋肉。シャキッとしたキャベツの、瑞々しい食感と甘さ。油通しの絶妙さなんでしょうね。やはり、家庭でこの味を出すのは難しい。プロの技の結晶のような逸品。

試作バージョンのワンタン麺。

ワンタン麺はメニューには無いのですが、試作品があるから食べてみないかとご主人が。

とある「要素」について、ご主人も改良が必要だとお話をなさってましたが、確かに東京などで頂くそれとは若干の「違い」が。

ベースのラーメン自体が素敵な味わいですから、このプロトタイプからどう研ぎ澄ましていくかと言う事になる訳ですが…いつかメニューに載って欲しいですね。

餃子。焼き目が綺麗。皮は薄めで、その餡は野菜が多め。

餃子単体なら、厚めでもっちりした皮も良いのですが、特に酒のアテとなるとこの軽めの食べやすさが有難い。もちろん、ラーメンやチャーハンと共に頂いても、最強にして最高の「脇役」に徹する奥ゆかしさを感じます。


油そば。

コレも隠れた逸品。麺類となると、どうしてもラーメンに目が行きがちですが、この油そばはかなりのポテンシャル。

実際、この油そばにハマってこれしか食べない方も居るとか居ないとか。

一度はお試し頂きたい。


味噌焼肉定食。

味噌ラーメンのタレで焼き上げた豚肉。やはりご飯と共に食べたくなり(笑)。マヨネーズも付いてますしね。ご飯泥棒の筆頭です。

麻婆茄子。

他のお店では、茄子がクタッとしてる事が多いのですが、こちらのお店の麻婆茄子は、茄子がシャキッとしてて瑞々しい。

噛むとまるで茹でたてのアスパラの如く、水分が溢れます。

この味わいに目から鱗、でした。

青椒肉絲。

これは定食サイズなので、単品のものより少なめ。

定食のおかずのみ、と言うオーダーがお願いできるのは、酒呑みには本当に有難いです。


行者ニンニクたっぷりラーメン。

ある日、とある常連のお客様が、採ってきたばかりの行者ニンニクと共にご来店なさり、ご主人に渡してまして。

じゃあ、コレで締めのラーメン作りますか、とご主人が。

サッと炒めた行者ニンニクに、豚肉や半熟の卵も。スタミナの塊のようなラーメンに。

この時、ちょうど体調がイマイチだったんです。一気に元気になりました。



そんな訳で、また気付くとこの文字を眺めつつ引き戸を開け、いつものカウンターに座っている事でしょう…

気付くと来てしまってるのが、町中華ですよね。
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入りづらさの果てにある魅惑のスープカレー、「ベンベラネットワークカンパニー」。

