初見だ「クロガモ」

朝一で各駅で片道２時間弱、片道1000円かけて何故続けて出かけたかと言いますと、ここで「クロガモ」が見られるという話を聞いたからです。

初めての日はやみ雲に出かけましたので、予想より早く天候は崩れてきました。さらに到着時が満潮でウロウロしているうちにどんどん潮が引いてきて「クロガモ」は沖に移ってしまっているのです。
地元のＢＷに潮が上がっていないと「クロガモ」か近くに来ないよと教えらえたので、１０日後の先日引き潮の底で現地に着くようにして出かけたのです。

なかなか沖合の「クロガモ」を見つけられず、近場の鳥撮で我慢をしておりました。
しばらくして沖の方から若者の下手な口笛のような「ピー、ピー」と鳴き声が聞こえてきました。みると「クロガモ」です。
晴れて陽射しもあり、条件は前回よりだいぶましです。


こんな風な１０羽ほどの小さな群れで、同じような行動をしています。一頻り騒いでから一斉に潜ります。


上の画像も同じですが、中央右側にいる頬の白いのが雌です。その周りにいるのがすべて雄です。
１時間ぐらい沖を左手からピーピー騒ぎながら右に移動していきました。


そして突然一斉に飛び立ちました。着水地点を確認しようとしたのですが、はるか離れた沖に行ってしまいました。
アップでは撮影できなかったのですが、原寸では顔の上嘴の黄色い基部もはっきりわかりますので、初見と認定いたしました。


１０日前の曇り空の画像です。１羽がしきりとディスプレイをしておりますがこれがベスト画像でしたので、初見認定を逡巡しておりました。

冬の間にもう一度、お金を貯めてアップを狙いたいです。