新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

簡易かまくらつくりを

2014-02-08 16:35:21 | アウトドア
朝からしっかり雪が降っています。
暖かいものでも作るかと、昨日から食材を用意していたカレーを作り始めました。
ところが流しの蛍光灯が切れてしまいました。キッチンの蛍光灯だけでは手元が暗く、雪中行軍をすることにしました。この日のために以前購入した長靴をはきたかったからです。

表に出てすぐ先の丁の字の交差点を曲がるときに、この降りしきる雪の中話し声が聞こえます。
交差点の角のうちの庭で、男性二人が何かやっています。庭を見るとどう見ても小型の「かまくら」を作っているのです。

「かまくら」ですかと聞きますと、この雪の中で何かしたくなって、交差点の雪を集めてかまくらを作っているとのことです。
「かまくら」の知識は多少あります。雪山を作って穴をあけているのか、空間を確保してから雪で囲んでいるのか聞くと、前者だそうです。
それではしっかり積まないと崩れてしまうよと声を掛けて、またあとからと言う事でそこを離れました。なにせ、油断して手袋をしていないのです。

最初のドラックストアーには、希望ワットがなく少し離れたスーパーまで行き何とか入手しました。
昨年の冬にも述べましたが、この付近は坂ばかりで、表通りでも中型トラックが立ち往生して渋滞していました。

さて戻って工事現場によりますと、かまくら建設真っ最中です。顔と場所を隠すから撮影させてくれと許可をもらいカメラを取りに帰ったのです。


去年の大雪で高級車が乗り捨てられていた坂道です。かまくらの現場はこの右手です。


こんな具合に掘っています。


全体の姿はこんなです。フェンスに寄りかからせて、省力化されています。


中はまだこのくらいです。


もう一人の男性が中まで入って、雪を掻い出しています。

あまり大きなものではないので、お子さん用ですかと聞いたらなんと『自分らは高校生です』と言うではありませんか。スノボーウエアーでゴーグルをつけているので外見では分らないのです。
神棚を作ってろうそくを立ててと、正式の飾り方を教えてあげましたが、そこまでするつもりはないようです。

ドカッと雪山が崩れて、救急車やパトカーが来ないように気を付けてねと声を掛けて、取材は終わったのでした。

その間ずっと素手でしたので、両手が初期のしもやけにかかったみたいです。また最近しもやけが増えていると昨日放送していました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする