ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

微妙

2009年03月30日 | 戯言
<平田議員「一銭ももうけてない」 株の売却、地元で釈明>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年3月29日

 株売却問題の責任を取り、財務副大臣を辞任した平田耕一衆院議員=自民、比例東海ブロック=は29日、三重県四日市市内の地元自治会の総会に出席し、「私が持っている株を私の会社の名義にしただけ。一銭ももうけていない」と語った。

 平田氏は、石膏(せっこう)ボードメーカー「チヨダウーテ」(四日市市)の株式を、市場の2倍近い総額6億1600万円で燃料会社「ゼロシステム」(同市)に売却した問題が表面化し、辞任した。

 平田氏は住民約60人の前にひざをついて座り、「チヨダ株は純資産額にするとだいたい(1株あたり)千円。半分くらいのところで価格を決めたが、これだけまとまった株を市場で売ると安くなる。市場を通さなくても取引は自由にできる。貸付金という形で(ゼロシステム社に)増資するだけだ」と述べた。

 財務副大臣を辞任したことについて、「不本意だが、民主党に『辞めないと参院予算の審議をしない』と言われたから」と説明。「地元に迷惑をかけて申し訳ないが、引き続き議員として皆さんのためにできることをしたい」と支援を求めた。

 平田氏は26日の辞任会見でも、「(株の)名義を換える感覚だった」などと述べ、在任中の株売買の自粛を求める大臣規範に抵触するかどうかについては「微妙だ」と繰り返していた。
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売却を市場価格の倍以上でしたにも関わらず一銭ももうけていないと言われても、地元の支持者は承知するでしょうが、普通の有権者であるオヤジにはどうも納得できません。

そもそも何故現在の市場価格の倍でなのか、購入した時の値段がそうなんだからということであればまだ合点もいきますが、どうもそうではないらしい。
名義を書き換える感覚とか、貸付金のつもりと言われても、結局市場価格の倍近い相場で売却したその金はどうなってるのかについて明確に説明責任を果たすべきだと思います。

何より巷で疑われるようなことを何故この時期に敢えてしなければならなかったのか、会社の経営が絡んで明解に説明するには微妙な面もあるでしょうが、微妙が重なるほど邪まな意図を微妙に疑わざるを得なくなります。
コメント
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