ピッチトリマーの設定が終わったところで、メインラインを製作します。
EXEのハーネスは、基本的にオーダー時に指定がなければDHVスタンダードの長さで製作します。
これはドイツのDHVが定めた規格の長さで、現在すべてのハンググライダーメーカーは、このDHVスタンダードの長さでスイングラインを製作しています。
つまり、DHV スタンダードのスイングラインを用いたグライダーと、DHVスタンダード長のメインラインを持つハーネスは、基本的にフックインしたとき長さがぴったりになるようになっています。
しかし、悲しいかな!
20年以上DHVスタンダードの規格があるにもかかわらず、多くのユーザーが大昔のハーネスにあわせてグライダーのスイングラインを特注したりするために、なかなか定着せず、いまだに長さがあわないとのクレームが後を絶ちません。
ユーザーが勉強してくれれば、面倒なことはなくなるのですが…。
話が少し横道にそれましたが、メインラインを製造するときは、実はホットボンドで仮止めを行ってから本縫いに入ります。
ホットボンドはホームセンターで容易に手に入ります。
ホットボンドはかなり重宝するもので、両面テープでの仮止めでは接着力が不足する場合は、ホットボンドがかなり使えます。
ただ今の納期情報。 バックオーダー1着。 納期は一ヶ月ほどです。