新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

空を舞う機体

2016-01-19 18:02:22 | 自衛隊装備
先日の「ジョウビタキ」を撮影している時に上空を飛んできたのがこの機体です。聞きなれた爆音でないので見上げると、この大きな機体です。

海上自衛隊のC-130R 9054です。
ときどき見かける輸送機だと思っておりましたら、なかなかどうして興味深いものがありました。
ながらくYS-11を使用しておりましたが老朽化が進み、さらに東北大震災で酷使されたため早急に後継機が必要になったそうです。

そこで白羽の矢が立ったのがこのロッキードマーティン社製 C-130Rマーキュリーです。世界中で使用されている名機だそうです。
アメリカでモスポール(軍事用語、軍用機などを再使用することを考慮し、劣化することを防ぎ保管すること。レーダーや無線機などの電子機器及びエンジンは取り外して別に保管することを言うそうです)されていた中古機を6機150億円というお買い得価格で購入したそうです。
空中給油をしない日本向けに内部を改造さらにコックピットも改良されているそうで、YS-11より大幅に機能が向上しているそうです。





中古機とは思えない堂々たる飛行です。格段に進んだ兵器も日本で製造されていますが、割り切って中古で済むところは中古を使うことも合理的だと思います。
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晴れの日を思い出して「ジョウビタキ」

2016-01-18 18:02:22 | 里の鳥
朝起きて見ると、10㎝弱の雪が積もっておりました。寒い曇り空です。明日は晴れるようですが寒気が南下してきて大荒れになるような。
夏のゲリラ豪雨の代わりに突然雪が降るとか。北海道や東北や日本海側の殻がご覧いただいているか分かりませんが、くれぐれもお気を付けください。

さてそれでは、晴れの日に撮った在庫から「ジョウビタキの雄」をご覧ください。いつも書きますが雌の方が好きですが、この公園には雄がよく現れます。
「ジョウビタキ」は比較的人馴れしている鳥ですが、この日も目の前に出てきたのです。




しばらくするとさらに近い枝に移動してきました。


誰もいない遊歩道で撮影しておりますと、私の姿に気づいてのでしょうか知らないうちに数名のCMが横に並んでいるのでした。
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現代も語り継がれる怪談

2016-01-17 17:17:57 | 閑居閑語
一昨日聞いたばかりの怪談を忘れないうちにお話しします。

一昨日はメールを入れました通り、知人の買い物に付き合い都心まで出ました。
自宅から最寄り駅に私鉄の方は、約20分、比高差20mの坂を下ってからまた昇ります。自宅近くのバス停にちょうどバスが来れば乗りますし、来ない方が多いので歩くことも多いです。

さてそのバス停には年配の女性がすでに待っておられました。時刻表を見ますとバス到着までにはまだ10分あります。この10分は微妙で、バスを待つか歩くか悩むところです。このときはバスに乗ることにしました。

ボーと待っていても仕方がないので、ご婦人に話しかけました。
私『10分前からお待ちとは、早いですね?』
婦人『つい早く来てしまいます』

そんなたわいない会話がしばらく続きました。このバス通りの南側、自宅のあるところを通る南北の通りはさらに並行して走る街道の抜け道になっています。
私『向こうの通りは、夜は飛ばす車が多いです。長い下りになってますし』
婦人『そうですね』 彼女はこの辺の事情に詳しそうです。
私『あそこの交差点で、何年か前出会いがしらに車が衝突し、双方の運転手が死亡した事故がありました。その時近所の人が、この信号が出来るまでには3人の人が亡くなってるのです、言っていました。合計5人になります』
婦人『あそこの信号でしょ』とうなずきます。

私『あそこの信号の在った場所は昔お墓で、住宅地の開発で移動したと、地元の人に聞いたことがあります』 彼女はうなずきます。
私『今あるそこ墓地ですよね』
婦人『そうです、よく御存じで』 このバス停から西に100mほど行った最初の信号を右折したところに50基ほどの墓地があります。

