ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

大関が強くないと

2009年05月24日 | 戯言
久々に千秋楽の相撲の最後3番、そしてプレミアムオプションの優勝決定戦を視ました。
やはり優勝への意気込み、ハングリーさが如実に土俵に現れるものです。

その点で最初に見た一番はどうもね。
大関同士、しかも一方は満身創痍で勝ち越したもののその後負け続けているベテランと一方は相星でこの一番に勝ち越しをかけているこれもまたベテラン。
どちらも身体のあちこちにテーピングがされ、視ているだけで痛々しい。結果も予想どおり、8勝している力士と何とかカド番だけは免れたい力士の意思のチカラの差でしたが、とても「これより三役」の相撲じゃありませんでした。

かつて初代貴ノ花の頃は、大関は二桁勝利が求められ、身体に恵まれない貴ノ花がなかなか二桁勝利できないところクンロク大関などと皮肉られていましたが、今や9勝すればむしろ立派なもの、大半がとにかく8勝挙げ続けることが目的になってんじゃないのって疑ってしまいます。

確かに8勝と言えども勝ち越すことは大変だと思いますが、さらに上を必至で目指すというより、この辺で十分、ココでとりあえず長く頑張れればなんて、どこかのサラリーマンみたいな意識になってしまっては勝負の世界が面白くなくなるのは当たり前です。

結果的に大関がいなくなってしまっても、例えば一場所でも負け越せば陥落とか、2場所連続で二桁勝利できなければ陥落くらい、基準を厳しくするのも一考じゃないでしょうか。

今回は二人の横綱に一番若くさらに上を目指そうとしている大関が優勝争いに絡んだことで面白みが俄然高まったと思います。やはり大関もそれなりに強くないと場所は盛り上がりません。
コメント
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