そんなに無理な停め方をしなくても

世の中には、ルールを無視して無理な車の停め方をしている人がいます。駅前の繁華街でに二重に止めたり、すぐに済むからでしょうか反対側に止めたり、逆から来たからと進行方向反対に自宅駐車場の前の止めたり。すぐ済むからと洗濯屋やコンビニの交差点の角の歩道に斜めに止めたりしています。
最近奥さん達が衣類をクリーニングに出すため、交差点に斜めに止めたりします。完全に乗り上げている訳でもないので、車の頭と後部がそれぞれの道路にはみ出し、右折する車が大回りに曲がるため、交差点で渋滞になります。馬鹿な男性運転手の真似をしなくてもいいのにと、つい思ってしまいます。

さて、地形図を買うため最寄り駅まで出かけました。北側は駅前広場として広く整備されていますが、こちらの南側は旧市街地に、テナントビルやスポーツクラブ、美容院などが立ち並び、道は狭いのに交通は混雑しています。
駅近くの丁字の交差点の角にクリーニング店があります。３０年以上続く自社作業所を持つ大きなクリーニング店です。

駅に行くためそこに近づいたと思ってください。突然「ガキ」と大きな音がしました。見ると、お話したように交差点の角のクリーニング店の前に、交差点に斜めに乗用車が停まっています。年配の女性が降りて助手席側に回りこみました。運転席のドアーを大きく開けたままです。

そこへ駅前から来たワンボックスの運転手が、そのままではつっかえて左折できず、窓から何か言っています。
私も交差点を渡って車の左側が見えるところへ近づいてみました。多分以前から交差点の角に車を止める人がいるのか、あるいは右折車の巻き込み事故を防ぐためか、はたまた交差点事故の車が歩道に飛んでくるのを防ぐためか、太い鉄杭が２本間隔をあけて立てられています。その１本に女性の車が左側中央部をしっかりこするといいますか、食い込む寸前までいっていました。

女性は多分鉄杭があったことは知ってて停車したのでしょうが、発進した時早く道路に戻ろうと、早めに左にハンドルを切ったのでしょう。低速発信の強い力で、鉄杭に幅寄せしてしっかりボディーが寄り掛かってしまったのでしょう。前進もバックも出来ない様子です。
さらにその上悪いことは、慌てたため運転席のドアーを一杯に開けて降りてしまったことです。本来の道路を走ってきた車は、大きく車線を右に避けねばなりません。左折車は大回りでこの車を避けて左折です。そして状況を悪くしているのは、左折しても車二台分で駅を南北に通過する幹線道路との交差点の停止線があることです。見る見るうちに丁字交差点とその交差点に自動車が詰まってきました。

駅から２００ｍありません。所謂駐車禁止区域です。ちょっとしたずるが、大混雑を起こしたのです。そこで雨が降ってきたので私は駅に走っていきました。
どうか、渋滞による二次事故が無いようにと思うのでした。

４時間後買い物を済ませて通りかかると、クリーニング屋の前の交差点、何事も無いように何時もの夕方の混雑が流れていました。