瀬戸内海に面し、「吹揚の浜」と呼ばれた
砂丘地帯に築城の名手として名高い藤堂高虎が、
1602年に築城を開始、約6年の歳月をかけて
ほぼ完成されたという今治城。
武将の像としては珍しく平服姿の騎馬像。
時代を先取りし、平和な時代の城づくりを
考えた高虎に相応しい姿、今治城のシンボル。
海水を取り入れた水堀を曲輪の周囲に巡らせ、
内堀・中堀・外堀の三重の水堀で囲う
広大な城であった今治城は、
日本屈指の海城で、来島海峡の監視基地。
今治城の正門にあたる鉄御門は、
扉や柱に鉄板を使用した
最も堅固は枡形虎口の門で、
格式の高い城にしかない特別な門。
今も満潮時になると堀の北側にある水門から
海水が流れ込むそうですが、
かつて舟入には軍船が出入りできたとか。
別名:吹揚城、美須賀城
種別:平城(海城)
築城者:藤堂高虎
築城年:1602年
主な城主:藤堂氏、松平(久松)氏
愛媛県今治市通町3-1-3
2023.4.28
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