7月31日~8月3日まで全国少年少女大会が開催された。私は分団リーダーとして今回も奉仕させて戴きました。また、息子は少年少女として、連れ合いはリーダーキャンプに参加することがゆるされました。皆さまからのお祈りとお支えを戴きました事をまず感謝いたします。
北は旭川から南は沖縄より151名の少年少女たちが天城山荘に集いました。大会スタッフ、分団リーダー他、並行して開催されたリーダーキャンプ参加者をあわせると総勢213名にもなりました。今回の大会講師は、藤岡荘一先生(宮城県:錦織バプテスト教会(同盟)伝道師)。あの未曾有の3.11大震災直後より自分の家を失い仮設住宅等で生活を余儀なくされた被災者の方々一人ひとりを訪ねて回り、卵やお豆腐を配り続けられたそうです。そして訪問後は「また来ます」といってその場所を後にされていたそうです。藤岡先生は、「また来ます」という約束は不確かなものではあるが、主は、「私たちにまた来ると約束してくだっている、その信頼の約束は確かなものである」と語られました。けれども、人として自分の出来得る限りのことをなされていったその原動力とは一体何なのか?ご講演を通じて、「ソウルフード(魂の食物)」「ソウルホーム(魂の家)」について、幾つかの御言葉に思いを深めることができました。つくづく思わされたことですが、教会はこの地上にあって「魂の食物」を届け、「魂の家」となっていくことをあきらめてはならないのです。そこに「主の家に帰り、主と共に食卓に与る」究極の希望があるからです。 T・S