小樽の地に下り立ち、そろそろ6時間が経とうとしています。
時は夕刻、風情ある街並みはそれぞれに明かりを灯し、宵闇に煌かんとしている頃・・・。
私はこの日、東京に戻らねばなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/95/03d62a2443cd28a2a566589d8d3c80d4.jpg)
後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、小樽の玄関口・JR小樽駅に戻りました。
コインロッカーに預けていた手荷物に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bf/4ce53eac8f9dceaa973214bf4079efee.jpg)
新たに購入したお土産を加え、小樽駅本屋【国登録有形文化財】に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/5f/4c9d12bc6c2079268634f72eaf883067.jpg)
今回乗車する電車は、17時00分発 快速エアポート174号 札幌方面 新千歳空港行きです。
当時はこの駅舎が文化財であることを気にしていなかったので、あっさりホームに入ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/44/cd2967ce741e1adde7bd491eca761427.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1e/9fa81fa21e7247c7a5b4b2ab5a4e56b2.jpg)
快速エアポート174号は、すでに5番線に入線していました。
その向かいの4番線、なんだか表示が特別な仕様になっているようですね??
4番線はかつて、昭和の俳優・石原裕次郎がテレビ番組かなにかで4番線に下り立つシーンがあり、のちに「裕次郎ホーム」と呼ばれるようになったそうです。
よくよくみると「4」の数字は、裕次郎が趣味にしていたヨットをかたどったものになっています。
ほかに4番線には石原裕次郎のパネルなどがあるそうですが、私はすべてスルーしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/70/fd1b0ec6536e3bd3efaf3430730eebb4.jpg)
JR北海道731系電車に乗って、札幌方面へ戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/be/f7e8bd23444e3e79ecaf52bff30fab22.jpg)
小樽駅から2駅目の小樽築港駅を過ぎると、電車は石狩湾ぞいを走ります。
札幌から小樽に向かった時とは違い、逆方向の電車はまさに海岸線すれすれを走っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2f/fdb2121cbb4885b66f44f99d8c6eb5ed.jpg)
西側を振り返ってみました。
小樽の街を見ているつもりでしたが、たぶんその先の余市方面だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ab/f6f075394ee395e5242091f840287a98.jpg)
東の方角。
遠くにぼんやり見えるのは札幌かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c0/53422264257f453598d5a3f733c618e1.jpg)
朝里駅を過ぎると、夕空にいささか寂しげな恵比須岩が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/78/192231d3c74060a343a830886555e5f8.jpg)
恵比須岩の姿をもって、この旅の車窓は見納めとなります。
18時12分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/cc/daf8ca34fafd9660e6372bfa17add457.jpg)
札幌を通過し、終着・新千歳空港駅に到着してしまいました。
【今回の乗車記録】
JR北海道 (S15)小樽駅 5番線 17時00分発
[S][H][AP]函館本線 ✈快速エアポート174号 千歳線直通 新千歳空港行き 6両
(AP15)新千歳空港駅 1番線 18時12分着
*所要時間 1時間12分
*移動距離 80.4km *運賃 1,780円