新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「骨シリーズ」読了につき感想を

2008-04-19 17:31:47 | 読書
四年ぶりで第11作から13作まで最新刊を購入し、読み始めました。
残念ながらと言うか、当然ですがちょっとマンネリ気味の展開に、目新しさを感じなかった。

初めて読んだときの新鮮さはもうないけれども、安定したストーリーを楽しむことにしました。
主人公のオリバー・ギデオンと彼の妻ジュリー、そして作品ごとに登場する捜査官との会話を楽しむミステリです。


この3作の中で一番興味深く読了したのは、2冊目の「水底の骨」です。十年前、ハワイの大牧場主が失踪し、最近その遺骨が墜落した飛行機から発見された。当時殺し屋に狙われていたと言う彼の変わり果てた骨は、ギデオンの調査でその異常さが発見された。

今までミステリーでこんな話しは読んだことがありません。アメリカの小説家が考えそうなことだと感心しました。思いもかけない結末です。

他の二冊は、この3作を除いた既刊の10作とどこか似ている様な。大体オリバーとジュリーが出かけて行き、そこで事件に遭遇し骨を調べて事件を解決、そんなストーリーになっています。

でも会話は面白いし、訪れる先の風景や自然描写や土地の生活紹介など、大変面白いものがあります。
未読の方は、お勧めします。
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「鶏卵素麺」

2008-04-18 17:40:41 | グルメ
この大雨の中、車を飛ばして買いに行くほどではありませんが、年に1度くらいは食べてみたい和菓子ってあるものです。

この「鶏卵素麺」は一昨年の正月に、神戸で買って泊めて頂いている家の皆さんで一緒に頂いたのが最後です。

この「鶏卵素麺」は400年くらい前に長崎に伝わりその後大阪へと伝わってきたものです。

製法は単純で卵黄だけをあつあつの糖蜜の中へ流し込むだけです。だからその加減が職人技になるのでしょう。

この「鶏卵素麺」最近芦屋の知人から土産で頂きました。製造元を確認すると「鶴屋八幡・鶏卵素麺」になっています。住所は大阪です。どうもこの菓子は関西の菓子のようです。

東京の鶴屋八幡は麹町にありまして、実は以前勤めていた会社の本社が番町にありまして、隣町の麹町は散歩のエリアに入っていました。格式のある建物で若い私はとうとう買いに行かずじまいでした。「鶏卵素麺」を売っているのなら行ったのに。


パッケージを開けると、糖蜜で中はべとべとです。強烈な甘さですから、せいぜい長さ2センチが1回に食べる限界です。

体を壊さないように、少しづつ食べるつもりです。

昔は甘味が贅沢な時代でした。ですからこんな御菓子が珍重されたのでしょう。
鴻池やそのほか大阪の大商人の、可愛い御寮さんが食べたのかなと想像してしまいます。
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DVD「キングダム」

2008-04-17 17:24:11 | 芸術鑑賞
4月10日DVD発売です。

ストーリー》
サウジアラビアの首都リヤドの外人居居住区で爆弾テロが発生。死者100人以上の中に、現地のFBI捜査官が犠牲になった。司法当局の反対の中FBIは4人の捜査員を派遣する。許された期間は5日間。西側諸国を敵視する中で、果たして彼らは犯人を捕らえられるのか。

実際に起きた事件を基に製作された。独裁政権のイラクは許さないが、絶対君主のサウジアラビアとは付き合っていくアメリカ。
王族はともかく人民の殆んどがアメリカを敵視する中、FBI捜査官達が捜査していくのです。
自爆テロやカーアクション、市街地での銃撃戦など、大変リアルでこんなふうに現地で戦闘が行われているのかと、納得してしまいます。「ブラックフォークダウン」以降ですか、市街地でのアメリカ兵の戦闘シーンがかなりリアルに描写されているように思います。

サウジアラビアの王室の宮殿の夜景、宮殿内部、王子を筆頭とする権力者達の様子、重要人物が市内を走るときはダミーの車を入れてまったく同じ車で4~5台で市内を240キロで走り抜ける、など金はあるがやっていることは何処かの国と一緒だなと感じられました。

ストーリー展開は速く、それほど難しい話ではありませんが、自分達の文化と歴史を守ろうとするアラブ人と、そのことにまったく気がつかないある意味KYなアメリカ人捜査官のギャップを感じます。

それでもサウジアラビアが良くここまで協力したなと感心します。
自爆テロやハイウエイでの襲撃、過激派の基地のある市街地での戦闘は、従来の戦闘シーンにはない臨場感満点でした。

最近の映画では大変気に入った作品になりました。
欠点をしいて言えば、高速道路での襲撃や市街地での激しい銃撃戦で、最後まで捜査官4人は誰も死ななかったのです。アメリカ映画風のハッピーエンドです。白兵戦のような戦闘もあったのですが。
(この後監督の解説を見ると、かれはアメリカ人が誰も撃たれないには承知のようです。シールズにこの作品をみてもらい、現地でのテロリストの戦闘の様子や彼らの実力を聞いたといっています)

そして唯一の協力者であったサウジ側の警察の責任者が、子供の者戦闘員に殺されてしまうのです。腑に落ちません。
またテロリストの指導者とも1対1で見事に殺してしまう。これも他所の国で簡単に短期間でリーダの潜伏先にたどり着けるのか疑問です。

また捜査官のうち3人は専門の捜査員です。彼らが銃を取ってテロリストと互角以上に戦うのです。ここまで捜査員が訓練されているのでしょうか。

日本の警察がテロリストと戦闘になったら、多分無理でしょうね。

それでもこの映画は見事、マイライブラリーに合格です。特典映像のメイキングがよさそうです。早速購入です。
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予定を変更して

