新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

初春の新撮影「ルリビタキ」

2009-01-12 17:35:09 | 里の鳥
きれいな鳥を撮りたいのは、カメラを持った人にとっては当然の願望でしょう。「ルリタテハ」もきれいな蝶です。「カワセミ」から連想する青は期待を膨らませます。

1月2日、雪が今にも降りそうな山間の住宅地。その外れにある小学校の横の道を、小学校のフェンスに沿って裏に回りこみました。右手は小学校。勿論、雪空の正月2日、こんな所に誰もいません。

校庭のプランターに2羽の「アオジ」がいました。校舎の裏側を監視カメラが監視しているらしいと思いながら静かに歩いていると、右手のフェンスから青っぽい鳥が飛び立ち前方のフェンスの上に留まりました。


思ったほど鮮やかな青ではありませんでした。

しばらく撮影していると私に気が付いた「ルリビタキ」はフェンスに沿って左手の藪のほうへ飛んでいきました。
左手は学校のフェンスと山側の藪との間は、人一人通れるくらいの狭い道です。そのやぶからフェンス側に枝が出ており、その枝に先ほどの「ルリビタキ」がとまっているではありませんか。私を待っているかのようでした。

近すぎて大きな動作が取れないほどです。雪模様の曇り空をしばし忘れて、自然の中に溶け込んだのでした。これが山の中での鳥の撮影の醍醐味でしょうか。

池や川べりの撮影とはまた違った趣があります。

コメント
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