婦人『このあたり一帯は昔大地主さんの土地で、○○駅までぜんぶつづいていたそうです』○○駅は、最寄りのJR駅の一つ隣の駅です。大きな地主さんだと想像できます。
婦人『その地主さんはこの家で』とバス停の前に屋敷を指さしました。付近にある住宅とは全く違う、大きな屋敷です。
婦人『このあたりをこの一族が持っていましてね。結婚もその一族間でするものですから、どうしても不幸な生まれの子供が出来てしまいますます』
私『近しい・・・』
婦人『昔の事ですから、その子(現代では考えられない対応)してしまうのです』
私『え!!』
婦人『そのあとに建てた石塔があちこちにありますよ』
と言うではありませんか。畑の小道を散歩したことがありますが、見たことありません。

確かに昔を想像しますと、街道からはずれ、有名な社寺も近くにはなくたぶん江戸時代は原野だったと思われます。
ひょっとすると鷹狩なんか行われたのではないでしょうか。今思い出しました。近くにある小さな庭園が、江戸時代旗本の米蔵跡でこの旗本は、幕末の大事件の時、中心の大名の横に臨席したとか看板にありました。

終戦後、東京が西に開発が進み、某有名住宅地があっさり開発されてのも畑や原野がたくさん残っていたからかもしれません。ジブリの狸のアニメの舞台があちこちにあったのでしょう。

私、散歩しながらこの辺も歩き回っておりますが、やはりどうしても住宅地の道を歩くことになります。
メインの道に時々、軽自動車1台分しか幅のない小道が繋がっています。奥を見ますと昔の田舎の様子がまだまだ残っています。
その小道を歩いてみたい気もしますが、小道がどちらかの農家の庭につながっているようでどうも歩いていきにくいのです。
竹藪が続いていたり、それからこの辺は造園業の家が多いのです。お宅も立派ですし広大な植木畑もあるのです。
ですからそんな小道を歩いていれば、先ほどの小さな石塔を見つけることが出来るかもしれません。
でも謂れの知らない人が、宅地開発の際捨ててしまっているかもしれません。

マイカーが走り回る舗装道路を一本奥に入るとこんな田園風景が広がっています。
これからヒバリが高く飛ぶ季節が来ますが、足下にはこんな悲しい話があるとは、少し考えてしまいました。
こんな噺が古くから地元に住んでいる方たちの間で、話継がれているとは、目が覚めました。

バスが来ましたので、ご婦人とはお別れの挨拶をして乗車したのでした。
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気になっていた「白妙菊」

2016-01-16 17:17:17 | 生き物たち
よく買い物に行くスーパーの敷地にある花屋さんの片隅に並んでいた「白妙菊」がずっと気になっていました。
ポット1個で240円と言う価格、ほかの草花に比べて破格の安さです。つぼみも花もなく、ただやわらかそうな白い産毛のがびっしり生えた銀色の葉が印象的でした。一時期良くTVに登場した、塩の味のする野菜に似ている感がしました。

ただ他の草花で育て方が難しくて何度かいろいろ失敗しておりますので、安いからと言って枯らしてしまうのは可哀想です。
調べてからと思っているうちに時間がたってしまいました。
本日、昼ごろスーパーに出かけ買い物が終わってから、花屋に顔を出してみました。いつもの片隅にはありません。売り切れたかとよく売り場を探してみると、メインの通路に4個だけ並んでいました。値段が何と「2個で240円」です。即2個買いました。

帰宅してみると手ごろな植木鉢がありません。カニシャボテン用の大型鉢はあるのですが。それでまたスーパーに戻り園芸コーナーを覗いてみたが、ありません。白妙菊を買った花にもありません。念のため百均に行ってみるとあるではありませんか、6号の鉢と水受皿を買いました。
しっかりした鉢で100円とは信じられません。

「白妙菊は、地中海沿岸原産のキク科の植物です。葉や茎には、細かい白い毛がつき、株全体がシルバーに見えることから、花壇や寄せ植えのアクセント素材に多く利用されています」。私は鉢植えにしました。

