伊豆の鳥便り「イソヒヨドリの雌と雄」

昨年の伊豆急行全線ウオークの中で、「イソヒヨドリ」があちこちで旅人を迎えてくれると報告いたしました。そのときはデジカメしか持っておらず歓迎の様子は撮影できませんでした。

今回の伊豆ウオークでもあちこちで「イソヒヨドリ」の出迎えを受けました。雌の写真でいいのが撮れましたので、紹介します。雄も同じ日に撮影できましたので、併せて紹介します。


伊豆高原駅～伊豆大川駅間で撮影。彼女はしきりと海を見ています。足元は１００ｍを越える真逆さまの崖です。彼女は私がいるのを気が付いています。と言うより３ｍも離れていません。逃げる機会を外したようです。山奥でツキノワグマにばったり出会うと、こんな具合でしょうか。


同じ日、片瀬白田駅から伊豆稲取に駅に向かう駆け上がりの急な農道を上ってきます。左右はみかん畑です。狭い農道から県道に出るところに、町営水道の小さなタンクと事務所があります。ここが急な上りの最初の目標なのですが、この事務所の屋根に「イソヒヨドリ」の雄がいました。午前中雌を撮影してましたから、早速撮影したのです。こちらは私が先に気が付いたので、彼にばれぬようにしたため、近くまでは寄れませんでした。ですから雌の写真とは出来が違いました。