新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

久しぶりの「コムクドリ」

2015-04-18 17:17:17 | 里の鳥
ちょっとまえから「コムクドリ」の情報がちらほら聞こえてきておりました。
数年前の年賀状で「コムクドリ」を使用、かわいいと好評をいただいていました。その時にたっぷり撮影できましたので、もういいかとあまり気のりはしませんでした。

ダム方面と「コムクドリ」を天秤にかけたのですが、ダムが空振りに終わりその翌日「コムクドリ」に出かけたのであります。
早めがいいと現地に8時半に到着したのですが、数年前の現場にはすでにCMが居られました。ただそれでも一人だけです。この現場での「コムクドリ」熱は落ち着かれたのでしょうか。

花の散った桜の木に集まるコムクドリ、当日は5~6羽いたでしょうか。土手の上の桜並木を、あちこち渡って虫や木の実を食べていました。



画面の隅の黒い模様は小バエです。撮影中顔の周りを飛び回り、まったくうっとしい季節になりました。

午後から、特に関東南部にも雷雨注意報が出ており、10時過ぎには退散したのですが、雨は降らず拍子抜けでした。
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新緑噺②初見「ジムグリ」と花粉「モミの木」

2015-04-17 18:02:22 | アウトドア
本日の記事には、蛇のアップの画像があります。苦手な方はご注意ください。

さて鳥撮の成果もなく、長い長い林道を歩いて駐車場に戻ります。最後の最後は200mほどの上り坂です。これがうんざりです。
左側のくぼ地は広い駐車場、右手は崖です。ただ下を向いての上りです。そう言えば先ほど県の土木のライトバンが巡視を終えて出ていきました。

ふらふらしながら歩いておりますと、目の前に長いものがあります。数年前にも同じように、踏みつける寸前にマムシを見つけております。
一瞬で目が覚め1っ歩下がりました。まったく模様のない薄茶色の70cmくらいのヘビです。

昨日まで雨でしたから、日光浴でしょうか。でも端から直角に体を伸ばして、よく無事でした。先ほどのライトバンに轢かれているかとよく見ましたが、少し太めの扁平な体は傷もないようです。

こんな具合です。

私が撮影をしていてもこのままです。かま首の角度も変えず体も動かしません。
模様がないのでとりあえず「マムシ」や「ヤマカガシ」ではありません。「アオダイショウ」や「シマヘビ」でもないようです。

顔にわずかに模様が見えます。アップで撮影。


なにかとてもおとなしく、かわいいと思えるヘビです。触ってみたくなりましたが、念のため止めておきました。

ここから5分のところのビジターセンターに寄りました。
若い女性の職員がおりましたので、モニターを見せて名前を訪ねてみました。

『いいヘビですよ。私の好きなヘビです』と言うではありません。
名前は「ジムグリ」。両生類・爬虫類の図鑑も4冊持っています。さっそく調べてみました。
ジムグリは胴がやや太めで、尾もシマヘビより短い。体背面は淡黄かっ色または赤かっ色である。
丘陵から山地の林にすみネズミや食虫類などの小哺乳類を捕食する。
性質はおとなしく、もっぱら農林業に被害を与える動物をとらえる有益なヘビ【日本の両生類・爬虫類、小学館】
飼ってみたくなりました。

職員に礼を言って駐車場に戻ると、車に一面の花粉です。見慣れた細かい黄粉上の花粉に交じって大きめの白い花粉がついています。数が全然少ないです。
撮影してみましたが、うまく撮影できません。見たことありません。



点在する白い花粉です。
もう一度ビジターセンターに戻って先ほどの職員に聞いてみました。
どうも「モミの木」の花粉のようです。スギやヒノキに比べると数倍大きな花粉で数は少ないようです。
このビジターセンター周辺には、名物のクリスマスツリーを飾るモミの木の巨木が数本立っています。
木のところに行って、花粉を落としてみてはと言われましたが、とんでもないと断りました。

モミの木の花粉は粒子が大きいので、花粉症にはならないそうです。
帰宅後花粉症を調べてみましたが、やはり花粉症の対象樹には挙げられていないようです。
画像を撮り直そうと思いましたが、うっかり洗車してしまいました。

