二時を過ぎてからやっと陽射しが出てきました。
東京マラソンも面白くなく、午前中に選挙に出かけ午後からストックしていたDVDを見ることにしました。
75年公開の「コンドル」です。主演はロバート・レッドフォードです。
【物語】
実はCIAの下部組織であるNYのアメリカ文学史協会が三人の男に襲撃され、皆殺しにされます。偶然、昼食の買い出しで現場に居なかったたため命拾いをしたコードネーム“コンドル”はCIAと連絡を取り落ち合う事にするが、その場所でコンドルを待っていたのはさらに殺し屋でした。CIA内部で起きている陰謀と、その渦中に放り込まれた男の逃走を描いた比較的よくあるサスペンスです。
なんといっても知的で静かな謎の殺し屋のM・V・シドーが良いです。素人なりに必死で逃げ回る主人公の素質を見込みリクルートするところは笑いです。CIA御用達の殺し屋が素人に顔をさらして生かしておいて、リクルートするなんてその世界では決して許されないはずです。
最近の世界中を舞台にしたような派手なCIA物(例えばマット・デイモンのボーンシリーズ)に比べると、ニューヨークだけでの物語で、75年当時の時代を感じさせます。また石油独占といった主題ですが、それほどの広がりもなく会話だけで進んでいきます。
しいて言いますと、ラストシーンでの主人公とCIAの副長官の会話でしょうか。さらに大きな国家権力を予感されるところです。
ロバート・レッドフォードは取り立てて大好きな俳優ではありませんが、コレクションをチェックしてみると、「大いなる勇者」を持っていました。雪のロッキーを舞台の開拓者の話で、主人公より大自然の物語を買ったようなものです。あ、「モンタナの風に吹かれて」もありました。
ちょっとハンサムすぎます。下積みの生活も長かったようですが、それが顔に出ていない貴公子然が俳優として損をしているように感じて仕方ないのですが。
東京マラソンも面白くなく、午前中に選挙に出かけ午後からストックしていたDVDを見ることにしました。
75年公開の「コンドル」です。主演はロバート・レッドフォードです。
【物語】
実はCIAの下部組織であるNYのアメリカ文学史協会が三人の男に襲撃され、皆殺しにされます。偶然、昼食の買い出しで現場に居なかったたため命拾いをしたコードネーム“コンドル”はCIAと連絡を取り落ち合う事にするが、その場所でコンドルを待っていたのはさらに殺し屋でした。CIA内部で起きている陰謀と、その渦中に放り込まれた男の逃走を描いた比較的よくあるサスペンスです。
なんといっても知的で静かな謎の殺し屋のM・V・シドーが良いです。素人なりに必死で逃げ回る主人公の素質を見込みリクルートするところは笑いです。CIA御用達の殺し屋が素人に顔をさらして生かしておいて、リクルートするなんてその世界では決して許されないはずです。
最近の世界中を舞台にしたような派手なCIA物(例えばマット・デイモンのボーンシリーズ)に比べると、ニューヨークだけでの物語で、75年当時の時代を感じさせます。また石油独占といった主題ですが、それほどの広がりもなく会話だけで進んでいきます。
しいて言いますと、ラストシーンでの主人公とCIAの副長官の会話でしょうか。さらに大きな国家権力を予感されるところです。
ロバート・レッドフォードは取り立てて大好きな俳優ではありませんが、コレクションをチェックしてみると、「大いなる勇者」を持っていました。雪のロッキーを舞台の開拓者の話で、主人公より大自然の物語を買ったようなものです。あ、「モンタナの風に吹かれて」もありました。
ちょっとハンサムすぎます。下積みの生活も長かったようですが、それが顔に出ていない貴公子然が俳優として損をしているように感じて仕方ないのですが。