2008-04-16 19:31:33 | その他
新しいDVDを借りてきたのでその感想をと思ったのですが、朝方から腰痛が始まり、夕方には靴下も脱げないようになりました。

急遽、なじみの接骨院で治癒を受けました。何とか少し収まりましたが、今日はこの辺で。
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山の鳥「カワラヒワの」

2008-04-15 17:22:00 | 山の鳥
水鳥がつがいでいる事は好くありますが、山の鳥ではそれほどでもありません。
このときは、カワラヒワのつがいと思われる、ペアを好く見かけました。

それと、シジュウカラが口に巣材をくわえて2羽で飛んでいくのを見かけました。
巣作りの季節ではと思いました。


最初に法面のコンクリートに出てきたのは雄でしょうか、その後ろから付いて来たのが雌でしょうか。しばらくして草の中に入っていきました。



林道が右へ曲がるところ、山すそが少し広くなったところで、2羽が私が近づくのも気がつかず夢中で餌を探していました。しばらく撮影をしていると、やっと気がついたのか飛んでいきました。

追伸
先ほど台所に行こうとしたら、味噌の箱にアゲハがとまっていました。まだ良く飛べない若い個体のようです。我が家には蝶が入ってくるような穴はなく、まったく不思議です。勿論逃がしたのは言うまでもありません。
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山の鳥「アオジ」

2008-04-13 16:55:03 | 山の鳥
湖の上流部の静かな林道を歩いていると、いつも会う鳥がいます。ホオジロとかシジュウカラとかアオジです。

山側のすそを石やコンクリートで組み、上部の崖の木々が生える部分との間5~6mのあいだ、今の季節ですと枯れた草木が生えています。

静かな昼間一人で歩いていると、突然その草木の間から、チチッとアオジが飛び出てきます。いそうなブッシュに近づいていっても周辺に紛れて、なかなか見つけられません。


これは、幸運にも早めに発見し撮影しました。こちらを向いているのは偶然です。
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水辺の鳥「カワセミの定番の写真」

2008-04-12 18:00:41 | 水辺の鳥
ある鳥を撮影するとき、その鳥に一番ふさわしい場所と言いますか情景があるのではないでしょうか。
カワセミの舞台はやはり木の枝でしょう。定番では有りますが、一枚は欲しいと思っていました。

この後狙った魚にダイブ、捕獲しましたがこの枝に戻らず、木立の中に消えました。

よく公園の池の周りに三脚を立てて、日長一日タバコを吸いながらカワセミを待っている人たちがいますが、こんなことなのでしょう。
ここは水路に伸びた普通の枝ぶりの木で、まったく偶然でした。何度も通った水路の端でした。
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軍用機「EA-6B]と「UP-3C」

2008-04-11 17:22:38 | アウトドア
ひさしぶりに近くの公園に出かけましたが、昨日の大雨の影響かたくさんいた水鳥が全然いません。

かえって天気になったので、離着陸訓練が頻繁に行われていたので撮影しました。
まじかに飛行するのを撮影するのが、反対に難しく、気に入ったのは数カットでした。


米国海軍164402 EA-6B艦上電子戦機ブラウラー VAQ-141Sadowhawks
      サイドバイサイドのダンデム 計4人乗り



海上自衛隊51-9151 UP-3C試験評価機 航空集団第51航空隊第511飛行隊 
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「」マーメイドⅡ号日付変更線を越える

2008-04-10 22:34:26 | アウトドア
ハワイから日本に向かっている堀江謙一さんの「マーメイドⅡ号」が本日無事日付付変更線を越えました。順調だそうです。

9人10日を過ごしたので、1日1ほんの缶ビールを2本飲んだそうです。

航海記録が堀江さんのブログ「マーメイドⅡ号航海記」に載っています。自分で航海している気になります。
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DVD「フライボーイズ」

2008-04-10 18:03:55 | 芸術鑑賞
久しぶりに楽しいし映画を観ました。

肌寒い一日、昨日同時に借りた「フライボーイズ」を見ました。

3月21日発売の最新作です。

ストリー》
第一次大戦のフランスで、まだ参戦していないアメリカから義勇兵として戦闘機隊に参加したアメリカの若者達を描いた映画。フランスの複葉機とドイツの三葉機の空中戦は面白いです。

最近の映画で出てくる最新鋭の戦闘機と違い木製の複葉機での空中戦は、スピードがついていけるので感激です。インメルタンターン?とかポジションの奪い合い、車輪で相手の機体を壊すなど、なるほど思いました。

飛行船との空中戦や爆撃機の爆弾の信管まではっきり見えるなど、CGによる作業のやりすぎは笑えますが、どこかで見たことのある実写フィルムを挿入されるよりずっとましです。

知っている俳優はジョン・レノだけです。ラファイエット戦闘機隊の司令官と言う役どころですか。当然アメリカ人と話すのですから、彼のフランス訛りの英語も最適です。

軍事マニアによるとドイツ空軍の機体の塗装が、史実に忠実ではないそうですが、気になりません。むしろドイツの撃墜王の期待の塗装のおしゃれなこと。貴族の子弟が多いそうですから当然かもしれません。

最近の映画での悲壮感や厭世観もそれほどなく、アメリカ軍ではなくアメリカらの義勇軍ですから、最初の頃の圧倒的なドイツ空軍の優秀さもむしろ、ドイツ人の優秀さを感じます。

楽しい映画でしたが、一つ文句を付けるとすると、主人公と上官の飛行隊長の顔が似ていることです。素顔では区別がつきますが、革のヘッドギア被ると区別がつきません。敵をマシンガンで撃つとき操縦士の顔がアップになるのですが、誰だかわかりません。不満はそれだけでした。ひげでも付けろ。

マイコレクションに入隊させようかと考えています。
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