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日本100名城 今帰仁城

2022-12-04 23:27:59 | 日本100名城



沖縄本島北部にある今帰仁城跡は、
世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)、
国指定史跡、日本100名城に指定されています。

標高100mのほぼ独立した丘上にあり、
堅牢な城壁に囲まれたその城は、
やんばるの地を守る要の城でした。







怕尼芝(はにじ)らは北山王を称して
この地を統治していましたが、
中山王尚氏によって滅ぼされた後は、
琉球王府から派遣された監守という役人の居城に。

主郭(本丸)からは中国や東南アジアなどの
陶磁器が多く出土し、往時の繁栄をうかがわせます。

その後、薩摩軍に滅ぼされ炎上、廃城となりました。







「百曲がり」と称される大波がうねるような屏風状の石垣。
古期石灰岩で堅牢に築かれ、城郭を幾重にも取り囲んでいます。

世界遺産登録以降、城跡は徐々に整備および
修復作業の強化が行われており、
訪問時とは違っているようなので再訪したいものです。

別名:北山城、今帰仁グスク
種別:山城
築城年:13世紀後末頃
築城者:湧川王子

沖縄県国頭郡今帰仁村今泊4874

訪問日 2002.1.26

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