天王寺周辺を夜回りして
先週水曜日の祈祷会後の夜と木曜日の早朝、有志で教会周辺で野宿される方々の現況を知るために歩いてまわりました。4箇所で42人の方々が簡易テント、段ボール、寝袋などで野宿されていました。その数は予想していたよりも少ないように思えました。天王寺公園ゲート前で野宿されている20人のうち、キャンプ用のテントを張っている方、大きな寝袋を身に着けて防寒対策をしている方もいました。天王寺駅前には8人の方が段ボールの中で夜を越されていました。アーケード街は数日前まで数人の方が段ボールで寝ておられたのですが、この日は1人も見ませんでした。また四天王寺の境内には14人の方々がテントなどを張って野宿されていました。南門が24時間開放されていて、自由に出入りができます。再び翌朝6時過ぎに行くと、境内から聞き慣れたラジオ体操の音が流れ、近隣町内の方々がざっと50人はいたかと思いますが、ラジオ体操をしていらっしゃいました。すでに野宿されていた方々の姿はそこにありません。辺りもすっかりきれいになっていました。事情は分かりませんが、お寺さんやご町内の方々は、野宿される人たちのことを知っていて、受け入れているのかも知れません。また、その日の午後、天王寺公園前でボランティア団体の方々による炊き出しが行われ、40人くらいの人たちが集まっていたということです。
天王寺の町の様子も、ここ数年様々に変わっています。町がきれいになっているのも確かです。しかし、その背後で野宿生活を余儀なくされている方々が、町から追い出され、閉め出されているのなら、それは人道的にも見過ごせないことです。当面何ができるわけでもありまんが、まずは今後も状況を把握し、見守っていくことができればと願っています。
先週水曜日の祈祷会後の夜と木曜日の早朝、有志で教会周辺で野宿される方々の現況を知るために歩いてまわりました。4箇所で42人の方々が簡易テント、段ボール、寝袋などで野宿されていました。その数は予想していたよりも少ないように思えました。天王寺公園ゲート前で野宿されている20人のうち、キャンプ用のテントを張っている方、大きな寝袋を身に着けて防寒対策をしている方もいました。天王寺駅前には8人の方が段ボールの中で夜を越されていました。アーケード街は数日前まで数人の方が段ボールで寝ておられたのですが、この日は1人も見ませんでした。また四天王寺の境内には14人の方々がテントなどを張って野宿されていました。南門が24時間開放されていて、自由に出入りができます。再び翌朝6時過ぎに行くと、境内から聞き慣れたラジオ体操の音が流れ、近隣町内の方々がざっと50人はいたかと思いますが、ラジオ体操をしていらっしゃいました。すでに野宿されていた方々の姿はそこにありません。辺りもすっかりきれいになっていました。事情は分かりませんが、お寺さんやご町内の方々は、野宿される人たちのことを知っていて、受け入れているのかも知れません。また、その日の午後、天王寺公園前でボランティア団体の方々による炊き出しが行われ、40人くらいの人たちが集まっていたということです。
天王寺の町の様子も、ここ数年様々に変わっています。町がきれいになっているのも確かです。しかし、その背後で野宿生活を余儀なくされている方々が、町から追い出され、閉め出されているのなら、それは人道的にも見過ごせないことです。当面何ができるわけでもありまんが、まずは今後も状況を把握し、見守っていくことができればと願っています。