昨今、ハングライダーのハードウェアーに関する情報が少ないことに、少々危惧を感じております。
チューニングもよくわからない。ハングはどこをいじればどのようになるのか?
知りたい人はたくさんいるんでしょうが、しかし、そんなことを、教科書的にブログに書いても、なんだか読んでいて肩が凝るような内容になってしまう‥。
そこで考えたのですが、ハンググライダーが出来た当初からの、その歴史を追って、そして、どのように進化してきたのか‥。それを連載してみようと思い立ちました。
正直、今これを私がやっておかないと、この先ずっとハンググライダーの進化の貴重な記録がなくなってしまうと本気で思っています。
ということで、ハンググライダーの歴史をずっとず~とさかのぼり、三角形のロガロ翼以前のハンググライダーにまでさかのぼって紹介したいと思います。
皆さん。60年以上前に、今のATOS VRに匹敵する性能を持った固定翼が実在していたことをご存知ですか?
また、それよりも前、第二次大戦以前に、実は日本の若干19歳の青年が、重量25キロ、滑空比21:1のハンググライダーを作っていたことをご存知でしょうか?
そんな、今となってな消えてしまいそうな、しかし、大切なハンググライダーの「事実」を語ってみたいと思います。