2023-05-14 | カレー
入りづらいんです。

ほら。

一見さんなら躊躇しますよね、やっぱり。

札幌の中心部、狸小路の7丁目にある「M'sスペース」の一角。飲食店が集まった、いわゆる雑居ビルの奥。

入口もこのインパクト。楽しげな雰囲気ではありますが、若干、圧倒されます。

店内も…


こんな感じ。ゴチャゴチャしつつも、通い続けるといつしか居心地が良くなるこの雰囲気。「ド◯.◯ホーテ」にも通じる雰囲気ですね(笑)。

そんなお店で頂くのは、魅惑のスープカレー。
「ベジタブルチキン」にチーズと納豆トッピング。辛さは1。ご飯大盛り。ご飯の上の目玉焼きは、デフォルトで付いて来ます。

ほろほろのチキンの他、甘さを感じるニンジンや、シャキッとしたピーマンなどの野菜。

普段、スープは日替わりで数種から選べますが、この時は「エピローグ」と言うスープのみ。営業終了間際に伺ったから、他のスープが無くなったのかも。

こちらのお店のスープ。丁寧なお出汁の味わい。よくありがちな、コテコテな濃厚さではなく、純粋に出汁の深い味わい。スッキリしてます。

なので、いくつか食べて来たスープカレーの中でも、個人的にはこちらのスープが一番好みです。具材の味わいも活きます。

チーズと納豆を入れたのは、身体が疲れ気味だったので(笑)。普段はあまりトッピングを加えません。でも、スープカレーに納豆はよく合います。

終盤、具材を食べ切ったスープにご飯を投入すれば、納豆のトロみでリゾットみたくなるのが良い。

そして半熟目玉焼きが素敵。辛さをマイルドにしてくれます。

その辛さですが、「1」でもかなり辛い方だと思います。食べると頭皮の毛穴が開きます(笑)。なので、初めて召し上がる時は、辛さのチョイスは慎重に。

入りづらいお店、と言えば、ススキノの某居酒屋さんを思い浮かべますが(笑)、その居酒屋さん同様、入りづらさの先には魅惑の味が待ってるもんですね。

その某居酒屋さんにもよくお越しになる、とあるギタリストさんが、こちらのスープカレーのファンだと耳にしたのが来店のきっかけ。

そんな「きっかけ」に感謝しつつ、味わっておりました。

…でなきゃ、多分、入り口の時点で躊躇して入れてませんからね(笑)。


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北広島市「エスコンフィールド北海道」見聞録& 「ティーバイティーエフスタ」で「ジオラ」を。

