釧路川の遊歩道を歩き、今度は橋の下流まで足を運びます。
幣舞橋のわきに建つ釧路川河口のランドマーク、釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO(ムー)」。
MOOの本館は画像左側の建物で、こちらの扁平な建物は「EGG(エッグ)」というそうです。
EGGの中は、温室植物園になっています。
EGGは "Ever Green Garden" の略のようです。
1年を通じて緑に囲まれた庭園のような、憩いのスペースとなっています。
EGGを出ました。
EGGに隣接するMOOからは、釧路漁港が目と鼻の先。
釧路川には多くの漁船が停泊しています。
対岸にも、小型の漁船が停泊していました。
漁船を間近で見る機会があまりなかった私は、食い入るように見て回ります。
漁船にもいろいろなタイプがあるんだなぁ~、と興味深く見て回ります。
ちなみにMOOは、 "Marine Our Oasis"(海は私たちの憩いの場)という意味があるそうです。
また釧路が「霧の街」としても知られていることから、「霧」の音読み「ム」にかけた愛称が名づけられたそうです。
漁船一隻に、じつに多くの器械が載せられているんだなぁ~。
船に乗るためには、これらの器械を使いこなさなければならないと思うと、じつに大変なお仕事です。
ひときわ大きな漁船。
この漁船では、漁師さんたちが忙しそうにお仕事していました。
この先は、大いなる太平洋です。
この日は日本列島を台風16号が通過していましたが、釧路の海はとても穏やかでした。
午前10時を回り、MOOが営業を開始しました。
まだ早い時間ということもあり、観光客はまばらでした。
中は海産物のお店が多く入っています。さすがは「フィッシャーマンズワーフ」です。
他にも、木彫りの熊といった民芸品のお店、六花亭やらロイズやらのお土産物をそろえたセレクトショップなんかもありましたが、お土産物は最終日にまとめて買う予定の私は、冷やかすだけでおしまい。
ただただ店を見て回っては、時間をつぶすといった具合です。
北海の魚を紹介するアクアリウムもありました。
こいつはチョウザメ、あのキャビアの母ちゃんですね。
あげくの果てにはこんなものまで!
このUFOキャッチャーで捕まえるものは、なんと活きた毛ガニです!
私は当然不参加・・・・・・もしまかり間違えて活きた毛ガニをゲットしたところで、処理に困るのは目に見えてますからね(^_^;)
MOOの2階は食事処と、ハローワークのフロアになっています。
なぜハローワークと食事処が同じフロアに!?とは感じてしまいますが、
ハローワークのすぐ近くにあったベイカフェ「風車」という喫茶店。
ほかの食事処が11時開店なのに対し、この喫茶だけは10時開店ということで、ここで休憩をとることにしました。
ベイカフェというだけあって、窓の景色はなかなかのものです。
なぜか対岸についつい目が行ってしまいますが、
釧路川に停泊する漁船を俯瞰することができます。
眼下の景色とともに、ベイクドチーズケーキ・アイスコーヒーのセット(700円)を味わいました。
カフェでノートPCを開いて作業していると、時刻は11時半を回りました。
少し早いですが、ここで昼食をいただきます。
1階に下りると、
さんまんま「魚政」というお店に立ち寄りました。
ここでのお目当ては、やはりさんまんま(650円)なるご当地グルメ。
かんたんにいえばごはんのサンマ包み焼き、といったところ。
付け合わせのさんまつみれ汁とともにいただきます。
さんまんま! これはうまい!!
ごはんのサンマ包み焼きを、醤油ダレをつけてじっくり焼いたものですが、タレがうまい。
また、釧路のサンマは当然うまい。
そして、ごはんとサンマの間にはさんである大葉がなかなかイイ仕事をしています。
時間があったら、まずおかわりしていたでしょう。
それくらいここのさんまんまはおいしかったです。
時刻はもうすぐ正午。
札幌行きの高速バスに乗るべく、釧路駅の方へ歩き出すのでした。
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