鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

鶴岡八幡宮に寄ってみた

2016-12-03 | 神社


2 0 1 6 年 1 1 月 1 2 日 ( 土 )

午 前 1 0 時 3 7 分

神 奈 川 県 鎌 倉 市

J R 鎌 倉 駅 東 口



人身事故で1時間押しというトラブルもあり、10時半過ぎにようやく鎌倉駅に到着しました。



休日の鎌倉、さらに紅葉シーズンとあって、駅前は観光客で混雑しています。
もう少し早く到着すれば、人出は多くはなかったかも・・・という思いもありましたが、ここは現実を受け入れ、気を取り直して参りたいところです。

今回の鎌倉旅は、私がどうしても行きたい寺院を訪れます。
その寺院は、鎌倉駅から2キロ以上離れているということで、公式サイトでは路線バスでアクセスするのを推奨しています。
しかしこの激混みっぷり・・・・・・我々はバスに乗車するのをあっさりあきらめ、徒歩で向かうことにしました。




午 前 1 1 時 1 6 分

若 宮 大 路 ・ 鶴 岡 八 幡 宮 二 の 鳥 居




鶴岡八幡宮からまっすぐ由比ヶ浜に伸びている若宮大路へ。
二の鳥居から八幡宮までは段葛(だんかずら)という、若宮大路の中央を一段高い参道が走っていて、本殿に通じています。



しかし、駅に着いたのが10時37分。
それから若宮大路に入ったのが11時16分。
駅から段葛までは至近なのに、これは時間のかかり過ぎではないか?

たしかに私ひとりなら、この程度の移動にこれほどの時間はかけません。
しかし今回はそうではありません。
傍らの御方おタバコを所望されるのです。
人身事故で長時間列車に閉じ込められたため、より一層おタバコを所望されることに。
そして私もチューハイ3缶を空けたため、おなかがゆる~い状態に。

そのため、駅近くのエクセルシオールで、おタバコをまとめて嗜み、あるいは整腸することとなったのでした。



日輪は高らかと由比ヶ浜より照りつけ、人の群れもその数を増していった段葛。
そのとある一基の石灯籠・・・



あの蛭子能収氏が灯籠を奉納しているではありませんか!!
氏といえば吝嗇(ケチ)で有名(ご無礼)な方。
氏の主演番組・「路線バスの旅」でも、「俺は神頼みはしない」という趣旨の発言をしているのに、なぜ灯籠を???
そういえばその発言のすぐあとで、「競艇のときは~~」とも言っているので、そのあたりの理由で奉納したのでしょうか?
それとも、併記されている蛭子悠加夫人に勧められたのでしょうか?

ふたりであれやこれやと話しながら、



八幡宮の三の鳥居前に到着しました。

ここから目的地のお寺までは、八幡宮前の交差点を右折して金沢街道を歩いていくことになります。
しかしこの道は歩道が狭く危険、それにせっかく八幡宮の目の前に来たので、このまま参拝することにしました。



鶴岡八幡宮の境内へ。



最初にお目にかかるのは、池に架かるアーチ状の太鼓橋です。
段葛からそのまま境内に入るとここに到達します。
太鼓橋は「神様が通る橋」という意味合いで、通行はできなくなっています。



先には舞殿、大石段の上に上宮楼門がそびえます。
舞殿は、このあたりで静御前が思い人・源義経を慕う舞を舞ったということで、後世しつらえた舞台です。
この日は舞殿で祝言が執り行われていました。



舞殿までの参道の途中。うといべんこ??
わが御前はたま~に珍妙なセリフをのたまいます。
「疎い便子」?? 便秘のこと??? この御前の傍らはまったく飽きることがありません(#^.^#)


手水舎でみそぎをし、大石段に差しかかったところ。



大銀杏の切り株が残っています。
大銀杏は平成22年(2010年)の強風で倒れてしまいましたが、切り株からふたたび若芽が生えているのだそうです。
伝説では、鎌倉幕府3代将軍の源実朝が、この大銀杏で待ち伏せしていた2代将軍・頼家の遺児・公暁に暗殺されたといいます。



上宮楼門
扁額の「八幡宮」の「八」の字は2羽の鳩で成っています。
鳩は神の使いであるとされているからで、鎌倉銘菓「鳩サブレ」もこの鳩が由来になっているそうです。



八幡宮でわが御前の長久を祈願し、八幡宮の境内を出ました。