令 和 3 年 ( 2 0 2 1 年 ) 3 月 2 8 日 ( 日 )
午 後 2 時 4 7 分
茨 城 県 守 谷 市
今井の桜で
白鳥を見てきた翌日。
この日は
女王様ご一家とともに、
柏ナンバーのかわいいクルマで守谷市内を走行していました。
(C)女王様
(C)女王様
沿道の桜を眺めつつ、クルマは龍ケ崎市内へと進んでいきました。
龍ケ崎は、知る人ぞ知る
「コロッケの街」だそうです。
肉をまったく食べられない
女王様が、問題なくお召し上がりになることのできる数少ない料理、それがコロッケ。
桜の名所を訪ねながら、龍ケ崎のコロッケをハシゴしていこうじゃありませんか。
龍ケ崎コロッケ、最初のお店へ。
「まいんコロッケ」さんです・・・・・・と執筆の時まで思っていたのですが、これは屋号ではないらしい???
こちらの屋号は
「チャレンジ工房どらすて」・・・・・・と思ったら、そばには
「龍ケ崎コロッケ会館」という表記もあります。
いったいこちらの屋号は何なんだ???と、この執筆中に混乱してしまいました。むむむ・・・・・・・。
茨城県でグルメによる街おこしを始めたパイオニアが、龍ケ崎市のコロッケです。
龍ケ崎の商工会の女性部が中心となって作られたコロッケ、それが「まいんコロッケ」。
「まいんコロッケ」は
「第2回 Yahoo!JAPAN「ご当地メシ決定戦!」で日本一を勝ち取り、以後龍ケ崎がコロッケの街として認知されるに至ったのです。
ところで、「まいん」って何だろう???
調べれば調べるほど混乱してしまうので、ひとまずここの屋号は「まいんコロッケ」としておきましょう。
ここでのオーダーは・・・
米粉というワードに惹かれた
女王様のために、
ライスクリームコロッケ(200円)を2枚。
オーソドックスな
ポテトコロッケ(150円)を2枚。
それと、なんだか気になってしまった
黒豆コロッケ(150円)とかいうのを1枚。
合計金額850円を支払うと、商工会の女性部員と思しき淑女の皆様方が、慣れた手つきで調理を開始します。
そして数分後・・・
揚げたてのコロッケ5枚が、パックの中に収められました。
こちらの賞味は後ほど。
「まいんコロッケ」と同じ通りを進むと、
龍ケ崎コロッケ・2軒目のお店
「服部精肉店」さんに到着しました。
ここは以前も訪れたことがあるので、お店の淑女ともすっかり顔なじみになっています。
こちらの
米粉のクリームコロッケ(160円)を
女王様がいたくお気に召しており、月1~2回のペースで休日に訪れているのです。
というわけで注文は、くだんの
米粉のクリームコロッケ(税込160円)を2枚。
女王様もうひとつのお気に入り・
山芋の和風コロッケ(税込160円)を2枚。
それから
愛情龍ケ崎コロッケ(税込120円)も2枚。
お店の淑女は、これまた手慣れた手つきでコロッケを揚げていきます。
あつあつのコロッケと引き換えに代金880円を支払うと、
おまけの乳酸飲料を3本いただきました。
女王様、太后様に私の分・・・
父王様の分がない!
父王様は車の中で待っていたので、お店の淑女は店頭に赴いた3人分のおまけを用意してくださったんですね。
さて、このコロッケをどこで食べるか。
移動しながら車中で食べるというのも、なんだか気忙しい感じがします。
(とくにハンドルを握る私は、おちおち食べ物をいただくことはできません)
地図を参照すると、近所に
般若院という
枝垂れ桜の名所があるようなので、そこへ行くことにしました。
地図が指し示す場所に到達したはずでしたが・・・
駐車場がない?
道が狭すぎて寺に行けない?
そもそも寺が閉まっている???
こうしている間にも刻々と時間は過ぎていきます。
そしてあつあつのコロッケは徐々に冷めていきます。
そして傍らの御方は徐々に熱気を帯びていきます・・・。
「近くのコンビニの駐車場で食べればいいでしょう!
なんでそんな所に行こうとしたの?
せっかくコロッケを買ったのに、冷めちゃうじゃないの!!
お父さんとお母さんには、揚げたてを食べてもらいたかったのに!!」
・・・・・・今年も、怒られてしまいました。
あらためて、某コンビニの駐車場にて。
龍ケ崎コロッケ、うまい!
まずどのコロッケにも言えるのが、
調味料は一切不要ということです。
素材の味がしっかりと出ている・・・なんてありきたりな表現ではありますが、これらのコロッケにはぴたりと当てはまります。
そういえば「服部精肉店」さんで
「龍ケ崎コロッケしょうゆ」なるものが店頭で販売されていましたが、皮肉にもそのようなものは龍ケ崎コロッケには必要なさそうです。
「まいん」さんの
ポテトコロッケ、「服部」さんの
愛情龍ケ崎コロッケはどちらもじゃがいもの旨さがしっかり味わえます。
米粉のクリームコロッケは、両者は対照的。
「まいん」さんのコロッケはゴボウとレンコンが入っていて、特にゴボウの風味がとても香ばしいです。
それに対し「服部」さんのコロッケはマイタケとシイタケが入っているようで、その旨味がやみつきになってしまいます。
「服部」さんの
山芋の和風コロッケも、エビと鶏肉のエキスが入っているようです。
とくにエビの風味が色濃く、肉類が食べられない
女王様も、このコロッケは毎回召し上がっています。
相変わらずのうまさです。
最後に、「まいん」さんの
黒豆コロッケ。これはうまかった!
黒豆とコロッケって、相性はどうなのよ? と疑っていた私にとっては、想像をはるかに超える美味。
味はたしかに、豆、マメ、黒豆なんです。
それが、なんというか・・・とにかく美味なんですよ。
う~ん、ひどい文章。
これは再度龍ケ崎へ行って、コロッケの味を確認してこなければなりませんねぇ。
コロッケの美味のおかげで、荒ぶる
女王様の御心は、ふたたび鎮まったのでした。