この日はいろいろおもにろいことがたくさんありました。「スギタニルリシジミ」や「ジムグリ」や「モミの木の花粉」でした。
世の中知らないことだらけ。勉強になります。
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新緑噺①スギタニルリシジミ

2015-04-16 18:02:22 | アウトドア
久しぶりの快晴です。早起きしておなじみのダムに出かけてみました。
何時もの林道から分岐して、別の林道に入りました。途中で知り合ったCMから、いろいろ有意義な情報を入手しました。
普段ですとこの枝林道の奥、伐採された材木の集積広場までですが、彼の情報でその奥へもう少し入れるようで、足を延ばしました。

お山は新緑の一歩手前でしょうか。芽吹きは始まっていますが葉は広がってはいません。そんな様子を。


常緑樹ではないところは、こんな風にパステル調です。

この枝林道でも、谷底までは約20メートルあって、降りるなんととんでもありません。彼に教えてもらった林道奥ではその差が5メートルくらいになっていて、何とか谷底まで行けました。



奥入瀬渓谷風に撮影してみました。水は冷たそうで手を付けるのはやめました。昨日までの雨で水量は豊富でした。

季節の入れ替え時期で鳥撮は成果ありません。ただ彼の話によると、もう「オオルリ」も来ているのですが来たばかりでまだ落ち着かず、近くには降りてこないようです。鳴き声は聞こえますがとのことでした。

『スギタニルリシジミ』
枝林道の奥から集積広場まで戻ってきて、靴に入った小石を取っていますと、(しかしなんですね、しっかり紐を縛っているハイアングルのトレッキングシューズにどうして石が入るのでしょう。それも両足です。紐をほどいて靴を脱ぐのは厄介です)

捕虫網を持った年配の男女三人が広場に入ってきました。一番年かさの男性が他の二人の女性のリーダーのようです。
私に気が付き、たいして獲物を探さず道を戻ろうとして、何かに気が付きました。女性の一人がビデオカメラで地面を撮影しています。蝶のようです。
靴の石も取れたので、履き直し彼らに近づきました。

どうもお目当ての蝶を見つけたらしく、リーダーが何か説明しています。
『○○先生が違いを見つけた』『トチノキが食樹』とか聞こえます。
私が『蝶チョですか?』と声をかけると、そうだといって何か長い名前を言います。珍しい蝶かと尋ねますと、分布はしているが生息地が狭いということです。本日この辺にいるのではと目星をつけてきたそうです。お三人とも地味で目立たない衣装で、蝶を長年追いかけている年期がうかがわれました。

人の名前の付いたシジミチョウで、食樹がトチノキと覚えて帰宅しました。
私も蝶の図鑑は3冊持っています。「原色蝶類検索図鑑」で、シジミチョウの種類は多いのですが最初から検索、最後の方で出てきました。「スギタニルリシジミ」です。
旧三高の数学の杉谷教授が大正7年に京都で発見したそうで、ですから杉谷教授の名がついているのです。

どうもシジミチョウの中ではアイドル的存在で、スギタニルリシジミを見たとか見たいとか、ギフチョウに劣らず人気のようでブログがたくさんありますから、興味ある方はご覧ください。
私はビデを撮影の邪魔になるので撮影しませんでした。数日雨でしっかり歩いていなかったので、今日の14キロはいささかくたびれました。
まだまだ土産話はあります。乞うご期待。
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頭上にドクターヘリ!!

2015-04-15 18:02:22 | 航空機
里山の田んぼの西端まで歩き、さらに河川敷のブッシュを何時ものコースそこから戻って長い田圃地帯を東の端まで約1キロ、そこから土手に上がり戻りかけると救急車のサイレンが響きだしました。段丘の上の住宅地を走り回っていると思ったら、この里山の田園地帯に下りてきました。

河川敷の一部に中学生の野球のグランドと、消防団の訓練広場があります。訓練が始まるのかもしれません。私の車は、訓練広場の低いフェンスの外側に止めてます。消火器の粉でも掛かると困るなと広場に向かって土手を歩きだしました。

