ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

耳の痛い話

2009年03月15日 | 時事
今日は昼間暖房無しで過ごしました。
寒暖を繰り返しなからも仙台にも確実に春が近づいているんだなぁと実感しました。

日経ビジネスの来週号(3月16日号)の巻末コラム「終わらない話」に日本サッカー協会の川渕キャプテンが「自分の限界を問い直せ」という記事を書いています。
楽に流されているオヤジにはある意味耳の痛い話です。

(以下引用)世間に「甘え」が蔓延しているのではないか。最近、ニュースで雇用問題が取り上げられるたびにそう感じてしまう。(中略)「仕事がない」という声をよく聞く。確かに、現在の不況ではその通りだろう。しかし、自分がやりたくない仕事まで選択肢に入れて、必死になって探し回った結果、そういう結論になったのかどうか。やりたいことだけをして生きていけるほど、世間は甘くない。思う通りにならないからといって、社会に責任を押しつけるのは根本的に間違っている。(以上引用)

自分の「甘え」を振り返ると耳が痛いけれど、コラムの主旨はまさに同感であります。
公務員の前倒し募集には殺到するのに、農業だ、介護だ、警備だというと募集定員に満たない状況で、世間的には雇用状況が悪化していて社会が悪い、大企業の横暴だというのはおかしなことです。

仕事が無いワケではない、確かに仕事の厳しさの割に収入が高くない職種もありますから、何とか少しでも仕事の厳しさと収入が見合う仕事は無いかという思いもあるでしょうが、その選択は自己責任において為されるべきであって、それを社会のせいにするなとオヤジも言いたいところです。

仕事は楽しくできるに越したことはありませんが、仕事は元来厳しいものであって、楽しくないこと、辛いこと、逃げ出したくなるような困難にも立ち向かってこそ、仕事のやりがい、自己の成長に繋がると思います。

嫌な仕事を無理にやる必要はないとか、これは自分がやる仕事ではない、自分にはもっと向いた仕事があるはずだ、そういった考え方も自分の選択であり自己責任なんだということを認識するべきですし、世間やマスコミが下手な同情論でこういった甘えを正当化することのないようにしなければいけないと思います。
コメント
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