新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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頭上にドクターヘリ!!

2015-04-15 18:02:22 | 航空機
里山の田んぼの西端まで歩き、さらに河川敷のブッシュを何時ものコースそこから戻って長い田圃地帯を東の端まで約1キロ、そこから土手に上がり戻りかけると救急車のサイレンが響きだしました。段丘の上の住宅地を走り回っていると思ったら、この里山の田園地帯に下りてきました。

河川敷の一部に中学生の野球のグランドと、消防団の訓練広場があります。訓練が始まるのかもしれません。私の車は、訓練広場の低いフェンスの外側に止めてます。消火器の粉でも掛かると困るなと広場に向かって土手を歩きだしました。

突然、頭上でヘリの爆音が近づいてきました。


2009年の5月でも報告しましたが、消防の訓練広場はドクターヘリの場外離着陸場になっているようです。JA6924


やはりそうですその広場に着陸してきました。


ドクターと看護師が救急車に乗り込みました。その後なかなか降りてきません。応急処置に手間取っているのか、すぐ移送されると思っていたのですが、なかなか処置が終わらないようです。この間が救急隊員が外で手持ちぶたさでじっと待っているのが、職務分担の厳しさを感じました。
その間の、機体の内部の様子です。それから、その合間に整備士が機体を点検しておりました。

少し離れた土手の上で散歩中の年配の女性とカブに乗った爺さんと親しくなりいろいろ話し込んだのですが、2009年にやはりここでドクターヘリを見たと話しますと、なんとその時の患者さんはその爺さんの知り合いだったそうです。その患者さんは無事退院したのですが、その後の彼の運命は驚くべきことになっていました。確証がないということですので、ここでは割愛します。


患者がヘリに移され、ドクターたちも乗り込み、パイロットが自分で機体の点検をしております。


無事離陸です。もちろん消防署隊員が周辺に散らばってあたりを警戒して、離陸させたのは前回の報告でも致しました。


約15キロ離れた大学病院に向かっての飛行です。

そのほか細かい作業風景がありましたが、省きます。
土手を歩いて駐車場に近づきますと、片づけを終えた消防隊員が消防自動車に乗車、土手に上がってきます。土手の上ですれ違いますので、目があったら激励のあいさつをしようと待ち構えていました。ちょうど土手から消防自動車が農道に下りるところで運転手の隊員と目があったので、軽く敬礼すると彼も目礼で答礼してきました。
一寸良い気分でした。
コメント
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