予約をしたいと電話をしたのが、昨年の10月末ですが
既にキャンセル待ちでした。
(11月初旬には1350人のキャンセル待ち)
スタンダード内側からスーペリアバルコニーまでの
全てのキャビンをキャンセル待ちとして予約をしたのです。
それより上のキャビン(ジュニアスイート~ロイヤルスイート)に
キャンセルが出ないだろうという旅行会社の話もありましたし、
一人30数万~70数万円のツアー代を支払うのなら
飛行機での海外旅行を検討したほうが良いとの判断です。
9日間で寄港地が2ヶ所、そのほとんどを船で過ごすので
キャビンにこだわりたいとも思うし、
イベントに参加したりキャビン以外で過ごし、
寝るための部屋と割り切ってしまおうとも思いました。
とにかくキャンセルが出て予約ができれば、
ラッキーという状態でした。
予約ができたのは、このラージ内側のキャビンです。
収納するスペースは、意外な程あり、
スーツケースから荷物を出して全てを収納しても
鏡の裏などには、空いているスペースがあったほどです。
アメニティはタオル、石鹸、リンスインシャンプー、
テレビ、電話、金庫、ドライヤー、
湯沸しポットなども用意されています。
バスタブがついているのはスイート以上、
こちらはシャワーのみとなっています。
外国の客船ですから大浴場はもちろんありません。
実は、このバスルームに閉じ込められるという悲劇が…
鍵を締めたら開かなくなってしまったのです。
キャビンにはまるみ一人、どうしようと一時パニック、
大揺れで、船酔いをされる方も多い中、
酔うこともなかったまるみも
この時は気分が悪くなりました。
こんな狭い場所に閉じ込められ、出られないという不安。
でも、トイレもあるし、水もある、冷静に、冷静に。
切り替えは早いので、落ち着いてドアノブを微調整し、
脱出に成功しました。
この船も古くなっていますし、色々な方が頻繁に使用するものは
ガタがきているようで、共用スペースにも開け閉めなどに
問題がありそうな部分が見受けられました。
そのような理由からバスルームの鍵は閉めず、
スパなどにも行きませんでした。
もともと握力が弱いのと長期間の腱鞘炎のため、
非力であることを船の弁護のため付け加えておきますが…。
2012.4.28