突然、頭上でヘリの爆音が近づいてきました。


2009年の5月でも報告しましたが、消防の訓練広場はドクターヘリの場外離着陸場になっているようです。JA6924


やはりそうですその広場に着陸してきました。


ドクターと看護師が救急車に乗り込みました。その後なかなか降りてきません。応急処置に手間取っているのか、すぐ移送されると思っていたのですが、なかなか処置が終わらないようです。この間が救急隊員が外で手持ちぶたさでじっと待っているのが、職務分担の厳しさを感じました。
その間の、機体の内部の様子です。それから、その合間に整備士が機体を点検しておりました。

少し離れた土手の上で散歩中の年配の女性とカブに乗った爺さんと親しくなりいろいろ話し込んだのですが、2009年にやはりここでドクターヘリを見たと話しますと、なんとその時の患者さんはその爺さんの知り合いだったそうです。その患者さんは無事退院したのですが、その後の彼の運命は驚くべきことになっていました。確証がないということですので、ここでは割愛します。


患者がヘリに移され、ドクターたちも乗り込み、パイロットが自分で機体の点検をしております。


無事離陸です。もちろん消防署隊員が周辺に散らばってあたりを警戒して、離陸させたのは前回の報告でも致しました。


約15キロ離れた大学病院に向かっての飛行です。

そのほか細かい作業風景がありましたが、省きます。
土手を歩いて駐車場に近づきますと、片づけを終えた消防隊員が消防自動車に乗車、土手に上がってきます。土手の上ですれ違いますので、目があったら激励のあいさつをしようと待ち構えていました。ちょうど土手から消防自動車が農道に下りるところで運転手の隊員と目があったので、軽く敬礼すると彼も目礼で答礼してきました。
一寸良い気分でした。
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「ノスリ」の狩り

2015-04-14 18:02:22 | 里の鳥
先日雨の合間のチョイ晴れの時間。何時もの里山に出かけてみました。
西側の山と東側の段丘に囲まれた細長い水田の一番奥に、「タカ」や「チョウゲンボウ」や「ノスリ」が止まる電柱があります。
半分ぐらいの田んぼが田起こしを終えていますが、セキレイくらいしか鳥がおりません。仕方なく田んぼの奥の茂みの方に行こうと、土手を歩いておりますとひらりと田圃から舞い上がった猛禽類がその電柱に止まりました。

私は土手の上、田んぼには何もありません。まったく丸見えの状態です。田んぼとは反対側の土手の斜面に下りまして、少しでも目立たないようにしながら近づいたのです。近づきすぎて逃げられるよりと思い、何枚か撮影してさらに近づきました。スコープで見ると何か持っています。白いものが見えます。
何とか鮮明にと思さらに近づいてのが失敗でした。逃げられました。私に気が付いたのか、食事場所まで獲物を運ぶため其処で一休みしただけなのか、結局十枚ほどの証拠写真が残っただけでした。


構図は悪いですが一番鮮明な写真です。白いふわっとした印象から哺乳類かとも思いました。力の抜けた死体からもそう思ったのですが、そうするとイタチ系の哺乳理科と思いますがそんな動物がこの田んぼにいるでしょうか。
作業中の農家の方がいれば聞いてみたのですが誰もいません。黒っぽい個所がどこにも見えないのでハクセキレイでもないのにと思っています。ひょっとするとネズミかもしれません。

この後、一時間後に地元の方数人と話し込む事件に巻き込まれたのですが、この動物のことはすっかり忘れていました。
それだけ事件の印象が強かったのです。事件の画像の整理が終わったら報告します。
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遅まきながら「備えあれば」

2015-04-13 18:02:22 | 防災関連
先日の茨城県の150頭のイルカののりあげを見ると、茨城沖の磁場に異常が起きれいるのかと心配になります。
以前から災害備蓄対策をそろそろと考えておりましたが、具体的に行動を起こすことにやっと決断しました。
いくつかの情報を集めておりましたが、その中でエッセイストの平松洋子さんの週刊文春の記事が、具体的な食品の紹介で参考になると思っています。