「白妙菊は寒さに強く、霜や雪に当っても元気に生育するため、花の少ない冬花壇を、明るく輝かせてくれる植物としても重宝します。また、6月頃から花茎が伸び始め、6月中~下旬になると、可愛らしい黄色い花を咲かせます。花を鑑賞したら、早い段階で花茎を切り取るとよいでしょう。タネができると株が弱り、夏を越せないことがあります。
花壇植えのシロタエギクは、年々株が大きくなります。草姿も乱れがちになるので、数年に1回はさし木をして、株を更新するのがおすすめです」。
と紹介されています。今は植え替えて水をやっています。落ち着いたら外へ出してみようと思っています。




多分花壇のアクセントに使用されるので、大量に使用されるので安価な価格に設定されるのでしょうか。

もう一つ追加ですが、しっかりした作りの植木鉢が100円と申しましたがこれは、原料のプラスチックが今話題の「廃棄」プラスチックだからではないでしょうか。それなら100円でも大儲けですね。
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今新宿をうろうろと

2016-01-15 15:59:09 | ショッピング
昨日知人から電話あり。
双眼鏡と野鳥図鑑の購入に関して相談あり。アドバイスが欲しいとのこと。
結局、本日買い物に付き合うことに。

参考にと持参した双眼鏡と野鳥図鑑と同じものを欲しいとなり、購入す。
1日付き合ったお礼に、うなぎか天ぷらをご馳走してくれるそう。それもちゃんとした店で。

夕刻まで喫茶店で話し込んでいます。2年ぶりの話題で盛り上がっています。
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久しぶりに「シメ」

2016-01-14 18:02:05 | 里の鳥
陽射しがあるので多少温かく感じられますと、TVが言うので小1時間のところにある公園に出かけてみました。
お目当ての鳥はいませんでしたが、何とか2時間ほど時間をつなぎ帰ることにしました。

北側斜面で見つけたのが久しぶりの「シメ」です。色が淡いので雌かもしれません。
鳥撮をはじめたころたくさんいる公園を見つけ、群れの写真をたくさん撮った記憶があります。最近は興味が多少薄れ、積極的には探さなくなっていたのです。



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愛読者の悩み

2016-01-13 18:02:22 | 読書
3年前の引っ越しの際に、殆どの蔵書を始末しました。その後は単行本くらいしか購入しておりません。
蔵書となる作家は少なく、そうなると禁断症状が出てきますので、古本屋で探すことになります。
最近その中で、時代小説に凝りだし、何人かの作者を見つけました。いずれもシリーズ物としてかなり長編になっており巻数も多いのです。
先日完結したのは51巻になります。古本で40数巻探し回って揃えたのですが、結局発行に追いついてしまい終盤は新刊で揃えました。
同じ作家でやはり20巻のシリーズがあります。これも全巻そろえたのです。
どちらも気に入っており、本棚に並んでおります。

新しい作家も見繕っておりますが、数巻読んではどうも違うなと買うのを止めたものも多数あります。
さてここで一つ悩ましいことがあります。

前述の20巻に関して新しく「決定版」が近じか発行されるそうです。その後順次出るそうです。
作者によりますと、『早書きですから、手直し刊行はシリーズの全体像を見直す貴重な機会となります』と言っています。
そこで困るのは読者です。また1巻から買い直すのか、です。これからは新刊で買い直すことになりますが、そこまではどうも踏み切れません。
終活ではありませんが、ものを少なくしなければと整理を始めたのですから。

昔発禁処分になって再発行した本を、新旧比較してみたことがあります。本件についても1巻くらい購入して、作者がどのような点を書き直し取捨したのか関心がないこともありません。蛍光ペンでチェックしてみたいとも思います。1巻だけですが。

このように、最初の全シリーズと「決定版」シリーズが存在する場合、読者は一体どうしたらいいのでしょう。
収集癖のある私は、コンプリートを狙いたいのですが、持ち物整理の虫がダメだと言っております。

本が売れない昨今、作者も出版社もあれこれ考えますね。

愛読者の悩みです。
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罠の残骸か

2016-01-12 18:02:22 | アウトドア
正月の旅先で、近所の山に入って鳥を探してみました。しかしながらめぼしい鳥はおらず、さらに曇り空と条件は最悪でした。
仕方なくうろうろと手入れのされていないハイキングコースをしばらく歩いたのです。

