ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

黒い花火

2008年10月25日 | 仕事
昨日の夕方に福岡から広島に移動しました。
今日は、広島のイベントに出店した得意先の販売の応援をしました。勿論、応援する商品はオヤジの勤める会社の製品です。

開店から販売は順調で、思わず売り声にもチカラが入ります。
そんな昼下がり、突然響き渡る爆発音の連続に音のした方向を見上げると真っ黒い煙が立ち込め、花火と思われる火花が連続していました。
なるほど、昼間打ち上げる花火だと真っ黒に見えるんだなどと話をしておりましたが、夜になって下の記事でその正体が解りました。

なるほど、黒いのは意図的だったんですね。ただの花火ではなく芸術作品だったんです。

いやはや知らないのに既存の知識で解ったつもりに理解していることは恐ろしいことです。
以下 そのことについて書かれた記事。

>>>ヒロシマ賞受賞作家、原爆ドーム上空に黒い花火打ち上げ
   朝日新聞 asahi.com 2008年10月25日19時27分

 現代美術を通して世界へ平和を訴えた芸術家に贈られる「ヒロシマ賞」(広島市、朝日新聞社など主催)の第7回受賞者で中国籍の現代美術作家、蔡國強(ツァイ・グオチャン)さん(50)=米国在住=が25日午後、広島市中区の原爆ドーム付近の河岸で黒い花火を打ち上げるプロジェクトを行った。原爆の犠牲者への哀悼と鎮魂の意が込められているといい、約千発の黒煙火薬を使った花火がドーム上空で炸裂(さくれつ)する様子を多くの市民らが見守った。

 広島市南区の広島市現代美術館ではこの日から、蔡さんの個展が始まった。北京五輪で視覚・芸術監督を務めた後の初の個展で、新作を含む15点を展示。紙の上で火薬を爆発させる技法で描いた横45メートルの山水画など、戦争と破壊、平和と再生をテーマにしている。来年1月12日まで。
コメント (2)
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