種子島の見所をコンパクトに巡れるのが、
「種子島一日観光」のオプショナルツアー、
9時半に出発、出港30分前に帰着と効率も良いです。
「種子島歴史散策」「にっぽん丸の職人技をめぐる旅」は、
昼食付きのツアー、費用は12000円~17000円。
「種子島宇宙センター」「マングローブ林をカヤック体験」は、
食事なしの半日ツアー、6000円~9500円となっていました。

鹿児島県が初めてNHK連続テレビ小説の舞台になった
『まんてん』は、ヒロインが宮地真緒さんでした。
屋久島出身のヒロインが宇宙飛行士になるストーリーで、
満天(宮地)が毛利衛氏と対面するシーンが、
この周辺でも撮影されたのでした。

最初に訪れたのが種子島開発総合センター(鉄砲館)
港からは徒歩で10分程で訪れることができます。

種子島の文化や歴史、自然を知るために
国産第一号の火縄銃などの貴重な展示を見るためにも
訪れておきたいところの一つでしょう。

日本の初期のビール瓶は
こんな形をしていたのですね。

方言なども島によって違うようですが、
踊りや祭りといった文化も違うので、興味津々。


屋久島と種子島だけに生育する五葉松、
貴重な樹木も絶滅の危機です。

七尋五葉の切り株は、パンフレットによると
推定樹齢約900年の五葉松で、
島に自生していた島内一の大樹でしたが、
シロアリの食害により枯れてしまいました。
昔から丸木船材として利用されてきた樹木も
虫等の被害を受けて減っているようです。

ポルトガル伝来の銃や国産第一号の火縄銃など
国内外の古式銃約100挺が展示されています。
(写真撮影不可)
1543年にポルトガル人により初めて
鉄砲が伝えられた様子をジオラマで紹介。
1年を待たずして国産化に成功した苦労も知りました。
そして、その製法は瞬く間に大阪、滋賀へと伝播し
大量に作られるようになり、戦の方法が一変し、
全国が統一へと進み戦国時代は終焉を遂げたのです。

ポルトガルの資料も展示されていました。
1998年のリスボン万博以来訪れていないポルトガル。
ロカ岬やリスボンの街並みを船上から見てみたいなぁ。
夢ばかりが膨らむ今日この頃です。

南蛮船をかたどったユニークな建物です。
鹿児島県西之表市西之表7585
2016.4.30