最近切り倒されたらしい切株が20本くらいあるところに出ました。開けておりますので周囲を歩いておりますと、窪地に何かあります。
目を凝らすとイノシシの罠のようです。真っ赤にさびており長年放置されているようです。


こんな具合です。

この山一帯はイノシシがたくさん生息していることで有名で、実は私もカメラを持ちながら鳥を探すのは当たり前ですが、一方イノシシの気配も警戒しながら歩いておりました。私が歩いていたところはこの山塊の北側斜面に当たるところですが、(ですから冬の日差しが当たらず光量が少なく、さらに寒いのです)一方に南側斜面は住宅地が山腹まで迫っており山裾の住宅地にはイノシシの親子が出没するとTVの報道で有名なのです。

近づいてみようかとも思いましたが、仕掛けが生きていてばねが跳ねたりすると危険ですので斜面から眺めるだけにしました。
今回記事を書くにあたって調べてみると、新品のイノシシの箱罠で10万円ほどはするそうです。
また捕獲にはいろいろ苦労があるようです。すぐには箱罠にはイノシシが入ってくれないようで、箱罠の外側にイノシシの好物をまいて餌付けしその間仕掛けはセッティングしないそうです。箱罠の奥の餌を食べるようになってから、セッティングするのだとか、その間数日かかるそうです。
結構大変なようです。

まずは正月早々面白いものを見ました。勉強になります。
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「リボン野菜」を知りました。

2016-01-11 18:06:28 | グルメ
先日「リボン野菜」と言うものを知りました。
基本的に野菜が苦手、特に生野菜が嫌いな私は長年この情報を知る由もなく過ごしてまいりました。
数日前にTVでリボン野菜が紹介されました。何かスープの素材として使われたようでした。

私としては、煮込む野菜にこれが使えないかと思ったのです。リボン野菜は本来はサラダ系の料理に使うものだそうで、生ハムと一緒にと聞けば美味しそうですがいくらピーラーで薄くしても青臭いものは苦手です。ましてそれをサラダなんて。

最近寒くなったので、トン汁を作ろうと出かけました。人参が三本で安売りしておりましたので、これでリボン野菜に挑戦しようと買い込みました。そのほかゴボウなど常連の野菜も買いました。もともと煮込みにすれば食べられますので。
人参はトン汁の場合、いちょう切りにしているのですが、ピーラーで薄く切ってみました。鉋屑のようにかさが盛り上がります。ついでに大根もピーラーでうす造りです。さすがごぼうはピーラーが利かず包丁でのささガキです。トン汁の根菜の煮つけのイメージからは外れますが、面白そうです。

昨年末買い込んだ新潟の味噌もあります。大鍋でたっぷり作りました。本来なら3本分の人参が個性(人参臭)を主張するところですが、人参臭さもなく美味しかったです。
カレーやシチューなどにも使えそうですが、見た目の人参のイチョウや短冊も見栄えから言えば必要かとも少し反省しております。


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トルコへの年賀状

2016-01-09 17:25:25 | 閑居閑語
知人が三年前からトルコに赴任しておりますことは、既報の通りです。
折角ですからと一昨年の12月、日本から年賀状を出すことにしました。日本の習慣を知ってもらうのも良い事ですから。
さらに日本の芸術的な郵便切手を貼って出すことにしたのです。

昨年は、中央アジア方面から飛来する「ミヤコドリ」の飛翔の画像を使って年賀状を作りました。これは国内向けと異なりかの地と関係のある鳥を使いたかったからです。
さて今年の年賀状ですが、飛来地を別にして国内用に作った「ノビタキ」の画像が気に入りましたのでそのまま使用しました。
切手は、82円の平等院の屏風の鳳凰の絵柄を使いました。国際郵便切手より高いですが、こちらの方がデザインが豊富です。
ノビタキの画像も鳳凰の屏風絵も、現地では好評だったようです。

葉書1枚の郵便事情を考え早めにと、12月4日に投函したのですが、先日1月6日に着いたとメールが来ました。約1ヶ月かかったことになります。
トルコ北西部の都市に葉書1枚の旅。決して平穏ではない様な情勢の中、よく届いたと感心しております。
贈った葉書のデザインはこれです。


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