久しぶりに楽しいし映画を観ました。
肌寒い一日、昨日同時に借りた「フライボーイズ」を見ました。
3月21日発売の最新作です。
ストリー》
第一次大戦のフランスで、まだ参戦していないアメリカから義勇兵として戦闘機隊に参加したアメリカの若者達を描いた映画。フランスの複葉機とドイツの三葉機の空中戦は面白いです。
最近の映画で出てくる最新鋭の戦闘機と違い木製の複葉機での空中戦は、スピードがついていけるので感激です。インメルタンターン?とかポジションの奪い合い、車輪で相手の機体を壊すなど、なるほど思いました。
飛行船との空中戦や爆撃機の爆弾の信管まではっきり見えるなど、CGによる作業のやりすぎは笑えますが、どこかで見たことのある実写フィルムを挿入されるよりずっとましです。
知っている俳優はジョン・レノだけです。ラファイエット戦闘機隊の司令官と言う役どころですか。当然アメリカ人と話すのですから、彼のフランス訛りの英語も最適です。
軍事マニアによるとドイツ空軍の機体の塗装が、史実に忠実ではないそうですが、気になりません。むしろドイツの撃墜王の期待の塗装のおしゃれなこと。貴族の子弟が多いそうですから当然かもしれません。
最近の映画での悲壮感や厭世観もそれほどなく、アメリカ軍ではなくアメリカらの義勇軍ですから、最初の頃の圧倒的なドイツ空軍の優秀さもむしろ、ドイツ人の優秀さを感じます。
楽しい映画でしたが、一つ文句を付けるとすると、主人公と上官の飛行隊長の顔が似ていることです。素顔では区別がつきますが、革のヘッドギア被ると区別がつきません。敵をマシンガンで撃つとき操縦士の顔がアップになるのですが、誰だかわかりません。不満はそれだけでした。ひげでも付けろ。
マイコレクションに入隊させようかと考えています。