久し振りに内田康夫の新刊、「黄泉から来た女」が発刊されました。週刊新潮に連載されていたそうですが、文春派の私は知りませんでした。もちろん知っていても読みませんが。週刊文春にもよく内田康夫は連載されますが、単行本で読みたいが為、じっと我慢の子であります、いつも。
さて本書は、内田康夫の浅見光彦シリーズの仲でも好きなジャンル、魂の世界、精神の世界が背景にあります。今回は天橋立と籠神社、羽黒山・月山修験道が舞台です。
山野を駆け巡る修験者とそれを支える宿坊、現代の経営の現実が押しかける宿坊と興味深い話題が一杯です。
もちろん現世に生きている人間が主人公ですから、どろどろした男女関係や金儲けの話などが出てきます。
今回も素敵なヒロインが登場します。いつももう一つと思ってしまいますが、今回のヒロイン神代静香は、浅見光彦のお嫁さん候補のベスト3には入るのではないでしょうか。
家柄から来る神秘的あるいは霊的感性、静かな佇まいではあるがイザとなると気の強い一面も見せる、なかなか魅力的です。
1冊1700円ですが、行数も字数も多く黄泉応えがあります。
光彦ファンの方はぜひ一読をお勧めします。
あ、浅見光彦の名前の神秘も解き明かされます。
さて本書は、内田康夫の浅見光彦シリーズの仲でも好きなジャンル、魂の世界、精神の世界が背景にあります。今回は天橋立と籠神社、羽黒山・月山修験道が舞台です。
山野を駆け巡る修験者とそれを支える宿坊、現代の経営の現実が押しかける宿坊と興味深い話題が一杯です。
もちろん現世に生きている人間が主人公ですから、どろどろした男女関係や金儲けの話などが出てきます。
今回も素敵なヒロインが登場します。いつももう一つと思ってしまいますが、今回のヒロイン神代静香は、浅見光彦のお嫁さん候補のベスト3には入るのではないでしょうか。
家柄から来る神秘的あるいは霊的感性、静かな佇まいではあるがイザとなると気の強い一面も見せる、なかなか魅力的です。
1冊1700円ですが、行数も字数も多く黄泉応えがあります。
光彦ファンの方はぜひ一読をお勧めします。
あ、浅見光彦の名前の神秘も解き明かされます。