戦前・戦後の人気漫画『のらくろ』の作者・田河水泡も
青年期までを深川で過ごしています。
元祖国民的キャラクターの『のらくろ』ですが、
名前を知ってはいても作品までは・・・。
清澄通りから森下文化センターへ続く道が、
「高橋のらくろ~ド」と呼ばれる商店街。
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深川江戸資料館へ行こうと思いましたが、
シーラカンスの巨大なオブジェを発見!
釣ると高額で売れることから
「幸せを呼ぶ魚」とも言われるそうです。
造形作家・松本哲哉さんの作品なのだとか。
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小名木川に架かる西深川橋のたもとで
シーラカンスのオブジェが存在感を放ちますが、
小名木川で釣れることはないとか。
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何度か訪れている深川江戸資料館は諦め、
森下文化センター内にある
「田河水泡・のらくろ館」へ。
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原画や水彩画などが展示、書斎も再現。
生涯・生活・深川とのかかわりなどが紹介され、
人となりも理解できたような気がします。
たくさんの漫画家に影響を与えた田河水泡、
弟子の一人が「サザエさん」の作者・長谷川町子。
入門したのは1934年、16歳で早くも
講談社「少女倶楽部」に連載漫画を描いています。
深川に育った美人画の巨匠の伊東深水、
大正期の天才画家である関根正二の紹介も。
田河水泡も関根正二もレンブラントの
影響を受けたことを知りました。
東京都江東区
2021.12.16