新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「受け継がれてゆく伝統人形芝居」を観て

2009-07-19 17:07:17 | 芸術鑑賞
昨日、2年ぶりに「受け継がれてゆく伝統人形芝居」を鑑賞に行ってきました。
八王子市内から車で30分ほど奥に入った、陣馬山ふもとの静かなところにある、家元の稽古場で行われました。

演目は
①八王子市立由井中学校三味線部による「葛の葉」です。
 同三味線部はH15年創部、16年から八王子車人形・説教節を学び各賞を受賞しているユニークな部です。
 今回も、説教節3名、三味線1名で、舞台では安部保名と妻と白孤の別れを熱演しております。そういえば、以前から「伝統人形芝居」ではいつも出演していました。

②八王子高校 車人形同好会の「三人三番叟」です。
 中学校の生徒比べると今年一寸。

中学生と高校生は、家元のお話によると夏休みを利用して「受け継がれてゆく伝統人形芝居」の北海道巡回講演に参加するそうです。

③西畑人形芝居朝日若輝一座(香川県)「岩見重太郎大蛇退治」
 これも何度か見たことがある演目です。座長の個性が大変際立っていて、狂言回しの司会の人形がいつも笑わせます。この棒遣い人形は大変スピードのある動きが出来、所謂チャンバラにその動きがじゅうぶん表現されています。

④糸あやつり人形劇団みのむし(兵庫県)「怪談・幽女執念」
 お岩さん、お菊さん、お露さんの三大幽霊が主人公の話ですが、現代のお化け屋敷を舞台にした作品で、その他に芝居小屋の主人に鳳啓助を彷彿とされる男が出てきます。色と欲の噺です。
 吉本新喜劇を思わせる「こてこての関西の喜劇」になっております。地方伝統芸といいますが、例えば東北の伝統芸能に対して、では関西は関西喜劇なのかということになります。吉本新喜劇があまりにも有名すぎて、関西に於けるそれ以前の伝統芸能は何だったのかと言う事になりますね。

⑤八王子車人形西川古柳座 「日高川入相花王/雨田堤より渡し場の段」
 これも何度か観ております。こちらは、何時ものとおり義太夫の太夫と三味線の演者が来られています。(この辺の様子を専門用語でどのように説明するのか、分かりませんでした)
何時ものことですが「清姫」は綺麗でした。ここには「安珍」は出ておりません。

公演中は撮影厳禁なので、合間に撮影した写真(4枚)をお見せいたします。



左手奥に茶色の屋根が稽古場です。駐車場はいつもお隣の小学校のスペースを借りています。


開演1時間前に着きましたが、もう早い人が来ていました。手前奥にイス席が5列あります。右手に義太夫の太夫たちの舞台があります。


休憩時間中の由井中学校三味線部の部員達。お揃いの黒のTシャツが黒子っぽくてgooです。


最後に出演者一同による舞台挨拶でした。1時30分開演で終演は4時30分近くになっていました。

充実した土曜日でした。今日も2日目が上演されています。
コメント (2)
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