早速食料品の備蓄品の一覧表を作成したのですが、いくつかの食品で好みに合わず、また昔のキャンプでの経験からいくつか採用したものもあり独自性も出そうと思っています。
真っ先に興味があったのが、グリコのビスコです。災害用品コーナーでときどき見かけているのですが、面白そうなので真っ先に買うことにしました。
が、いざ買うとなるとなかなか売っていません。5、6か所廻ったのですが見つからず、まさかと思ったいちばん近いドラッグストアで見つけました。
在庫が2個しかなく、ちょうど2個の予定でしたか即買いです。かなり安いのも驚きでした。
ただあまり売れていないようで、賞味期間5年のうちすでに1年経過していました。なかなか出来立てを購入するのは難しいかもしれません。


「災害伝言ダイヤル」の情報や、5年の長期保存が可能と長期保存が前提になっています。「保存缶」と印刷されています。

水だけは2011年から備蓄・交換してありましたので、明日ガスコンロとボンベを購入し、その後普段の買い物ついでに保存食を揃えていきたいと思います。
今この記事を書いていて気が付いたのですが、食品だけでなく薬や乾電池など備品関連の検討を忘れていました。
別途備品一覧も作成します。
官庁なので推薦されている備品などはあれもこれもでかなり大掛かりになっています。その辺の取捨選択も難しいところです。
一応備蓄用品がそろいましたら報告させていただきます。
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空に舞う機体

2015-04-12 17:17:17 | 航空機
では今日は米海軍の機体をどうぞ。いわゆるジェット戦闘機ではない機体です。


E-2C(HE2K)  NF602 早期警戒機 8枚プロペラの新しい機体です。



PCに落としてから気が付いたのですが、コパイロット席の窓にカバーがついています。
これは、窓にカバーをつけて、荒天候を想定して計器飛行訓練をしているそうです。
単によその国を我が物顔で飛び回っているのではなく、やるべき訓練はしているようですね。
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空に舞う機体

2015-04-11 17:17:17 | 航空機
その公園は、以前「アリスイ」でも紹介しましたが、上空を軍用機が訓練飛行をしております。
もともと圧倒的に米軍が多いのですが日によっては海自も結構フライトします。


9302 LC-90 第61航空隊


5097 P―3CⅢ 第31,32航空隊 


9901 US-2 第71航空隊


5501 P-1 第511航空隊


8444 SH―60K 51航空隊

本日は海上自衛隊の航空機の紹介でした。
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たまには編「モズ」

2015-04-10 18:03:35 | 里の鳥
私の好きな鳥の一つに「モズ」があります。

さて先日のカワセミの撮影の騒ぎとは離れて、別のものを撮影しているCMが二人いました。何を撮影しているのかと見ているとそれは、「モズ」でした。
「カワセミ」のグループから離れての撮影に好感を持ち、その近くで私も「モズ」を眺めていました。
どうやら雄のモズが雌に餌を運ぶところを撮影したいようでした。

この子育てのシーズン、巣作りや求愛行動、給餌行動といろいろシャッターチャンスがあります。その一環だったのでしょうか。私も枝どまりの姿を撮影しました。




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たまには「カワセミ」でもと

2015-04-09 18:02:22 | 里の鳥
菜種梅雨の束の間の合間に、何かネタになることはないかと、数か月ぶりに訪れた公園であります。
一応お目当てはあったのですが、もう抜けてしまったらしいです。手持ちぶたさでぼーとしておりますと、池のほうにCMが続々集まってくるではありませんか。みなさん「カワセミ」が目当てです。

私は「カワセミ」にはあまり興味がなく、離れたところからその様子を見ておりますと、なんと「カワセミ」が私の目の前を通過して行くではありませんか。
こちらの方は池ではなく、湿地になっていて菖蒲の管理植え込みになっているのです。池から水を引いて小さな水路が畑の周りを流れています。

その畝の端に立てられている菖蒲の種類の解説板の上に「カワセミ」が止まって、水路の小魚を狙っているのです。
置いてきぼりされたCMの皆さんが移動つけてきました。ダイビングして魚をくわえて戻ってきた「カワセミ」を皆さんは連写で追っています。
おなじみの画像ですから私は全く興味がなく、私のカメラには全く写っておりません。



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