<鈴木宗男議員「検察権力と闘っていく」 上告棄却会見>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年9月8日
「わいろをもらったという認識はありません」「いかなる環境にあっても検察権力と闘っていく。青年将校化した検察官は冤罪を生んでいく」
上告棄却決定を受けて、午後5時すぎから東京・永田町の衆院議員会館で会見を開いた鈴木議員は、捜査段階から続けてきた無罪主張を改めて展開。「密室での取り調べ、一方的な調書、その調書を金科玉条のごとく最優先する判決。真の公正公平はどこにあるか」と裁判所の判断も批判。わいろだとの認識を裁判以外の場で否定したという贈賄側関係者の陳述書も配り、「司法の判断は判断としても、これが真実だということを、自信をもって公言したい」と力説した。
胸元には、自ら結成した新党大地のシンボルカラーでもある、緑のネクタイ。失職後の政治活動については「私の志はきちんと受け継ぐ者がいると考えている」と述べた。
笑顔も見せながら話していた鈴木議員の表情が一転したのは、家族の反応を聞かれた時。「犯罪者の家族になる、犯罪者の子どもと言われるということについては申し訳ないという思いでいっぱいです」と話すと涙があふれ、娘が電話で励ましてくれたことについては「親として申し訳ないと思いながらも、ありがたい」と声を震わせた。
会見は約15分で終了。最後に政界復帰の意思を聞かれると、「国民が決めること」と前置きしたうえで「政治とは切っても切り離せない人生ですから、私は死ぬまで、バッジがあろうとなかろうと、経験を少しでも生かせるような生活をしていきたい」と語った。(中井大助)
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それだけ社会的に影響もあり、思いをもって国政に関わっている方いるんでしょうから、ムネンさもひとしおでしょう。
それでもこうやって世間に向かって自分の意見を主張できる立場は、ある種恵まれていますね。
普通はどんなにムネンでも、どんなに納得がいかなくても「検察権力と闘う」なんて多くの人に訴えることはできずに受け入れるしかないのが現実ですから。
ある種「権力」の一端だった人が「権力と戦う」と吠えること自体が皮肉です。
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年9月8日
「わいろをもらったという認識はありません」「いかなる環境にあっても検察権力と闘っていく。青年将校化した検察官は冤罪を生んでいく」
上告棄却決定を受けて、午後5時すぎから東京・永田町の衆院議員会館で会見を開いた鈴木議員は、捜査段階から続けてきた無罪主張を改めて展開。「密室での取り調べ、一方的な調書、その調書を金科玉条のごとく最優先する判決。真の公正公平はどこにあるか」と裁判所の判断も批判。わいろだとの認識を裁判以外の場で否定したという贈賄側関係者の陳述書も配り、「司法の判断は判断としても、これが真実だということを、自信をもって公言したい」と力説した。
胸元には、自ら結成した新党大地のシンボルカラーでもある、緑のネクタイ。失職後の政治活動については「私の志はきちんと受け継ぐ者がいると考えている」と述べた。
笑顔も見せながら話していた鈴木議員の表情が一転したのは、家族の反応を聞かれた時。「犯罪者の家族になる、犯罪者の子どもと言われるということについては申し訳ないという思いでいっぱいです」と話すと涙があふれ、娘が電話で励ましてくれたことについては「親として申し訳ないと思いながらも、ありがたい」と声を震わせた。
会見は約15分で終了。最後に政界復帰の意思を聞かれると、「国民が決めること」と前置きしたうえで「政治とは切っても切り離せない人生ですから、私は死ぬまで、バッジがあろうとなかろうと、経験を少しでも生かせるような生活をしていきたい」と語った。(中井大助)
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それだけ社会的に影響もあり、思いをもって国政に関わっている方いるんでしょうから、ムネンさもひとしおでしょう。
それでもこうやって世間に向かって自分の意見を主張できる立場は、ある種恵まれていますね。
普通はどんなにムネンでも、どんなに納得がいかなくても「検察権力と闘う」なんて多くの人に訴えることはできずに受け入れるしかないのが現実ですから。
ある種「権力」の一端だった人が「権力と戦う」と吠えること自体が皮肉です。
