「081113.jpg」をダウンロード 実は昨日11月13日、私は山形まで「雪迎え」を見に行ってきました。
雪迎えとは、小さなクモがいっせいに飛び立つ現象で、日本では山形県南陽市を中心にしておこるものだけと言われています。
山形県南陽市。そう、皆さんが良く知っている十分一エリアです。
雪迎えは、十分一エリアの白竜湖を中心にごくまれに起こります。実は私はこの6~7年、この雪迎えを毎年追っかけていました。
私が「雪迎え」を追っかけ始めた理由は、一冊の本との出会いからです。
その本は錦三郎著、「空を飛ぶクモ」という本です。
私はこの本を読み、たちまち「雪迎え」の虜になり、毎年ひたすらこの季節になると天気図とにらめっこしていました。
その会あって、とうとう昨日、雪迎えを目撃できました。その写真を添付します。
雪迎えがあった場所は、南陽市ではなく、実は米沢の近く小野川温泉。この温泉の川上側1キロくらいの区間にだけ、2時~3時くらいにかけ発生しました。
実際はもっと多くのクモの糸が見えていましたが、いかんせん、通常のデジカメではそれを映し出せず、くやしい限りです。
学術的にも貴重なものと思います。