日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

巻頭言

2008-06-08 07:41:35 | メッセージ
本日の宣教から 「主イエスの宮清め」マルコ福音書11・15~19

なぜイエスは、「神殿の境内で売り買いしていた人々を追い出し、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けをひっくり返される」というような、ある意味過激ともとれる態度に出たのでしょうか。イエスをつき動かしたものとは一体何だったのでしょうか。今日はそのイエスの深い思いを行間から読み取っていきたいと思います。
エルサレムはこの頃、パレスチナのユダヤ人だけでなく、それ以外の世界、各地から集まって来た離散したユダヤ人たちで、そうとうなにぎわいを見せていました。ここ天王寺なども門前町と言われ、毎月20、21日は遠くから近くから来た人々が行き交い、教会の前の通りや四天王寺の境内には露店が軒を連ねてにぎわっています。エルサレはまさに、神殿があるということによって都が成り立っていた面が多々あったのです。
神殿の境内では、神殿にささげる動物やその他諸々のものを売る商人や神殿税を払うための両替人がおりました。またそれを買い求める者や両替をする者もいたのです。またマタイ福音書21章の同じ記事には、境内には眼や足の不自由な人々もいたようです。
イエスはそこで何を問題にされたのでしょうか。
その問題は私たちへの問いかけでもあるのです。
コメント
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