2023-05-14 | 日記
行って来ました。
今シーズンから日本ハムファイターズの新たな本拠地となった、札幌の隣町、北広島市の「エスコンフィールド北海道」。


この日は天気も良く、何となく思い立って、新札幌駅にから出るシャトルバスに乗り込んでしまい。およそ30分程で到着しました

よくテレビにも映される、ガラスの壁。近づくとやたらデカくて圧倒されます。

この日は試合がなかったので…
無料で中に入れます。「タワー11」に入ると、ダルビッシュさんと大谷くんが出迎えてるくれました。

そして目前には、太陽に照らされる天然芝が。

この日はたまたま、開業以来初めて屋根が開いた日でした。

スタジアムの座席も一部が開放され、自由に座れます。

この不思議な開放感。風も吹き抜けて気持ちいい。

とりあえず腹ごしらえを。飲食店も営業しています。

「フードホール」で売られている、「シャウエッセンドッグ」を早速購入。


あのシャウエッセンのロングバージョンが挟まってます。さすが日本ハムのお膝元(笑)。

パンも歯応えがあって、シャウエッセンのパリッとした食感に負けてないのが素敵。

こちらはチーズソースがたっぷり。生ビールとよく合います。


それにしても。
圧巻です。この眺めは。

しかも、グラウンドとかなり近い。外野の席からも選手の表情が分かる距離。

実際、目の前のグラウンドを、あのファイターズガールにアテンドされつつ、スタジアム見学ツアーの皆さんが歩いて行ったのですが、お顔がバッチリ見える。


なんだか「ガンダム」にこんなモビルアーマーがあったなぁ…なんて思いつつ、外野席から見上げてました。

見上げた先には…
「タワー11」の外観が。上の方の窓は…恐らく噂の温泉&サウナ。試合を見ながら楽しめる、噂のアレ。

…整いながら見られるんですね(笑)。


ブルペンもメッチャ近い。

とんでもない球場を作ったもんです。本当に。


ガラスの壁を内側から見るとこんな感じ。

そして、お目当てはこれでした。「タワー11」の看板のある入り口を抜けると…


地元FM局「AIR-G'」のスタジオ「エフスタ」があるんですね。平日の夕方の生番組を、ここから放送していて、DJさんが喋る姿を間近で見る事ができます。


ホットドッグを買った「フードホール」の上にあります。



放送中は、その映像も生でフードホールの大型モニターに映されます。「ジオラ」と言う番組のDJ、龍太さんと暁夢さんです。

この日はファイターズガールがゲストで出演。その模様もバッチリ直接見られます。

普段から聴いてるラジオ番組を、こうして生で目前で見られると言うのは、リスナーとしてはこの上ない楽しみ。

3時間、丸々楽しませていただきました。

DJのお二人は、合間に一緒に写真撮影やサインもして下さり、スタッフさんともお話しする事ができました。いい思い出です。


大谷くんの視線の先に「エフスタ」があります(笑)。
放送終了後、改めてスタジアムの座席に。この時は既に屋根は閉じてました。


気づけばすっかり夜の帳が下りてました。

この時間は新札幌駅に向かうバスは既になく、北広島駅行きのバスに。5分ほどで着きます。

野球がない日も楽しめる仕掛けがあるのが、これまでの球場とも違うんでしょうね。

問題はやはり、札幌からのアクセスでしょうか。でも、一番はファイターズが活躍する事…でしょうね。
(^◇^;)




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札幌創世川イースト「紫雲亭」の魅惑のセットメニュー。

2023-05-05 | ラーメン・蕎麦・うどん
札幌大通のテレビ塔から程近い、中央バスターミナルの地下にある食堂街。

ここは、昭和で時が止まったままのような雰囲気でして。定食が食べられるお店や蕎麦屋さんなど、渋いお店が。

そんな中。

「紫雲亭」なるラーメン屋さんが。

とあるラジオ番組のパーソナリティさんが、熱烈に推してまして。

さらには、あの大泉洋さんもとある番組で訪れている。

気になりつつ、なかなか行けずに居ましたが、先日ついに初訪問。

ここは昔ながらの風味のする麺を使ったラーメンと、セットにできるご飯ものが魅力。

まずは、塩ラーメンとキーマカレーのセットを。

こちらの塩ラーメン。コクのあるスープが、他のお店の塩ラーメンとは一線を画す。

麺は歯応えも風味も、昔、大衆食堂で食べたような味わい。

あっさりした塩ラーメンはよくありますが、こちらのお店のような、コク深い塩ラーメンと言うのは中々食べた記憶がなく。

そしてセットのキーマカレーも、専門店のような味わいでした。大泉洋先生が絶賛してたのも納得。

そして再訪。
今度は醤油とハヤシライス。

醤油ラーメンもやはりコク深い。単純に脂が強いとか、そう言うわけではなく、スープが力強いと言うか、旨味がギッシリしてる。

そして今回はハヤシライスをセットに。これも食堂のハヤシライスの味わい。

キーマカレーもハヤシライスも、単品が無いのが逆に残念。これだけ食べに来たいくらい。

お店のカウンター内には、お二人のスタッフさんが。

お一人はいかにも職人さんと言う風貌。もうお一人は、若干お若い。

聞けばこちらの「紫雲亭」。一度閉店しかかったらしく。

元々の店主が、職人さんの方。

で、閉店すると聞いた常連さんが「紫雲亭」の味が途絶えるのは勿体無いと、元店主さんを説得。お仕事を辞めてラーメン屋さんに転身。その元常連さんがお若い方な訳で、現店主ということになるんでしょうか。

そんな訳で、元店主さんと現店主さんが一緒にお店をやっている状態な訳ですね。

この味を守りたい、という元常連さんの情熱の元に今の「紫雲亭」は成り立ってるんですね。

そう思いつつ頂くと、また一味もふた味も違う味が、このラーメンからはしてくるのです。
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今回もギリギリセーフで「さえら」のイチゴと二色チョコレートのサンドイッチを。

2023-05-05 | カフェ・スイーツ
前回も確か、最終日に滑り込んだんですよね。

札幌大通のサンドイッチ屋さん「さえら」さんの、期間限定だったメニュー、イチゴと二色チョコレートのサンド。
イチゴと共に挟むのは、二種のチョコを混ぜ込んだ生クリーム。

爽やかなイチゴの風味と、絶妙な甘さの生クリーム。チョコの食感も楽しい。

…すみません。かなり前に終了してるメニューです。
(^_^;)

自分のリマインダー代わりに投稿させて下さい。

ちなみに一緒にお願いしたのはハムサンド。「さえら」さんのハムサンドは、味わいがかなり他とは違います。

こちらは年中オーダーできますよ。

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