新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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ナターシャ・グジー コンサート報告

2013-07-13 17:50:20 | 芸術鑑賞
既報の通り、ナターシャ・グジーのコンサートに行ってきました。
葛飾の京成立石下車のかつしかシンフォニーヒルズのアイリスフォールで開場が18時でした。
そのため空いた時間の有効活用のため、渋谷で有田焼の美術館に、ついで水天宮に、さらに会場から三つ先の柴又の柴又帝釈天にお参りに出かけました。柴又はこんな用事でもないとなかなか行けない場所ですから。帝釈天では楽しい経験をさせて頂きましたので日を改めて報告します。

ナターシャ・グジー
開場が18時で終演予定が20時30分でしたので、青砥着を5時ごろとし早目の軽い食事をとって、アイリスホールに向かいました。
早目についたと思いましたが、すでにホール前には5人の先客が。いつもの通りここから階段通路を皆さんが並ぶのです。

本日のゲストは、
井上 鑑(ピアノ)大変有名な方でした
和久 文子(箏・十七弦)
井原 潤子(箏・十七弦)
前川 智世(箏)
箏や十七弦が彼女の奏でるバンドゥーラに合うのです。やはり弦楽器同士なのだからでしょうか。

プログラム1部
①キエフの鳥の歌 ウクライナ民謡
②深い井戸    ウクライナ民謡
③いつも何度でも
④防人の詩
⑤3つの道
⑥千鳥幻想

1部は、上は白いブラウス下は真紅のロングスカートの、素敵なウクライナ民族衣装です。また、これもお馴染み。「なっちゃん」のギャグもこれまたお馴染みです。
③の「いつも何度でも」を生で聴くのが最大の楽しみです。遠出のドライブに出かけるときは朝一番にかけるのはこの曲です。心を鎮めるために。
⑥の箏・十七弦の三重奏もなかなか迫力のあるいい曲でした。

2部
⑦遥かに遠い空   作詞N・グジー 作曲井上 鑑
⑧The Beach Is Far 作曲井上 鑑
⑨Wish 本田美奈子さんの曲です 作曲井上 鑑
⑩白い翼      作詞N・グジー 作曲井上 鑑
⑪鳥の歌      カタロニア民謡 編曲井上 鑑
⑫わがキエフ

2部は、作編曲家の井上 鑑との掛け合いで始まりました。時々箏が混じる楽しい時間でした。
彼女が民族衣装からロングドレスに着替えてくるのも、何時もの楽しいお馴染みです。この夜は明るいブルーでした。長身によく似合いました。
⑪はパブロ・カザルスが世界に広めたこの曲は「第9交響曲」「イマジン」と並び、平和を希求する音楽の代表作だそうです。知りませんでした。

アンコール曲は、⑪に彼女がウクライナ語の歌詞を付けた曲と、「故郷」の2曲でした。

井上 鑑との楽しいトークもあり終演予定の20時30分をオーバー、21時になっていました。

CDも大体持っていますので、この日はサイン会に参加せず、ホールを出たのですが、出口で数人の外国人に会いました。ドレスの女性も何人かいました。
外に出ると車がずらりと駐車しています。先頭の車は青地の外交官ナンバーでした。ウクライナ大使館関係の関係者ではないでしょうか。もちろん運転手つきです。

4年ぶりか3年ぶりでした。彼女の子供のころの経験や今の地味な地方公演などの活動を聞いて、ますます健康で頑張ってもしいと思う夜でした。

コメント
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